EG ガンダムビルド…ビビッドアーミー   作:星龜

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ノブリス第1中学校ガンプラバトル部(3)


 

Jガン([アミオ])ダムプラス

ジム・テム([ノブヒコ])ジン

ガズR([シオリ])ヴィオーラ

の相手は

Hi-νガンダム

ガンダムアストレイ・イエローフレーム

ガンダムエックス・ディバイダー

 

 

ガンダムエックス・ディバイダーは、ディバイダーをバックパックに装着して増加スラスターとして使っていた。

 

両手に大型ビームソードを持ち、ガズR([シオリ])ヴィオーラに斬りかかるガンダムエックス・ディバイダー。

 

大型ビームソード二刀流による攻撃を、ガズR([シオリ])ヴィオーラはヒートランスで捌いていく。

 

しかし、ガズR([シオリ])ヴィオーラがヒートランスで突きを繰り出すと、後退して距離をとる。

 

けっして、接近戦が得意というわけではないシオリでも押せるということは、ガンダムエックス・ディバイダーのファイターも、それほど接近戦は得意というわけではないようだ。

 

(なら、どこかに、つけ入る隙があるかもしれない…!!)

と考えたシオリだったが…

 

機会(チャンス)は、すぐに訪れた…。

 

 

ガンダムエックス・ディバイダーが両腕を振り上げ―

 

(胴体が…

ガラ空き…!?)

 

両腕を振り上げているため、ガンダムエックス・ディバイダーの胴体真正面は、まったくの無防備…。

 

「はぁぁぁ…!!」

ガズR([シオリ])ヴィオーラは、赤熱化させたヒートランスで、ガンダムエックス・ディバイダーのコクピットを刺し貫いた―!!

 

 

ジム・テム([ノブヒコ])ジンの相手はガンダムアストレイ・イエローフレーム。

 

ガンダムアストレイのフレーム部分を黄色に塗り、シェンロンガンダムのビームグレイブを持った機体(ガンプラ)だ。

 

ガンダムアストレイ・イエローフレームが振り下ろしたビームグレイブを、ジム・テム([ノブヒコ])ジンは右腕のテムジンバンカーで受け止め…

 

「そらよっ☆」

と、ジム・テム([ノブヒコ])ジンは左手で左足の外側に収納されているビームサーベルを取り出すと、ガンダムアストレイ・イエローフレームに投げつけた。

 

ビームサーベルは、ガンダムアストレイ・イエローフレームの右脇腹に刺さった。

 

これにより、ガンダムアストレイ・イエローフレームの体勢は完全に崩れた。

 

「オラァッ!!」

と、ジム・テム([ノブヒコ])ジンはテムジンバンカーの先端から出したビームクローで、ガンダムアストレイ・イエローフレームの胴体を殴るように突き刺した。

 

ビームクローとビームサーベルを抜くと…

 

ガンダムアストレイ・イエローフレームは両膝をつき、うつ伏せに倒れて爆散した…。

 

 

〈俺の名はテル!!

ガンプラバトル部の部長だ!!》

と、ビームライフルを撃ちながら、Jガン([アミオ])ダムプラスに迫るHi-ν([テル])ガンダム。

 

「陸高ガンプラバトル部の部員のアミオだ!!」

と、Hi-ν([テル])ガンダムからの攻撃を回避しつつ、名乗るアミオ。

 

〈中学生だからと、舐めるなよ…!!》

と、Hi-ν([テル])ガンダムはジャンプすると、フィンファンネルを射出した。

 

それを見て、驚くアミオ。

 

『悠久の地』は

宇宙でもあり、地上でもあり、水中でもある

 

だから

フィンファンネルだって使える

のだ。

 

(く…くそっ…!?)

とアミオは周囲を見回すが、遮蔽物は見当たらない…。

 

つまり

フィンファンネル(オールレンジ攻撃)を回避するしかない…。

 

「くっそぉぉぉ…!!」

 

フィンファンネルから放たれるライムグリーンのビーム。

 

1撃目はシールドで防いだものの、2撃目は右肩に当たり…

3撃目が左足に当たり、体勢が崩れて仰向けに倒れたところに、4撃目、5撃目、6撃目が降り注ぐ。

 

4、5、6撃目はクリティカルヒットだったようで、Jガン([アミオ])ダムプラスの耐久値は60パーセントにまで減っていた。

 

〈そんな機体(ガンプラ)で、俺のHi-νガンダムに勝てるとでも思ったんですか?》

と、仰向けに倒れているJガン([アミオ])ダムプラスに、ビームライフルの銃口を向けるHi-ν([テル])ガンダム。

 

 

ビビッ島のガンプラバトルにおけるガンプラの性能は、原作の性能が、ある程度反映される。

 

アミオの愛機(ガンプラ)・Jガンダムプラスは、Jガンダムに装甲やスラスターを増設した機体(ガンプラ)だが

Jガンダムは、ジェガンの頭をガンダムの頭に換えただけで、機体性能はジェガンのまま

なので、機体性能はHi-νガンダムには及ばないのだ…。

 

それでも…

 

 

「高校生を舐めるなよ…!!」

と、起き上がったJガン([アミオ])ダムプラスが右手に持つ、ビーム兵器に設定したHWF GMG・MG79-90ミリ ブルパップマシンガンを撃つ。

 

想定外の事態に、たじろぐHi-ν([テル])ガンダムだったが…

 

とっさに撃ったビームライフルのビームがJガン([アミオ])ダムプラスの右肩に当たり、右腕が爆散した。

 

うわあっ!!

マジかよぉ!?

と驚愕するアミオ。

 

反撃に転じようとしたのに、かえって状況が悪化してしまった…。

 

幸か不幸か、シールドはあるので、Hi-ν([テル])ガンダムからの攻撃を防ぐことはできるが、反撃の手段がビームサーベルだけになってしまった…。

 

機動性を強化してあるとはいえ、それでも、Hi-ν([テル])ガンダムには及ばないだろう…。

 

そうなると、接近戦も難しい…。

 

そもそも、アミオ自身も、接近戦は、それほど得意というわけではない…。

 

!!

 

正面モニターを見れば、Hi-ν([テル])ガンダムがフィンファンネルを射出した…!!

 

(ダメだな、こりゃ…。)

と観念し、目を閉じるアミオ…。

 

 

だが…!?

 

 

《まったく…★

世話のかかる野郎だぜ…!!〉

と、テムジンバンカーをかまえたジム・テム([ノブヒコ])ジンがJガン([アミオ])ダムプラスをかばった―!!

 

Hi-ν([テル])ガンダムのフィンファンネル(オールレンジ攻撃)にさらされるジム・テム([ノブヒコ])ジンを見て、驚くアミオ。

 

『不安だったら、俺がアミオを守ってやるぞ★』

と、ノブヒコが言った冗談が、アミオの脳裏に響く。

 

(そんな…

冗談が本当になるなんて…!!)

と悔しがるアミオ。

 

《言ったろ…

俺が守ってやるって…★〉

と言うノブヒコ。

 

「ごめん、ノブヒコ…。

相手が中坊だと舐めてたよ…。」

と言うアミオ。

 

《この貸しは高ぇぞ★〉

と笑うノブヒコ…。

 

 

Hi-ν([テル])ガンダムのフィンファンネル(オールレンジ攻撃)をくらったジム・テム([ノブヒコ])ジンは両膝をつき、うつ伏せに倒れて爆散した…。

 

 

(くそっ!!

どうすりゃいいんだ…!!)

 

もはや、満身創痍のJガンダムプラスでは太刀打ちできない…。

 

(僕は…

中学生に負けるのか…!?)

と悔しがるアミオ…。

 

 

だが…

 

(シオリ…!?)

 

正面モニターに、ガズR([シオリ])ヴィオーラがHi-ν([テル])ガンダムに立ち向かっていく光景が映し出されていた―!!

 

 

右手にヒートランスを持ち、迫りくるガズR([シオリ])ヴィオーラを迎え討つHi-ν([テル])ガンダム―。

 

 

「なんのぉ!!」

と、ガズR([シオリ])ヴィオーラのヒートランスによる突きを、ビームサーベルで捌くHi-ν([テル])ガンダム。

 

もらったぁ!!

と、左腕に装備されているシールドで、ガズR([シオリ])ヴィオーラを殴るHi-ν([テル])ガンダム。

 

体勢が崩れたガズR([シオリ])ヴィオーラに斬りかかるHi-ν([テル])ガンダムだったが…

 

ガズR([シオリ])ヴィオーラは、左手でバックパックからビームサーベルの柄を抜き、Hi-ν([テル])ガンダムに投げつけてきた。

 

わっ!?

と、ガズR([シオリ])ヴィオーラが投げつけたビームサーベルの柄がHi-ν([テル])ガンダムの頭に当たって…

 

Hi-ν([テル])ガンダムは、一瞬だったが、止まってしまった…。

 

 

ガズR([シオリ])ヴィオーラが投げつけたビームサーベルの柄がHi-ν([テル])ガンダムの頭に当たったことで、Hi-ν([テル])ガンダムの動きが一瞬、止まった隙をついて…

 

シオリは、武装スロットから『SA(特殊攻撃)』を選択した。

 

「いっけぇっ!!

必殺・南十字星(サザンクロス・スマッシュ)!!

 

Hi-ν([テル])ガンダムに、ヒートランスで敵の胴体を南十字星の形に突く必殺技

必殺・南十字星(サザンクロス・スマッシュ)

を放つガズR([シオリ])ヴィオーラ―!!

 

 

ぐわぁぁぁ…ッ!?

 

ガズR([シオリ])ヴィオーラの必殺技

必殺・南十字星(サザンクロス・スマッシュ)

をまともにくらってしまったHi-ν([テル])ガンダムは、耐久値がゼロになり、爆散した…。

 

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