月面で対峙する
と
先に動いたのは
右手に持つビームライフルからライムグリーンのビームを発射する
しかし、
「もう、僕の能力は通じない…。
だけど
お前の攻撃も、僕には通用しない!!」
と言い放つアミオ。
〈どうやら、そうみたいね…。》
と、
どうやら、相方と交代するようだ。
当然だが、交代するために後退する敵を攻撃してもいいが、しかし、アミオの性格が、それを許さなかった…。
待つこと数秒―。
〈今度は私が相手よォッ!!》
と、アイーダの相方のスズの
正面モニターにGサイフォス・サチコのデータが表示される―。
【機体名】
Gサイフォス・サチコ
【ガンプラファイター】
スズ
【ベースキット】
1/144 HG Gサイフォス
【ガンプラタイプ】
汎用型モビルスーツ
【ガンプラ属性】
陸
【戦場適応】
宇宙戦 ◎
空中戦 ✕
地上戦 ◯
水中戦 △
【得意戦術】
射撃戦 ◯
接近戦 △
スズの
「くらえっ!!」
と、右手に持つビームライフルを撃つ
ところが、何を思ったのか、
(何だ、あいつ?
さっきの戦闘を見ていなかったのか?)
と、あきれるアミオ…。
『カテゴリーF』のアミオの能力は『初弾必殺』。
つまり
どんな攻撃でも、一番最初に当たれば敵の耐久値をゼロにする
というチート能力だ。
たとえ
シールドで防いでも、ガンダムフェネケースの攻撃が当たれば耐久値はゼロになる
のだ。
案の定、
(さて、どうする…?)
と考えるアミオ。
このまま、アイーダと決着をつけるか⋯
それとも、アイーダの相手はノブヒコに任せるべきか…?
《おい…オレにもやらせろ!!》
と、ノブヒコからの通信が入った。
「わかった。
ただ、あのアイーダって人は強いから、気をつけてね。」
と、
◆
さすがのアイーダも、スズがあまりにも簡単に敗退したことにあきれていた。
試合開始前に、スズにはガンダムフェネケースのファイターは『カテゴリーF』だから気をつけろと忠告したのだが…。
しかし、こうなってしまった以上、嘆いても仕方がない。
今、自分のするべきことは、戦うことだ。
さいわい、この大会は
1対2なら、まだ挽回できるチャンスもある。
しかも、先ほどのアミオの説明だと、彼の能力は一度きりのものとのこと。
彼の説明が事実なら、二度目は無いはずだ。
(よし…!!)
と、
◇
「あれ?
まだやってるのか?」
と、『ニュータイプ』の部の試合を終えたビビとアリアが、アミオとノブヒコの試合を見に来た。
「相手は誰なんだ?」
と訊くビビに
「【
と教えるシオリ。
「【
手強いな…。」
と言うビビ。
そこに…
「うん…心配だね…。」
と、突如、アイが出現し、驚くビビ。
「せ…先輩…!?
どうしてここに?」
と訊くビビに
「情報収集だよ。」
と答えるアイ。
「情報収集?」
と訊くビビに
「ビビッ島ガンプラバトル大会が終わった今、次にみんなが力を注ぐのが
11月の『悠久の地』大戦
だよ。
夏は、ガンプラバトル大会の結果で新しい
と答えるアイ。
「なるほど…★」
と感心するビビ。
アイにとって、このヂョーシンカップは
格好の情報収集の場
なのだ。
もちろん、新型機の情報収集をしているのはアイだけではない。
大会参加者の全員が
11月の『悠久の地』大戦
に向けて、対戦相手の情報を集めているのだ―。
◇
アミオと交代したノブヒコだったが、
ノブヒコの新しい
使い慣れているからか、右手にはかつての愛機のジム・テムジンの武器であるテムジンバンカーを持っている―。
それでも、機動性がザクウォーリアを上回っている。
そのため、ノブヒコは
(ちくしょう…ッ!!
マジにヤベぇぜ…ッ!!)
と、正面モニターに映る
(何か、手はねぇのか…ッ!?
考えろ…
考えるんだ…ッ!!)
と対抗策を考えるノブヒコ。
しかし
何も思い浮かばない…。