転生者・ディオ   作:抹っ茶

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有言実行!(ギリギリだけど)


あとやっとジョジョリオン買いました。


注意

最期端折った感が有ります

例によっておかしな点があれば…あとオリジナルのスタンド名が余所の作品と被っていましたらご一報下さい。


二人の転生者と無名のギーシュ

【ジョナサンside】

 

「君が、ジョナサン・ジョースターだね?」

 

「…君が、ディオ?」

 

信じられない!あのディオが今目の前にいる!!しかもその妹としてエリナまで!

 

いや、落ち着け……まだディオが敵になるか見定めていないんだ…油断してはいけない。

 

それにしてもなんだろう…ディオを見た瞬間から、心を掴まれるような感覚?のようなものを感じる。

これがディオの『カリスマ』なのか?

 

 

「あれ?君達はもう知り合いだったのかい?」

 

「…まあそんなところかな?」

 

 

 

ギーシュ君はディオと親しげにしている。とゆう事はディオは善人なのか?……或いは善人のフリをしているのか……あるとすれば後者だろう。

 

だけどこのディオは転生者だから別人…でも踏み台系なら余計にたちが悪い可能性もある……どうやって確かめよう…。

 

 

 

 

 

「ジョジョ?何か考え事かい?」

 

「あ…ああ、何でもないよギーシュ。よろしく!ディオ」

 

「…こちらこそよろしく、ジョジョ」

 

ギーシュ君はそんな僕らのやり取りに違和感を感じているようだった。

 

 

…その時は特に何事も無かった…

 

ディオが『後で話がある』と耳打ちした以外は…。

 

 

 

 

 

あ…最初のセリフ、ジョジョで返せなかった。

 

【sideout】

 

 

◦ ◦ ◦ ◦ ◦

 

【ディオside】

 

 

ヤベェ、本物だ…本物のジョジョだ…転生者とはいえジョジョと話しちゃったよ…。

 

何とか興奮を抑えてクールにしてたつもりが馬車から颯爽と飛び降りたり原作の初対面シーン意識しちゃったさっきまでの自分を殴りたい…すっげぇ恥ずかしくなったorz

ジョナサン戸惑ってたじゃんか…。

 

とにかく敵対しない事を伝えよう。ジョジョに転生する人に悪い人はいないはず!

 

…いない…よね?

 

どうかイイ人でありますように…。

 

 

 

などと思いながら僕は二人と共に屋敷へと入って行った。

 

 

 

【sideout】

 

◦ ◦ ◦ ◦ ◦

 

 

 

初対面の後、ギーシュと別れた二人は人のいない庭で話し合う事にした。

 

 

 

「さて…ジョジョ、キミはこれからどう生きる?」

 

「え…?」

 

「オレは平穏無事に人生を過ごしたい。第二の人生ではそこそこ裕福な暮らしをして、人に迷惑をかけず生きていたい」

 

「…それは僕も同じ意見だよ」

 

「そうか。ならキミはこの世界を変えようとか大それた考えは無いと考えていいな?」

 

しかし、その返事はディオの予想とは違った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…いや、変えるも何もこの世界…そもそもゼロの使い魔さえ殆ど知らないんだけど」

 

 

「…は?」

 

 

 

 

 

◦ ◦ ◦ ◦ ◦

 

 

 

「…どうやらキミの神様も転生先までは選ばせてくれなかったらしいな」

 

とはいえディオもあまり詳しくは無い。

前世において、スピードワゴンのあだ名を持つお節介な友人(オタク)から核心にふれるネタバレをいくつかされた程度だ。

 

「うん、でも特典貰えただけでもすごく助かってるよ。大抵の傷はその場で治せるし」

 

ジョジョの【万能な波紋】は相手や自分自身の治癒力を高めて傷や病を治す波紋、疲労をある程度和らげる波紋など用途は様々。

 

 

「なる程、それならどの世界でも呼吸さえ出来ればなんとでもなるな」

 

「…ディオはどんな特典を?」

 

「オレの特典は…【7つの能力を持つ幽波紋】だ」

 

「7つ?いったいどんな能力なんだ?」

 

 

「ああ、それは……」

 

 

 

 

◦ ◦ ◦ ◦ ◦

 

 

「…と、まあこんなところか」

 

ディオは7つの能力を包み隠さず教えた。

 

勿論、未だに発現しない他の能力も全て…。

 

 

「へぇ、それじゃあ弱点なんて無いね」

 

ジョジョは素直な感想を述べた。

なにしろほぼ全てのスタンドを使える上、改造を施して使い安く欠点を減らす事が可能なのだから。

カリスマも抵抗出来る仕様だが、味方を増やすのに重宝しそうだ。

そして何よりも、最後の“七番目の能力”は反則的だと思った。

 

 

    〖オーバー・ザ・ワールド〗

 

それこそがディオのスタンド名であり、七番目の能力もその名が使われている。

 

この力は、発現さえすればエルフはおろかルイズの虚無もかなわないかもしれない。

あくまで発現すればの話だが…。

 

 

「いや、ある」

 

「え?」

 

弱点は無いと言ったジョジョの言葉を否定するディオ。

 

「この力にも、オレが知る限り二つ弱点が存在する」

 

「…そ、それは?」

 

 

 

 

「精神力とカリスマだ」

 

 

精神力は、魔法を使う上でも必要になるエネルギーである。さらにディオのスタンドも精神力を必要とする為、使い過ぎれば枯渇するのだ。

 

もっとも魔法に関しては精霊に頼んで代わりをつとめてくれるが…。(精霊と対話する能力はスタンドとは別で精神力無しでも使える。スタンドの能力とは別)

 

「え?じゃあカリスマは?」

 

「スタンドの能力の一つなんだが、制御出来なくてね。おかげで人間不信になりそうさ」

まぁ自業自得だけど、と言って溜め息をついた。

 

ジョジョ自身今もカリスマの影響を受けているため、顔を直視すると心を奪われそうになる。

 

ジョジョは少し考えた。

 

「それは…もしかしたらどうにか出来るかもしれない」

 

「何っ!?」

 

 

 

◦ ◦ ◦ ◦ ◦

 

 

ジョジョが言うには、ディオが成長すれば制御出来る可能性があるとのこと。

自分の波紋を流し、ディオの能力を向上させる事でスタンドの制御を可能にすると言うのだ。

 

 

 

「いいかい?いくよ!」

 

━コォォォーー…。

 

ジョジョが波紋の呼吸をすると、身体が光を放ち始めた。

 

そして両手をディオにかざして…

 

 

「波紋ッ!!」

 

「…!」

 

 

ジョジョの波紋がディオの体中を駆け巡った。

 

 

 

 

「ふぅ…どうかな?」

 

「…ん~、なんとなくだが何かが変わった気がする……よし!確かめてくる!」ダッ

 

「あっディオ!?」

 

そう言ってディオは屋敷へ走って行った。

 

◦ ◦ ◦ ◦ ◦

 

 

「…どうだった?」

 

あの後、なぜかうなだれて戻って来たディオにジョジョが声をかけた。

 

「あぁ、どうやら成功したみたいだ。通りすがりのメイドに『僕の事どう見える?』と聞いてみたら、『素敵ですよ』と“サラッ”と答えたよ」

 

 

つまり普通の対応が出来た事から判断したのだ。

 

ついでに「ヘブンズ・ドアー」も使って確認したがカリスマの影響は見当たらなかった。

 

「で、なんで落ち込んでいるの?」

 

「…なんか…敗北感みたいなものを味わった気分でね」

 

「…?」

 

いままでチヤホヤされていたのが急に普通の態度になって、少し寂しくなったディオだった。

 

 

 

 

 

 

◦ ◦ ◦ ◦ ◦

 

 

夜になり、ギーシュの誕生日パーティーが始まった。

 

 

屋敷で一番の面積がある広間には、豪華な料理が並ぶテーブルがいくつも用意されていた。

 

大勢の貴族達がいる中で、ギーシュは挨拶と感謝の言葉を述べる。

 

それからはギーシュも貴族達との会話に混ざって、パーティーを楽しんだ。

 

 

 

 

ジョジョとディオもパーティーを楽しんでいたが、ある問題に直面していた。

 

「え!?ディオもそれを選んだの!?」

 

「……やれやれってやつだな」

 

ギーシュへのプレゼントが被ってしまったのだ。

 

因みに中身は魔法の基礎的な呪文を学べる教本(作者も同じ、内容も同じ)である。

 

 

「ジョジョ、キミはギーシュにプレゼントを渡して来るといい」

 

「え?でもディオは…」

 

「心配ない。手はある」

 

そう言ってディオはその場を離れた。

 

 

 

 

 

 

◦ ◦ ◦ ◦ ◦

 

【ギーシュside】

 

今日は楽しい1日だった。

大人達からも友人からも祝福されてプレゼントもたくさん貰った。

 

ただ、親友のディオからはプレゼントが無かったのは寂しく思った。

サプライズを期待していたのに、もう夜中…既に眠る時間になってしまった。

 

ジョジョに聞いたら、プレゼントが被ってしまったとゆう話だった。

 

ジョジョもディオも家が遠いから、今夜は家族と一緒にそれぞれ部屋で泊まるみたいだ。

 

 

 

 

 

━コンコン

 

 

「…?だれ?」

 

「ノックしt…ゲフンッ、僕だよ、ディオだ」

 

なぜか夜中にディオがボクの部屋にやってきた。

 

何だろう?そう思いベッドから出てドアを開けた。

 

「こんな時間に何か用かい?」

 

「ああ、ちょっと見てもらいたい物があってね」

 

 

◦ ◦ ◦ ◦ ◦

 

ディオに連れて来られたのは、月明かりもなく真っ暗な中庭だった。

 

 

既に中庭には誰かが来ていた。

 

「おや?ジョジョじゃぁないか。どうして君が?」

 

「あの後気になってね、やあギーシュ。今日は楽しかったかい?」

 

「うん、素晴らしかったよ。ところでディオ、ここで何があるんだい?」

 

「まあ見ておいてくれ」

 

そう言ってディオは杖を構えて(ディオは剣を杖にしたのかぁ)、呪文を唱えた。

 

「ライト!」

 

そして暗闇の中から何かが現れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

信じられない!い、今起こった事をありのまま伝えるよ!(誰に?とゆうツッコミは無しだ)

 

『ディオが杖を振ったと思ったらいつの間にか目の前に2メイルもの水晶の薔薇がたっていた』

 

な…何を言っているのかわからないと思うけど、ボクも何がどうなってあんな見事な芸術品が錬金で創れるのかわからなかった…

(中略)

もっと凄いものの片鱗を味わったよ…

 

って、何言ってるんだろボク。

 

 

【sideout】

 

◦ ◦ ◦ ◦ ◦

 

 

「…すごい…すごいやディオ!」

 

「気に入ってくれたかい?」

 

ディオが考えたのは、ギーシュの象徴ともいえる薔薇を水晶で作る事。

 

まず精霊の協力で土を水晶にする。

 

それからスタンド(の片腕)でオラオラ削る。

 

 

完成。

 

 

「さすがディオ!僕らに出来ない事を平然とやってのけるっ!そこにしびれる憧れるゥ!!」

 

「ありがとうジョジョ。ギーシュ、これが僕からのプレゼントだ」

 

「え?あっ、それじゃあパーティーの時に何も無かったのは…」

 

パーティーの時、ディオはギーシュに『プレゼントは用意出来なかった』と言っていた。

 

その理由は、ジョジョとプレゼントが被ってしまった事と、精霊と交流出来る事を周囲に気づかれないよう制作して時間がかかった事が重なったためだ。

 

»その時密かに精霊たちへの貢ぎ物を増やそうと考えるディオだった。«

 

「…ありがとう!ボクは本当にいい友達を持ったよ!」

 

「将来はこれ以上の作品をキミに創って貰いたいものだ」

 

「…え?」

 

 

 

その日、ディオからギーシュに宿題が出されたた…。

 

 

 

 

 

翌朝、水晶薔薇の彫刻をみたグラモン伯爵が感激し、それ以来グラモン家の家宝として飾られるのは別の話。

 

 

 

◦ ◦ ◦ ◦ ◦

 

 

「ジョジョ…ギーシュ…これでしばらくお別れだな」

 

「うん、また会おうね」

 

「今度会うときはボクも魔法を披露してあげるよ!」

 

夜が明け、皆が帰る時が来た。

 

ディオとジョジョはギーシュに見送られながらそれぞれの馬車へと向かう。

 

その時、ジョジョが思い出したように言った。

 

「あっ、そうだ!ディオ」

 

「ん?」

 

ジョジョがディオを呼び止める。

 

「『君がディオ・ブランドーだね』」

 

「!フッ…『そうゆう君はジョナサン・ジョースター』」

 

互いにあの台詞を言って笑いあう。

 

「どうしたんだい?急に」

 

「いやあ、最初に振ってくれたのに上手く返せて無かったからね。改めてやらせて貰ったよ」

 

「…ジョジョ、実はオレ…ディオではあってブランドーとゆうファミリーネームでは無いんだ」

 

「え?どうゆうこと?」

 

ジョジョは意外な事実に困惑した。顔も名前も同じディオだが、ファミリーネームが違うとゆう事に、足元をすくわれた気分だ。

 

「じゃあ、君のファミリーネームは?」

 

「それは……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ド・オルニエール』だ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてディオ達は帰路についた。

 

 

 

 

 

 

 

 

彼らは知らない…ディオに待ち受ける残酷な運命を…。

 

 

 

ディオの生き方を変える悲劇が迫っている事を。

 

 

 

 

 

 

 

 

━┯━┯━┯━┯━┯━┯━┯

 

 

今回使用したスタンド

 

ヘブンズ・ドアー(改造済み)

 

描いた絵を見せる事で相手を本にして、記憶を読んだり命令を書き込める。

 

改造後はスタンドをペンにした「スタンドペン」で触れただけで本に出来るようになった。

 

 

 

戦闘面よりも事後処理を想定した。

 

例:悪事を働いた人間に『罪を償う』と命令を書き込む、命令を書き込みトラウマを忘れさせる等。

 




小説書くのって大変ですねぇ

やめちまえばぁ…?

だが断る

皆様、よいお年を!
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