翌日…
アミオが漕ぐ自転車の後ろにビビが立ち乗りして登校する―。
「昨日、ビビと別れたあと…
僕の部屋に八乙女 撫子がいたんだ…。」
と言うアミオ。
「何しに来たんだ?」
と訊くビビに
「わからない。
僕の記憶に間違い無ければ
僕は撫子に刺された
んだ…。」
と言うアミオ。
「本当か、それ!?」
と訊くビビに
「僕の記憶に間違いが無ければね…。
でも、刺されたけど、傷跡が無いんだ…。」
と言うアミオ。
「当然だ。
あったら、生きているわけないだろ★」
とビビにツッこまれ
「そりゃそうだ★」
と笑うアミオだった―。
◇
放課後の部活で―。
「アミオ。
私と対戦しろ!!」
とビビに言われ
「何言ってんだよ!?」
と怒るアミオ。
「今朝の話だ!!
もし、お前の記憶に間違いが無ければ
お前は『ニュータイプ』になれるかもしれないんだ!!」
とビビに言われ、驚くアミオ。
「そ…そうなのか…?」
と訊くアミオに
「それを確かめるためにも、私と対戦しろ!!」
と言うビビ。
「わかった…。」
と、ビビとの対戦を承諾するアミオ―。
◇
平原を進む
まもなく、レーダーがビビの
なぜ、ノブヒコがいるのかというと
もし、アミオが『ニュータイプ』に覚醒していなければ、ノブヒコと対戦させるため
だ…。
〈アミオ。
現時点では、お前の動きは止まって見える。
だから、ノブヒコと戦ってくれ。
戦っている最中に頭痛がしたら、『ニュータイプ』か『カテゴリーF』に覚醒した証拠
だ。》
と、ビビからの通信が入った。
「わかった…。
いくぞ、ノブヒコ!!」
と、
その後、
対戦が始まって、10分ほど経過した時だった。
「いてっ!?」
と、頭を抱え、うずくまるアミオ。
〈頭痛か!?》
と訊いてくるビビに
「あ…あぁ…!!」
と、苦しみながら答えるアミオ。
〈つらいかもしれないが、耐えてくれ!!》
と言うビビ。
「わかった…!!」
と、激痛に耐えながら答えるアミオ…。
アミオの頭痛は2〜3分ほどで治まったものの、アミオにとって、その2〜3分は、まるで2〜3時間のように感じられた。
〈大丈夫か、アミオ?》
と訊いてくるビビに
「あぁ…。
なんとか、治まったよ…。」
と答えるアミオ。
〈動いてみてくれ。》
とビビに言われたので、とりあえず、移動する
しかし…
〈ダメだ…。
止まって見える…。
どうやら『ニュータイプ』には、なれなかったようだ…。》
と言うビビ。
「そっか…。
残念だな…。
痛い思いをしたのに…★」
と落胆するアミオ。
〈じゃ、『カテゴリーF』か…。
どんな能力に目覚めたんだ?》
と訊いてくるノブヒコ。
「さあね…?
とりあえず、1発、ノブヒコに撃ってみるよ。」
と、
HWF GMG・MG79-90ミリ ブルパップマシンガンの銃口から放たれたピンク色のビームが
「どわあぁあぁ…ッ!?」
というノブヒコの絶叫とともに
「な…何が…!?」
と驚くアミオ。
◇
対戦を中断し、コクピットルームから出てくるアミオ達。
「何なんだよ、さっきの!?」
と訊いてくるノブヒコに
「僕にも、わからないよ…。」
と答えるアミオ。
「検証のため、もう一度出撃しよう。
ノブヒコ、一緒に来てくれ。」
と言う、3年生のアイ。
「は…はぁ…。」
と、もう一度、コクピットルームに入るアミオ達―。
◇
先程と同じく、平原を進む
まもなく、レーダーが
〈ではアミオ。
ノブヒコを撃ってくれ。》
と言うアイ。
「わかった…。」
と、
HWF GMG・MG79-90ミリ ブルパップマシンガンの銃口から放たれたピンク色のビームが
「どわあぁあぁ…ッ!?」
というノブヒコの絶叫とともに、
〈次は、私を撃ってくれ。》
と言うアイ。
「いいんですか?」
と訊くアミオに
〈そうしないと、アミオの能力の検証ができない。》
と言うアイ。
「わかりました。」
と、
HWF GMG・MG79-90ミリ ブルパップマシンガンの銃口から放たれたピンク色のビームは、
「あれ?」
ノブヒコと違って、被弾して仰向けに倒れただけで、撃墜できなかった。
〈なるほど…。
だいたい、わかったよ。
でも、確証を得るためにも、もう一度実験しよう。》
と言うアイ。
「わかりました。」
と、対戦を中断するアミオ―。
◇
そして、3度目の検証が始まる―。
やはり、標的にされるのは
〈ではアミオ。
ノブヒコを撃ってくれ。
ノブヒコは、アミオの攻撃をシールドで防いでくれ。》
と言うアイ。
「わかりました。」
と、テムジンバンカーをかまえる
HWF GMG・MG79-90ミリ ブルパップマシンガンの銃口から放たれたピンク色のビームが、
「どわあぁあぁ…ッ!?」
というノブヒコの絶叫とともに、
◇
コクピットルームから出てくるアミオ達―。
「確証が得られたよ。
アミオ。
君の能力は
一撃必殺
だね。」
と言うアイ。
「一撃必殺…
ですか…?」
と、合点がいかないアミオ。
「うん。
ただし
一度きり…
最初の一撃のみ…。
しかも
防御無視。
文字通り
当たれば一撃必殺
だよ。」
と言うアイ。
「一度きりって…
なんか微妙な能力ですね…。」
と言うアミオに
「そんなことはないよ。
アミオの一発で、敵を確実に1機減らせるんだ。
これは、チートといってもいい能力だよ。」
と言うアイ。
「よかったな☆」
と言うビビ。
「撫子に感謝かな★」
と言うアミオ。
「ビビ…
ひとつ、訊きたいことがある…。
どうして、アミオが『カテゴリーF』に覚醒することを確信していたんだ?」
と、ビビを訊くアイ―。