アミオ達がノブリス第1中学校ガンプラバトル部と交戦している間、本隊は何をしていたのか―?
アミオ達がノブリス第1中学校ガンプラバトル部の迎撃に向かった数分後…
「9時方向より
接近。
数6。」
と、報せるアイ。
《相手は我々よりも少ないが、全力で迎え撃つッ!!〉
と、ヤスからの通信が入る。
《エキドナぁ?
超名門のお嬢様学校じゃないか。
あいつらもガンプラバトルするの?〉
と、エイミーからの通信が入る。
「ガンプラバトルをするのに、身分は関係ないよ。」
と言うアイ。
そして、アリアを呼び出す。
《何ですか、アイ先輩?〉
と訊いてくるアリア。
「エキドナの生徒会長のトニヤは『ニュータイプ』なんだ。
だから、彼女の相手はアリアにまかせる。
リ・ガズィがトニヤだ。」
と言うアイ。
《わかりました!!〉
と答えるアリア―。
◆
ノブリスの
長年、ガンプラバトルとは無縁であったが、数年前にガンプラ好きの生徒達によってガンプラバトル部が創設されたのだが、大会等にはあまり出場しないため、影の薄い存在であった…。
現在のガンプラバトル部の部長は、生徒会長のトニヤだ。
しかも、彼女は『ニュータイプ』である。
愛機は、無改造の旧キットのリ・ガズィだ―。
《1時方向より敵1機、こちらに向かってきます!!〉
と部員からの通信が入る。
(1機だけ?)
と、レーダーを見るトニヤ。
たしかに、向かってくるのは1機だけだ。
こちらを舐めているのか…
または、相当の手練れか…?
(まさか…
『ニュータイプ』…!?)
そう感じたトニヤは
「向かって来るのは『ニュータイプ』です!!
総員、一時退避!!」
と、部員に指示した。
本当に、今向かって来る敵機が『ニュータイプ』ならば、自分以外に対抗できる者がいない。
部員達を一時退避させ、トニヤは向かって来る敵機を迎え撃つ―。
まもなく、正面モニターに敵機のデータが表示された。
【機体名】
ガンダム
【戦場適応】
宇宙戦 △
空中戦 ✕
地上戦 ◎
水中戦 △
【得意戦術】
射撃戦 ◯
接近戦 ◯
【ベースキット】
1/144 HGUC ガンダムGP01 ゼフィランサス
【ガンプラタイプ】
汎用型モビルスーツ
【ガンプラ属性】
陸
【ガンプラファイター】
アリア
(動いている…!?)
向かってくる
それはつまり
相手は『ニュータイプ』
であることの証―。
(みんなを後退させてよかった…。)
と安堵するトニヤ。
一方で
(敵の『ニュータイプ』は本当に、あの1機だけなの?)
という疑問も湧き上がる。
レーダーで確認できる敵の数は11機。
今向かってきている1機を除く残り10機の中に、本当に『ニュータイプ』はいないのか?
(!?)
レーダーを見れば、敵8機が前進してきた。
なぜ、2機だけ残ったのかはわからないが、8機なら、5人の部員達でも、どうにかできる数だ。
トニヤは意を決した。
「全機突撃!!
ただし、敵の数の方が多いから、無理はしないで!!」
と、部員達に指示を出すトニヤ。
そして、トニヤは向かってくる
・
(とりあえず、先手を取る―!!)
と、実弾兵器に設定を変更したビームライフルをかまえる
◇
(えっ!?)
と、地面に着弾した時に上がる土柱を見て、驚くアリア。
(実弾…!?)
どうやら、
(ちょっと厄介かも…★)
と、不安になるアリア。
ビーム兵器だったら、回避しきれない攻撃はシールドで防いでも、シールド耐久値の減少は抑えられる。
シールドの表面に、耐ビームコーティングが施されているからだ。
しかし、実弾だと、シールドの耐久値が大幅に減る。
シールドの耐久値がゼロになれば、防御不能になるだけでなく、デッドウェイトにもなってしまう。
もっとも、シールド耐久値がゼロになるまで攻撃をくらい続けることなど、まずありえないのだが…。
とりあえず、自身のビームライフルの射程に入るまで、
◆
まもなく、ロックオン警報が鳴った。
その内の1発―
(直撃コースだ…!!)
とトニヤは思ったが…
なんと!!
(今の動きは何!?)
と、
(!?)
今度は、
と
が激突し、鍔迫り合いとなる―。
この時…
上空から近づいてくる
まだ…
誰も気づいていなかった…。
◇
アリアとトニヤが戦っていた頃…
《先生。
向こうには、もう『ニュータイプ』はいないよ。〉
と、アイからの報告を聞くヤス。
「よしッ!!
ならば、我々は残敵の掃討にあたるッ!!
総員、オレに続けぇッ!!」
と、叫ぶヤス。
しかし
と
が、その場から動かない。
「コラァッ!!
シエルッ!!
ラグノッ!!
何をしているッ!!」
と叱るヤス。
《前線には行かないよ。〉
と、しれっと答えるシエル。
《私は、ここからみなさんの
安心して戦ってきてください☆〉
と言うラグノ。
「シエルはともかく…
頼んだぞ、ラグノッ!!
では、あらためて…
陸高ガンプラバトル部、突撃だァーッ!!」
と
が突撃していく―。