EG ガンダムビルド…ビビッドアーミー   作:星龜

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反省


 

試合を終えたアミオ達は、イートインコーナーに来た―。

 

 

「ヴァンとかいったな。

強いな。」

と、ヴァンを称えるビビ。

 

「いやぁ、アンタも強いよ☆

えぇっと…?」

 

「ビビだ。

よろしくな。」

 

「おぅ☆

こっちこそな☆」

と、握手をするビビとヴァン。

 

「アミオ。

おぬし、ワシに何をした?」

と、アミオに訊くハチマン。

 

「僕は『カテゴリーF』なんだ。

能力は『一度だけの一撃必殺』。

どんな攻撃でも、一度だけ敵を即死させるんだ。」

と言うアミオ。

 

「なんじゃそりゃ!?

そういうことは、先に言わんかい★」

と、アミオにツッコむハチマン。

 

「ところでヴァン。

お前、いつから『ニュータイプ』になったんだよ?」

と、ヴァンに声をかけた。

 

「去年の年末あたりだったか…。

ガンプラバトルやってたら

急に頭が痛くなって…。

で、頭の痛みがなくなったら、『ニュータイプ』になっていたんだよ…☆」

と言うヴァン。

 

「そんなのって…

どうやったらなれるんだ?」

と訊くアミオ。

 

「関係あるのか無いのか、わかんねぇけどよ…

俺、『ニュータイプ』になる前の日の晩に

サワムラ様の夢を見た

んだ。」

と言うヴァン。

 

「サワムラ様って誰だよ?」

と、首をかしげるアミオ。

 

悠久の地の八戦神

のサワムラ様だよ。

でも

夢の内容は、けっこう物騒

でよ…★

笑顔のサワムラ様に銃で撃たれた夢

だったんだ★」

と笑うヴァン。

 

「僕は…

八乙女 撫子に刺された夢だった…。

それで『カテゴリーF』になったんだ。」

と言うアミオ。

 

「いいのぉ、2人とも…。

ワシもそんな夢を見てみたいもんじゃ★」

と嘆くハチマン…。

 

「ところで、2人はどこの高校(がっこう)行ってんだ?」

と訊くビビ。

 

「ワシもヴァンも

ノブリス中央高校

じゃ。」

と答えるハチマン。

 

「じゃ、ノブリス中央高校のガンプラバトル部なんだ?」

とビビが訊くと

 

「それがよ…

オレ達

入部できなかった

んだよ…。」

とヴァンが言った。

 

「入部できなかったって?」

と訊くビビに

 

「ワシらの実力じゃ、中央高校のガンプラバトル部には入れんかったんじゃ…。

じゃからな、ワシら

同好会

を作ったんじゃ☆」

と言うハチマン。

 

「去年はガンプラバトル大会に出られなかったが、今年は参加するぞ☆」

と言うヴァン。

 

「アミオ。

ビビ。

予選大会で会おうぞ☆」

と、アミオ、ビビ、ヴァン、ハチマンはグータッチをして、別れた―。

 

 

【レイト】から出たアミオとビビ―。

 

「なぁ、アミオ。

今から、アミオん家に行っていいか?」

と言うビビ。

 

「えっ?

いいけど…。」

とアミオが答えると

 

「じゃ、行くぞ☆」

と、アミオが漕ぐ自転車の後ろにビビが立ち乗りして…

 

アミオは自宅に向かって、自転車を走らせた―。

 

 

家に着くと…

 

「あれ?

鍵がかかってる…。」

 

ドアに鍵がかかっていた。

 

どうやら、アミオの母は出かけているようだ。

 

アミオは、ドアの鍵を開けて、家に入る―。

 

 

アミオの部屋に入るなり…

 

「アミオ…ッ!!」

「うわっ!?」

と、ビビはベッドにアミオを押し倒し…

 

キスをして…

 

(そうだった…。

ビビは負けたんだった…。)

 

ビビの八つ当たりが始まった…♡

 

 

母が、いつ帰ってくるかなんて…

 

考えていなかったが…。

 

 

気がつけば、昼の3時過ぎ…。

 

ベッドの上で、全裸で横たわるアミオとビビ―。

 

「アミオ。

ゲルググ、気にいった☆」

と言うビビに

 

「そりゃ、よかった☆」

と答えるアミオ。

 

「あのチビ(ヴァン)に負けたのは悔しいが…

ガンプラバトル大会で借りを返したいな。」

と言うビビ。

 

「そうだな…☆」

と、ビビを抱くアミオ。

 

 

その時!!

 

 

「アミオ、いるの?」

と、アミオの母の声が聞こえた―!!

 

ダッシュで服を着るアミオとビビ…。

 

そして、ダッシュで部屋から出て1階に降り…

 

「母さん!!

ビビを送ってくる!!」

「おじゃましました★」

と、ダッシュで家から出た…。

 

 

「何なの…?」

と、ダッシュで出ていったアミオとビビを見て、アミオの母は首をかしげるのだった…。

 

 

アミオが漕ぐ自転車の後ろに立ち乗りするビビ―。

 

 

「ヤヴァかったな…★」

と、後ろ上方から聞こえるビビの声に

 

「あぁ…★」

と答えるアミオ…。

 

 

やがて、アミオが走らせる自転車は、ビビが住むアパートに到着する。

 

「じゃあな。」

「あぁ。」

と、アミオはビビとキスをしてから、家路についた―。

 

 

翌日…。

 

ちょっとした事件(?)がおきた…。

 

陸高ガンプラバトル部の部室で

アミオとビビがアイに怒られた

のだ…。

 

 

「これは、どういうことだい?」

と、アイが持つタブレットに、とある動画が表示される。

 

それは、昨日、ガンプラバトルアリーナ【レイト】での、アミオとビビがヴァンとハチマンと対戦した動画だった。

 

「ビビ。

これは、ビビの新しい愛機(ガンプラ)だね?」

と訊くアイに

 

「はい…。」

と答えるビビ。

 

新しい愛機(ガンプラ)の試乗は部室で行う

部の規則だよ?

もうすぐ、ガンプラバトル大会なんだよ?

他校に情報をあたえるようなことはしないでくれ。」

とビビを叱責するアイ。

 

「アイも、それくらいで勘弁してやれ。」

と、助け舟を出すシエル。

 

「部長が、そう言うなら…。」

と、引き下がるアイ。

 

「お前らも、ちゃんと部の規則は守れ。

危機意識が無さすぎるぞ。」

と、アミオとビビを叱責するシエル。

 

「すみませんでした。」

と謝るアミオとビビ…。

 

 

昨日、ガンプラバトルアリーナ【レイト】で、アミオとビビはヴァンとハチマンと対戦したが、その時、ビビはスタークゲルググ(イェーガー)を使用したが、それが

新しい愛機(ガンプラ)の試乗は部室で行う

という部の規則に抵触してしまったため、アミオとビビは叱責されたのだ。

 

ビビッ島ガンプラバトル大会を目前に控えている現在、アミオとビビがガンプラバトルアリーナ【レイト】でスタークゲルググ(イェーガー)の試乗を行ったのは軽率だった。

 

ビビが新しい愛機(ガンプラ)に乗り換えたことが、ヴァンとハチマンが通っているノブリス中央高校だけでなく、ガンプラバトルアリーナ【レイト】が配信した動画によって、ビビッ島全土に知れ渡ってしまったのだ。

 

 

「自分の不始末は、自分でとる。」

と言うビビ。

 

「期待している…☆」

と、素っ気ない態度で、シエルは微笑んだ―。

 

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