「ムダだッ!!
お前じゃ、私には勝てないッ☆」
と言い放つビビ。
「なにをーっ!!」
と、グングニールをかまえて突進してくるジン・ハイマニューバ2型。
ジン・ハイマニューバ2型は、そのまま突き進んで、遠くで左旋回する。
その間に、ビビは武装スロットから『アビリティ』のTRANS-AMを選択する。
すると、GNスベインの全身が赤い光に包まれて、凄まじいスピードでジン・ハイマニューバ2型に向かっていく。
そして、両手からオレンジ色のビームサーベルを出して、止まって見えるジン・ハイマニューバ2型をメッタ斬りにした─!!
ビビがTRANS-AMを解除した直後─
耐久値がゼロになったジン・ハイマニューバ2型は爆発のエフェクトにつつまれたあと、自動的に退場ゲートへと向かっていった…。
これで敵はラミアのみ…。
ビビにとっては、ガンプラバトル大会での因縁に決着をつけれる絶好の機会だったが…
あと2分で、試合終了時間だ…。
如何にラミアといえども、たった2分ではビビには勝てない。
ルリジューズも
こうなると、ラミアがとるべき道は、たった一つ…
降伏
である…。
試合終了1分前で、
これにより、ヂョーシンカップ『ニュータイプ』の部準決勝第2戦は陸高ガンプラバトル部の勝利となった─。
◇
コクピットルームから出てきたビビとラミアが握手する。
「次こそ決着をつけさせてもらう。」
と言うビビに
「それはいつかしら?」
と挑発するラミア。
「できれば『悠久の地』で…。」
と言うビビ。
「楽しみにしているわ☆」
と微笑んで、ラミアは相方とともに去っていった。
ビビはただ、去りゆくラミアを見送るしかなかった。
ラミアの背中が、妙に遠くに感じたのは気のせいだろうか…?
「やったな、ビビ☆
これで決勝進出だな☆」
とビビを称えるアミオ。
「ありがとよ。
それよりも、シオリとティナはどうなった?」
と言うビビ。
「たぶん、負けたと思う…。」
と言うアミオ。
事実、ノブヒコが来て
「負けたよ…。」
と力無く言った…。
悔しいが、陸高はヂョーシンカップ一般の部準決勝で敗退となった…。
◇
◇
午後1時15より、いよいよヂョーシンカップの決勝戦が始まる―。
一般の部の決勝は
ヂョーシン ノブリス店 vs【ソロモンの正夢】
『ニュータイプ』の部の決勝は
陸高ガンプラバトル部 vs【四妖軒】
「【四妖軒】って、どんなチームなんだ?」
と訊くアミオ。
「腕が4本あるガンプラを使うチーム
だよ。」
と、アミオに教えるアイ。
「腕が4本もあるガンプラ?
そんなのあるんですか?」
と訊くアミオに
「有名どころで
ガンダムグシオンリベイク
だね。」
と言うアイ。
「あぁ…☆」
と、納得するアミオ。
「てか【四妖軒】って
駅前のラーメン屋
じゃないのか?」
と言うノブヒコ。
「うん。
値段が安いだけで、あまり美味しくない
けどね…。」
と言うアイ。
「アイ先輩…
ラーメン食べるんですか?」
と訊くアミオ。
「アミオは食べないのかい?」
と言うアイに
「どうも…僕は苦手で…。」
と言うアミオ。
「それにしても…
腕が4本だなんて…
操作が難しそうね…。」
と言うシオリ。
「操作そのものは通常と変わらないよ。
ただ、サブアームを個別に操作するとなると、話は変わってくるけどね…。
普通はハロに任せるけど、中にはサブアームも個別に操作するという超人もいるけどね…★」
と言うアイ。
◇
午後1時15になった―。
ヂョーシンカップ『ニュータイプ』の部の決勝戦
陸高ガンプラバトル部 vs【四妖軒】
の対戦が始まる―。
バトルフィールドは宇宙空間。
【四妖軒】の
陸高側の先発は
先制攻撃をしかけたのはイージスガンダム。
イージスガンダムからの攻撃を回避した
だが、
◇
「すごいな、ビビ…。」
と、斬りかかってきたイージスガンダムに臆することなく、カウンターをキメたビビの戦いぶりに驚嘆するアミオ。
「両手両足を広げているということは
胴体がガラ空き
ってことだからね。」
と、冷静に言うアイ。
「僕なら…焦るな…。」
と言うアミオに
「そこが、アミオとビビの強さの違い
だよ。」
と言うアイ。
(・・・・・・。)
アイに指摘され、沈黙するアミオ…。
◇
モビルアーマー形態だと不利だと悟ったのか、イージスガンダムはモビルスーツ形態に変形した。
「アリア!!
交代だ!!」
と言うビビ。
《え?
いいんですか?〉
と言うアリア。
「正直
疲れた★」
と言うビビ。
《わかりました!!〉
と答えるアリア。
イージスガンダムからの攻撃を回避し続ける
待つこと数十秒後—
レーダーを見れば、アリアの愛機・ガンダム