ある程度、距離が詰まったところで
「くらえッ!!」
と、胸部のビームバスターを撃つ
ジン・ハイマニューバ2型は、
だが、それにより、一時的にだが、ジン・ハイマニューバ2型は動きを止めてしまった。
その隙をついて、
この攻撃は
もちろん、ビビは攻撃の手を緩めない。
さらにジルスベインガンで追い撃ちをかけるが、態勢を立て直したジン・ハイマニューバ2型は振り返ってシールドで防御する。
それを見て、ビビは
(コイツ…
高機動型ガンプラの扱いに慣れてないな☆)
と確信した─。
高機動型の
基本的に止まらないこと。
その
もちろん、回避できない場合はシールドで防御しなければならないが、それでも足を止めるのは厳禁だ。
だが、ジン・ハイマニューバ2型は回避ではなく、足を止めてシールドで防御している…。
これは
高機動機の扱いが下手(または向いていない)
なガンプラファイターの典型だ…。
「いくぞッ!!」
と、
ジン・ハイマニューバ2型は、グングニールに内蔵されている120ミリ砲で迎撃するが、回避した
対応できなかったジン・ハイマニューバ2型は
その時、
ビビが正面モニターを見れば、赤いGN粒子を噴出させて飛んでくる
「ラミアか…!!」
接近してくるのは、ジン・ハイマニューバ2型のファイターの相方のラミアの
ビビにとって、ラミアはビビッ島ガンプラバトル大会での因縁がある。
「ガンプラバトル大会での借りを返させてもらうぞッ!!」
と、ジルスベインガンを撃ちながら
〈あらあら、何のことかしら?》
と、とぼけるラミアだが、その表情は余裕の笑みではなかった。
それは
ラミアがビビの実力を認めている証拠
でもあった。
〈見せてもらうわ…
貴女の新しい
と、
(厄介な…。
でも、ジルスベインソードにGNフィールドを展開すれば…!!)
と、
ジルスベインソードの表面が赤く淡く輝く。
それを見たラミアは、ルリジューズのGNフィールドを解除した。
GNフィールドを
「いくぞッ!!」
と、GNフィールドを
ジルスベインソードとGNメイスがぶつかりあい、真っ赤なGN粒子が飛び散る。
真っ赤なGN粒子を飛び散らせながら、激しい剣戟を繰りひろげる
「ビビッ!!
がんばれぇッ!!」
と、アミオも声援をおくっていた─。
「もらったぁッ!!」
それは、ビビが見つけた、ほんのわずかな隙─。
右の脇腹がガラ空きになった─!!
その直後─
その衝撃で、
だが─
「あああ…ッ!!」
と雄叫びをあげながら、
さすがのラミアも、至近距離からの射撃は回避も防御もできなかった。
そこに、ラミアの相方のジン・ハイマニューバ2型が駆けつけた。
「ムダだッ!!
お前じゃ、私には勝てないッ☆」
と言い放つビビ。
〈なにをーっ!!》
と、グングニールをかまえて突進してくるジン・ハイマニューバ2型。
ジン・ハイマニューバ2型は、そのまま突き進んで、遠くで左旋回する。
その間に、ビビは武装スロットから『アビリティ』のTRANS-AMを選択する。
すると、GNスベインの全身が赤い光に包まれて、凄まじいスピードでジン・ハイマニューバ2型に向かっていく。
そして、両手からオレンジ色のビームサーベルを出して、止まって見えるジン・ハイマニューバ2型をメッタ斬りにした─!!
ビビがTRANS-AMを解除下直後─
耐久値がゼロになったジン・ハイマニューバ2型は爆発のエフェクトにつつまれたあと、自動的に退場ゲートへと向かっていった…。
これで敵はラミアのみ…。
ビビにとっては、ガンプラバトル大会での因縁に決着をつけれる絶好の機会だったが…
あと2分で、試合終了時間だ…。
如何にラミアといえども、たった2分ではビビには勝てない。
ルリジューズも
こうなると、ラミアがとるべき道は、たった一つ…
降伏
である…。
試合終了1分前で、
これにより、ヂョーシンカップ『ニュータイプ』の部準決勝第2戦は陸高ガンプラバトル部の勝利となった─。
◇
コクピットルームから出てきたビビとラミアが握手する。
「次こそ決着をつけさせてもらう。」
と言うビビに
「それはいつかしら?」
と挑発するラミア。
「できれば『悠久の地』で…。」
と言うビビ。
「楽しみにしているわ☆」
と微笑んで、ラミアは相方とともに去っていった。
ビビはただ、去りゆくラミアを見送るしかなかった。
ラミアの背中が、妙に遠くに感じたのは気のせいだろうか…?