EG ガンダムビルド…ビビッドアーミー   作:星龜

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交流戦第4試合(2)


 

宇宙空間を進む

ファイ([ホッカ])ターズガンダム

イーグ([トウホ])ルスガンダム

ライオ([サイタ])ンズガンダム

 

 

ホッカの愛機(ガンプラ)・ファイターズガンダムは、全身を緑色に塗った、無改造の1/144 HG REVIVE ガンダムだ。

 

 

トウホの愛機(ガンプラ)・イーグルスガンダムは、白と赤に塗り分けられた、無改造の1/144 HG REVIVE ガンダムだ。

 

 

サイタの愛機(ガンプラ)・ライオンズガンダムは、全身を紺色に塗った、無改造の1/144 HG REVIVE ガンダムだ。

 

 

バトルフィールドこそ宇宙空間だが、ステージ中央には【機動戦士ガンダム0083】に登場する、地球連邦軍の宇宙巡洋艦サラミスが浮かんでいた。

 

「ん…?」

と、サイタのコクピットルーム内に、ロックオン警報が鳴り響いた。

 

「えっ?

どこから…?」

とサイタは、自分を狙う敵機を捜すが、どこにも見当たらない…。

 

(何だ…

システムの故障か…★)

と思った…

 

次の瞬間!!

 

敵からの攻撃が、ライオ([サイタ])ンズガンダムのコクピットを直撃した…!!

 

コクピットに直撃をくらったライオンズガンダムの耐久値はゼロになり、爆発のエフェクトにつつまれたあと、自動的に退場ゲートへと向かっていった…。

 

 

《サ…サイタがやられた…!!〉

と、ホッカからの通信が入った。

 

「見ればわかりますよッ!!」

と、慌てふためくホッカに言い放つトウホ。

 

まもなく、イーグ([トウホ])ルスガンダムのレーダーが、接近してくる機影を捉えた。

 

正面モニターに、敵機のデータが表示される。

 



 

【機体名】

ケンプファー・ガニーヒェン

 

【戦場適応】

宇宙戦 ◎

空中戦 ✕

地上戦 ◎

水中戦 △

 

【得意戦術】

射撃戦 ◯

接近戦 ◯

 

【ベースキット】

1/144 HGUC ケンプファー

 

【ガンプラタイプ】

汎用型モビルスーツ

 

【ガンプラ属性】

 

【ガンプラファイター】

ビビ

 



 

(ケンプファー…

ということは、サイタを殺ったのはヤツじゃないな…。)

と、正面モニターに表示されるケン([ビビ])プファー・スマッシュを見据えるトウホ。

 

えっ…!?

と、トウホは

ある事に気付く

 

止まって見えない…!?

 

逃げろ、ホッカッ!!

あのケンプファーは『ニュータイプ』だッ!!

と、急いでホッカに通信を入れるトウカ。

 

しかし…。

 

 

ようやく、ケンプファー・ガニーヒェンのレーダーがファイ([ホッカ])ターズガンダムとイーグ([トウホ])ルスガンダムの機影を捉えた。

 

まずは、お前からだッ☆

と、止まって見えるファイ([ホッカ])ターズガンダムに照準を定めるビビ。

 

くらえッ!!

と、ファイ([ホッカ])ターズガンダムに向けて、ショットガンを連射するケン([ビビ])プファー・ガニーヒェン―。

 

 

うがあああああ…ッ!!

と、ケン([ビビ])プファー・ガニーヒェンのショットガンを連射をくらってしまうファイ([ホッカ])ターズガンダム。

 

ファイ([ホッカ])ターズガンダムを救うため、ケン([ビビ])プファー・ガニーヒェンを攻撃するイーグ([トウホ])ルスガンダム。

 

イーグ([トウホ])ルスガンダムからの攻撃をうけたケン([ビビ])プファー・ガニーヒェンは後退した。

 

その隙に、ファイ([ホッカ])ターズガンダムは、サラミスの艦橋の陰に避難しようとしたが…

 

えっ…!?

と、ファイ([ホッカ])ターズガンダムは何者かに撃たれ…

 

耐久値がゼロになり、爆発のエフェクトにつつまれたあと、自動的に退場ゲートへと向かっていった…。

 

 

ファイ([ホッカ])ターズガンダムにとどめをさしたのは、ラグノだった。

 

(あとは『ニュータイプ』同士の戦い…。

ビビにまかせるか…★)

と、ラグノはケン([ビビ])プファー・ガニーヒェンとイーグ([トウホ])ルスガンダムの戦いの行く末を見守ることにした…。

 

 

ファイ([ホッカ])ターズガンダムに向けてショットガンを連射していたケン([ビビ])プファー・スマッシュだったが、イーグ([トウホ])ルスガンダムが割って入ってきたため、一度後退する。

 

正面モニターに映るイーグ([トウホ])ルスガンダムを見据えるビビ。

 

見た限りでは、無改造の機体(ガンプラ)のようだが…?

 

ショットガンを撃つケン([ビビ])プファー・ガニーヒェンだったが、イーグ([トウホ])ルスガンダムは右に回避すると、右手に持つビームライフルを3発撃った。

 

チィッ!!

 

イーグ([トウホ])ルスガンダムの攻撃を回避しきれず、左肩に被弾してしまうケン([ビビ])プファー・ガニーヒェン。

 

(ケンプファーの機動性に追いついたということは、見た目は無改造だが、機動性を強化してるな…。)

と、イーグ([トウホ])ルスガンダムの性能を見切るビビ。

 

ケン([ビビ])プファー・ガニーヒェンは、サラミスの甲板に降り立つと、主砲塔の陰に隠れた。

 

しかし…

 

どわぁ…ッ!?

 

主砲塔が爆発し、吹き飛ばされる、ケン([ビビ])プファー・ガニーヒェン。

 

(ちくしょうッ!!)

と、耐久値を確認したら、主砲塔の爆発に巻きこまれたダメージにより、耐久値が68パーセントにまで低下していた。

 

〈どうした!?

強襲用モビルスーツを使っているのに、コソコソと逃げ隠れするのか…ッ!?》

と、トウホからの挑発通信が入る。

 

「だったら、どうする?」

と、ビビが言い返すと

 

〈なら…

お前の負けだッ!!

イーグ([トウホ])ルスガンダムが、上からビームライフルを撃ってくる。

 

ぐゥッ!!

と、ショットガンで反撃するが…

 

しまったッ!!

 

右腕に被弾し、その衝撃でショットガンを手放してしまった…。

 

ケンプファーは機動性は高いが、運動性が低いッ!!

と、イーグ([トウホ])ルスガンダムが右手にビームサーベルを持って斬りかかってきた。

 

ケン([ビビ])プファー・ガニーヒェンも、右手にビームサーベルを持って、イーグ([トウホ])ルスガンダムを迎え撃つが…

 

ビビは、接近戦が得意ではない

のだ…。

 

 

陸高の待機所(ベンチ)でも、アミオ達がトウホの実力に驚愕していた。

 

「ビ…ビビがおされている…!?」

と驚くアミオ。

 

「ウソだろ…?

ビビよりも強い『ニュータイプ』がいたのかよ…。」

と嘆くノブヒコ。

 

「ビビ…

負けるの…?」

と、アミオに訊くシオリ。

 

ビビは、守りに入ると意外と脆い

からね…。」

と、シオリに言うアミオ。

 

というのも、ビビのバトルスタイルは、攻撃主体の、力で相手をねじ伏せるタイプだ。

 

ゆえに、ビビは守勢に回ると、意外と脆い。

 

愛機であるケンプファー・ガニーヒェンが、シールドのような防御装備を持っていないことが、ビビのバイトスタイルを強調している…。

 

 

ビームサーベルで鍔迫りあっていたイーグ([トウホ])ルスガンダムとケン([ビビ])プファー・ガニーヒェンだったが…

 

イーグ([トウホ])ルスガンダムとケン([ビビ])プファー・ガニーヒェンが、同時に頭部のバルカン砲を撃った。

 

鍔迫りあっている状態での射撃だったため、おたがいに被弾してしまうが…

 

「クッ…!?」

 

ケン([ビビ])プファー・ガニーヒェンは、頭部のバルカン砲をビーム兵器に設定していたため、イーグ([トウホ])ルスガンダムの方がダメージが大きく、たじろいでしまった。

 

チャンスとばかりに、ケン([ビビ])プファー・ガニーヒェンはビームサーベルを持つ右手を上げ…

 

あまいなッ!!

と、右手を上げていたため、ガラ空きになっていたケン([ビビ])プファー・ガニーヒェンの胴体を、横薙ぎに斬りはらうイーグ([トウホ])ルスガンダム。

 

正面モニターにも

CRITICAL HIT!!

と表示された。

 

とどめだッ!!

と、武装スロットから『SA(特殊攻撃)』を選択するトウホ。

 

すると、イーグ([トウホ])ルスガンダムが右手に持つビームサーベルの刀身が伸び、さらに、ビーム刃の色が、ピンクから赤へと変わった。

 

くらえェッ!!

と、ケン([ビビ])プファー・ガニーヒェンをメッタ斬りにするイーグ([トウホ])ルスガンダム―!!

 

全身から火花のエフェクトを散らしながら吹き飛んで、仰向けに倒れたケン([ビビ])プファー・ガニーヒェンは、耐久値がゼロになり、爆発のエフェクトにつつまれたあと、自動的に退場ゲートへと向かっていった…。

 

 

そ…そんな…!?

とビビの敗北に、驚愕する陸高の待機所(ベンチ)…。

 

 

ビビの敗北に驚愕したのは、待機所(ベンチ)にいる者だけではない…。

 

現在、バトルステージで戦っているラグノとシエルも、ビビの敗北に驚いていた…。

 

 

「く…くそっ…!!」

と、狙撃用コントローラーを用いて、イーグ([トウホ])ルスガンダムを狙撃するラグノ。

 

しかし、ジムス([ラグノ])ナイパーⅡの狙撃は、イーグ([トウホ])ルスガンダムのシールドで防がれた。

 

「ダメか…。」

と、ラグノは素直に降参した。

 

同時に、ジム・ガ([シエル])ードカスタムも降参した。

 

ラグノもシエルも、『ニュータイプ』にはかなわないということをわかっているからだ…。

 

 

こうして、大陸高校ガンプラバトル部と太平洋学園ガンプラバトル部との交流戦は幕を閉じた。

 

結果は…

 

第1試合…大陸高校勝利

 

第2試合…大陸高校勝利

 

第3試合…大陸高校勝利

 

第4試合…太平洋学園勝利

 

…と、3勝1敗で大陸高校側の勝利となった―。

 

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