一方、ハチマン達は…
《ハチマン君…
ちょっと、無謀過ぎやしませんか?〉
と、タイホからの通信が入った。
陸高ガンプラバトル部に立ち向かったはいいが
戦力が、あまりにも違いすぎ
るのだ…。
こっちは7人なのに
陸高は19人
もいるのだ…。
「す…すまん…。
つい
その場の勢い
で言ってしもうた…。」
と、タイホに謝るハチマン…。
《だからと言って、ヴァン達だけに戦いを押し付けるわけにもいかないからね。
とりあえず、一撃離脱戦法に徹して、適当なところで切り上げよう。〉
と提案するフヂ。
「そうじゃな…。
よし、みんな!!
無理はするなよ!!」
と、ハチマン達は陸高チームに突撃していく…。
◇
突撃してくるハチマン達を見たヤスは
《みんなッ!!
相手は7人だが、油断するなよッ!!〉
と指示を出す。
「そこっ☆」
と、タイガースバクゥWに向けて、スナイパーライフルを撃つジムスナイパーⅡ。
ウルフの愛機・タイガースバクゥWは、黄色と黒で塗られたHG バクゥで、機体上部に450ミリレールキャノンを装備している。
ジムスナイパーⅡの狙撃は、タイガースバクゥWの左前脚に当たり、タイガースバクゥWの左前脚は爆散。
左前脚を失って横転したタイガーバクゥWに、ザクウォーリア・ナパームがナパーム弾を撃ち込み、タイガーバクゥWを炎上させた…。
・
陸高には、もう1人スナイパーがいる。
金髪のおかっぱ頭の2年生シムナだ。
シムナの愛機は、レイダーガンダム・スナイプ。
レイダーガンダムの可変機構を無くし、陸戦用の狙撃モビルスーツとして運用しているのだ。
バックパックが分離して索敵用ドローンとなり、ドローンから送られてくる情報をもとに狙撃を行うのだ―。
索敵用ドローンを射出するレイダーガンダム・スナイプ。
狙うはタイガースバクゥP。
タイガースバクゥWとは色分けのパターンが異なる黄色と黒で塗られたバクゥで、機体上部には13連装ミサイルランチャーを装備している。
レイダーガンダム・スナイプの狙撃は、タイガースバクゥPのミサイルランチャーに当たり、ミサイルランチャーが爆散した。
そのまま本体も爆散してくれたらよかったのだが、残念ながらミサイルランチャーのみが爆散した。
しかし、主兵装を失ったからか、タイガースバクゥPはUターンして逃走した…。
・
タイガースバクゥHの相手をするのは、ルミエールのGエグゼス。
全身を白と紫で塗った、無改造のGエグゼスだ。
ヒョーゴのタイガースバクゥHは、黄色と黒の塗り分けのパターンがタイガースバクゥWともタイガースバクゥPとも違う、機体上部に自作のガトリングガンを付けたバクゥだ。
タイガースバクゥHのガトリングガンの弾幕をシールドで防ぎながら、右前脚を狙い撃つGエグゼス。
Gエグゼスの攻撃は、タイガースバクゥHの右前脚に当たり、タイガースバクゥHの右前脚は爆散した。
右前脚を失って横転したタイガースバクゥHは、ジム・コンバットのビームヘヴィマシンガンでとどめをさされた…。
・
ドム・ドラゴンズの相手をするのは、パッツィのジム・ゴールドガン。
タイホの愛機・ドム・ドラゴンズは、自作のマサカリを持った、青と白で塗られた無改造のHGUCドムだ。
パッツィの愛機・ジム・ゴールドガンは、全身を濃緑色に塗った、無改造のHGUC ジムだ。
ゴールドガンの名の通り、金色に塗ったビームスプレーガンを使用している。
マサカリをふりかざして迫りくるドム・ドラゴンズに、ゴールドガンを撃つジム・ゴールドガン。
だが、ドム・ドラゴンズはマサカリをシールドがわりにして、ジム・ゴールドガンの攻撃を防ぐ。
それでも、ジム・ゴールドガンはゴールドガンを撃ち続ける。
〈何のつもりかは知りませんが、あなたの攻撃は、一切効いていませんよ!!》
と言うタイホに
「それはどうかしら?」
と言うパッツィ。
◆
(どういうことだ?)
と、タイホは耐久値を確認すると…
「なななな…なんだとぉーっ!?」
なんと
耐久値が60パーセントにまで減っていた
のだ…!!
(ど…どういうことですか…⁉
あのジムの攻撃は、全て防御していたのに…⁉)
と、困惑するタイホ。
〈驚いたでしょ☆
私、『カテゴリーF』なのよ☆》
と言うパッツィ―。
そう…
パッツィも『カテゴリーF』なのである。
その能力は『射撃ダメージ防御無視』。
それにより、敵はジム・ゴールドガンの攻撃をシールドで防御しても、ダメージをうけてしまうのだ―。
「うわぁっ!?」
突如、左から何者かに撃たれてしまうドム・ドラゴンズ。
「だ…誰だ!?」
と、タイホが左を見ると、ジャイアントバズをかまえたグフ・ハイモビリティがいた。
グフ・ハイモビリティのジャイアントバズの直撃をくらい、ドム・ドラゴンズの耐久値は50パーセントを切った…。
「このまま負けてたまるかーっ!!」
と、ドム・ドラゴンズはマサカリを振りかざしてジム・ゴールドガンに斬りかかるが、ジム・ゴールドガンは右にかわしてゴールドガンを撃ち、ドム・ドラゴンズにダメージをあたえる。
さらに、左にいるグフ・ハイモビリティのジャイアントバズもくらってしまった。
最後は
ジム・ゴールドガンのゴールドガン
と
グフ・ハイモビリティのジャイアントバズ
の十字砲火をくらったことで、ドム・ドラゴンズの耐久値はゼロになり、爆発のエフェクトにつつまれたあと、自動的に退場ゲートへと向かっていった…。
◇
フヂの愛機・マラサイ・ホエールズは、両肩をスパイクアーマーにし、元の右肩に付いていたシールドを手持ちシールドにした、紺色と白のツートンカラーのマラサイだ。
そんなマラサイ・ホエールズの相手をするのは、ジム・テムジンとガズRヴィオーラ。
2対1という有利な状況での戦闘だったので、マラサイ・ホエールズを撃墜するのに、それほど苦労はしなかった。
ジム・テムジンがテムジンバンカーに内蔵されているビームガンで牽制射撃をしかけ、その隙にガズRヴィオーラがヒートランスで接近戦をしかける。
ジム・テムジンとガズRヴィオーラの連携攻撃により、マラサイ・ホエールズは撃墜されたのだった…。
◆
「な…なんということじゃ…。」
と
ウルフ
ポポ
ヒョーゴ
タイホ
フヂ
が立て続けに敗れた事を知り、驚愕するハチマン。
〈いくらなんでも無謀過ぎたな、ハチマン…!!》
と、アミオからの通信が入った。
「どうかな?
勝ちほこるのは、まだ早いぞ!?」
と言うハチマン。
◇
「負け惜しみを言うなんて、男らしく…
うわぁっ!?」
と、Jガンダムプラスの周囲に爆炎があがった。
「何だ…?」
と、レーダーを見れば…
1機の機体が、上空に静止していた―。