EG ガンダムビルド…ビビッドアーミー   作:星龜

10 / 52
交流戦第1試合(3)


 

ガンダ([アリア])XANGO(ザンゴー)マリー([ロッテ])ンズザクが戦っていた頃…

 

アサル([ティナ])トドムは、バファロ([リックス])ーズザクと戦っていた―。

 

 

アサル([ティナ])トドムの武器は、ジャイアントバズではなく、M.S.G.(モデリングサポートグッズ)のヘヴィマシンガンを持っている…

 

…が、撃つたびに、反動で機体が揺れているのだ…。

 

そもそも、M.S.G.(モデリングサポートグッズ)は1/100スケールであり、1/144スケールのガンプラにはオーバースケールなのだ…。

 

 

(そんな武器を持てばどうなるんか…

アサルトドムのファイターは、そんなこともわからんかったんかいな…?

せやったらアイツ…

たいしたことあらへんヤツやな…☆

と、リックスは見切った。

 

バファ([リックス])ローズザクは、ザクマシンガンの銃身下部に付けたヒートホークの刃を赤熱化させ、アサル([ティナ])トドムに斬りかかる。

 

それに対し、アサル([ティナ])トドムはヘヴィマシンガンを捨て、右手でバックパックに設置されているビームサーベルを抜いた。

 

そして、バファ([リックス])ローズザクの斬撃を受け止める。

 

「やるやないかいッ☆」

と言うリックス。

 

〈はぁ!?

その西部(なま)り…

アンタ、もしかして本土の人?》

と、ティナからの通信が入った。

 

「それが、どないした?」

と言うリックス。

 

 

このリックスという男…

 

ビビッ島の生まれではなく、G国の本土の西部出身である。

 

ティナの言う『西部訛り』とは、G国西部の方言である。

 

その独特のイントネーションゆえ、G国本土でも西部訛りを嫌う人は多い…。

 

 

〈西部訛り、ダッサァ〜い★》

と、リックスを貶すティナ。

 

「そうゆうオマエこそ

ビビッ島訛りバリバリの田舎モン

やないかいッ★」

と、言い返すリックス。

 

失礼なッ!!

と、リックスから『田舎者』と呼ばれたことに激昂するティナ。

 

アサル([ティナ])トドムはビームサーベルを振りまわすが…

 

怒りで完全に冷静さを失っているため、ただビームサーベルを振りまわしているだけだった。

 

冷静さを失っているため、完全に隙だらけのアサル([ティナ])トドムに…

 

オラァッ!!

バファ([リックス])ローズザクは、左肩のスパイクアーマーによるショルダータックルを叩き込む。

 

ショルダータックルをくらったアサル([ティナ])トドムは、仰向けに倒れた。

 

とどめやッ☆

と倒れたアサル([ティナ])トドムに、バファロ([リックス])ーズザクはザクマシンガンの銃口を向ける。

 

そして、発砲しようとしたら…

 

レーダーが、左から近づいてくる機影を捉えた。

 

(何や?)

と、リックスが左モニターを見ると…

 

ガンダ([アリア])XANGO(ザンゴー)が接近してきていた。

 

(えっ?

たしか、アイツって…

ロッテが相手してたよな…?)

 

ロッテが戦っていた敵が、こっちに来るということは…

 

(ロッテが負けたってことか…ッ!?

ロッテは『ニュータイプ』やったんやぞ!?

そのロッテに勝ったっちゅうことは…!?)

 

オマエ、『ニュータイプ』かぁぁぁ…ッ!?

と、バファロ([リックス])ーズザクはザクマシンガンの銃口をガンダ([アリア])XANGO(ザンゴー)に向けるが…

 

ザクマシンガンを撃つよりも早く、ガンダ([アリア])XANGO(ザンゴー)がHWF GMG・MG79-90ミリ ブルパップマシンガンを撃ってきた。

 

普通のガンプラファイター(オールドタイプ)に、『ニュータイプ』の攻撃は、装備によっては防御することは可能だが、回避することは不可能だ…。

 

いぃぎゃあああ…ッ!!

 

ガンダ([アリア])XANGO(ザンゴー)の90HWF GMG・MG79-90ミリ ブルパップマシンガンで撃たれたバファロ([リックス])ーズザクの耐久値はゼロになり、爆発のエフェクトにつつまれたあと、自動的に退場ゲートへと向かっていった…。

 

 

「ティナ、大丈夫?」

と、倒れているアサル([ティナ])トドムを抱き起こすガンダ([アリア])XANGO(ザンゴー)

 

『ぜんぜん平気だよ☆』

と、ガッツポーズをするアサル([ティナ])トドム。

 

「じゃ、残りの1機をやっつけにいくよ!!」

『りょ〜かい☆』

と、ガンダ([アリア])XANGO(ザンゴー)アサル([ティナ])トドムは、太平洋学園側の最後の1機である、ホーク([バンク])スガンキャノンに挑もうとしたら…

 

『BATTLE ENDED.』

 

というアナウンスが流れた…。

 

 

(ウ…ウソやろ…!?

ロッテとリックスがやられたやと…!?)

と、レーダーからロッテとリックスの機体(ガンプラ)の反応が消えたのを見て、驚愕するバンク。

 

(ロッテが負けたっちゅうことは、向こうに『ニュータイプ』がおるってことやないかいッ!!

ちゅうことは、普通のガンプラファイター(オールドタイプ)の俺が勝てるわけないやろ…ッ!!)

と、バンクは素直に降伏を宣言した…。

 

 

「やりました☆」

「やったよぉ☆」

と、勝利に意気揚々と陸高の待機所(ベンチ)に戻ってきたアリアとティナとは対照的に、肩を落として待機所(ベンチ)に戻ってきたノブヒコ…。

 

相手が『ニュータイプ』だったという不運もあるが、やはり、何もできずに負けたのは悔しいし情けない。

 

「あんまり…

気にするなよ…。」

と声をかけるアミオだったが

 

「あぁ…。」

と、ノブヒコが顔を上げることはなかった…。

 

 

まもなく

「続いて、第2試合を開始いたします。

試合に出場する選手は、準備をお願いします。」

と言う進行役の生徒。

 

「じゃ、行ってくるよ☆」

「行ってくるね☆」

「行ってきます☆」

と、第2試合に出場する

フェリシア

シクル

リトリ

の3人が、バトルステージのコクピットルームに向かった―。

 

 

『GUN-PLA Battel, Stand up.』

 

システムが起動し始めた。

 

 

『Please set your GP base.』

 

GPベースを、スロットにセットする。

 

 

『Begining Plavsky particle dispersal.』

 

ステージからプラフスキー粒子があふれ出し、バトルフィールドを形成する。

 

形成されたバトルフィールドは、宇宙空間。

 

 

『Please set your GUN-PLA.』

 

ガンプラを、カタパルトデッキにセットする。

 

 

コクピットルーム内に、ホログラフィーで再現された球体操縦桿と正面と左右のカメラモニターや、残弾数や各部のダメージ表示を示すメモリなどが映るモニターが現れる。

 

球体操縦桿を握り、そして―

 

 

『Battel start!!』

 

バトルスタートの合図が鳴り響く―!!

 

 

「フェリシア!!

グフ・ハイモビリティ、出ます!!」

 

「シクル!!

メテオホッパー、行くよぉ〜!!」

 

「リトリ!!

バラックガンダム、行きます!!」

 

 

「チバッ!!

マリーンズガンダム、行くぞッ!!」

 

「オーリッ!!

バファローズガンダム、行くでッ!!」

 

「フクオ!!

ホークスガンダム、出るで!!」

 

 

両チームのガンプラが発進した―。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。