「あの、なんでこんなにもけが人がいるんですか?」
「えっと、
「はい」
「今回は、実践と授業の線引きを知っもらうということでかなり理不尽な目に遭ってもらってるのよね、防御系統の玄武でも知識が増えたおかげで攻撃もかなり出来るしね」
「さすがだな」
「先生」
早乙女さんに説明していると、私達の代の担当の火翼先生が話しかけてくる。
「実力が突出していた二人について行っていただけある。ただまあやりすぎてはあるがな」
「風花、追加だ頼めるか?」
「ペース落としてくれませんか?隊長」
「無理だろうな。ただ使っているだけ、何も理解しちゃいない。このままじゃ成長しそうにないからな、全員気絶したら、区切るか」
「それがいいと思うぜ隊長」
「玄武、そっちはペース遅いかと思ったがそうでもなさそうだな」
「ああ、知識が足りてなさすぎる。少し前の俺みたいだ」
「あなたの力は知識によって左右されますからその影響が大きいのでは?」
「全滅か、」
「はい」
「隊長一時間も経ってませんけどどうするんですか?」
隊長達の言い方的に、全員気絶したのだろう。今年は質が悪いとは聞いていたがこれ程とは
――――――
サイド 陽月
「そうだな、俺と依姫の模擬をみてもらうか、」
「確かにいいですね、なにが足りないかわかるでしょう」
「無理だろ、あいつら基礎すらできてないぜ」
「だよな、なにがこんなにも質を悪くしたんだか」
零番隊で話していると火翼先生が口を挟んでくる。
「憶測だが原因わかるぜ」
「そうなのか?」
「ああ、陽月と依姫が一部教師を凌駕していたことが合わせで広まってな、教師が弱いと滑られてんだ」
「なるほどな、正面から叩きつけて、根性を直したほうがよさそうだ。一時間作戦を考えさせて生徒対零番隊をやるか、その後依姫と玄武を指揮官にして俺と戦ってもらう。もちろん攻撃なしだけどな」
「私たちがいたら頼りすぎてしまいますからね」
「じゃあそういうことで」
方針も決まり生徒に説明する。すぐに終わることはないと思いたい。
「さっきも伝えた通り俺たちを倒せ」
「ほんとにやるんですか?」
「当たり前だろう」
「でも」
「ならこっちから攻撃するぞ〈白雷・昌華〉」
俺が放った雷を合図に依姫が走り出す。援護するように玄武の攻撃
「〈金剛錐〉」
「〈浄月流・望月〉」
「う、うわあぁぁぁぁ」
すぐに逃げ惑う生徒達、こいつら1年からやり直させたほうがよさそうだ。
「〈浄月流・「〈
「どういうつもりですか?火翼先生」
「さすがに見るに堪えなくてな。指揮と援護くらいさせてもらうよ。Aクラス、防御壁を展開しろ、Bクラスは攻撃準備Cクラスもだ。Dクラスは動けないやつを退避させろ」
「りょ、了解」
「先生の指揮は始めてだな。依姫、防御壁を破壊しろ、玄武は破壊したと同時に前方に結界を張ってやれ、できれば盾のようなものをな」
「「了解」」
火翼先生の、乱入は予想外だが戦場はいつだってそんなもんだ。理不尽だってそこら中に転がっている。それに気づければ今日は合格かな。
「〈浄月流・弥生〉」「〈
「さすがだな。Aクラス足元を狙え、少しでも速度を落とせ。BCクラス、常に背中に回れ」
「はい」
隊列の変形が速いな。少し俺も攻撃するか。
「依姫、右に五歩飛び退け〈集風・
「〈
「ありゃ、防がれたかでも」
「〈卸しませ 韋駄天〉〈浄月流・朧月〉」
「気がそれればそこを突かれる。玄武、相手の足元を崩せ」
「了解〈
【結合を操る程度の能力】を持つ玄武、この一ヶ月、永琳に化学を学ばさせてもらい。(学ばせたのは俺)能力の汎用性を上げた。要は空気中の水分、H₂Oを結合させ凍らせたというところだろう。勉学が出来るやつが持てば最強なんだがな。
「うおっ、滑る」
隊列が崩れたところを
「〈集風・諷鱗針〉〈集風・渦の覇弓〉二つを合わせて〈
竜巻を圧縮した釘を弓で飛ばす。依姫と火翼先生は問題ないが他は吹っ飛ぶだろう。先生も降参した。
「兵がない状態でお前らの連携は総隊長しか崩せん。降参だ」
これにて生徒対零番隊の模擬を終わりにする。生徒の方は
「理不尽だ」「戦場怖い」「死んでないよな」「問題ない俺も思ってる」
トラウマになっているみたいだ。けど「もう少し真面目にやってみる」そんな奴もちらほらいた。戦場という理不尽の塊がどういったものかは理解できたみたいだ。やる気のあるやつのみで、俺対依姫、玄武の指揮がある生徒と戦ってみたが、かなり動きは良くなった。霊桜神楽までは出さなかったが風以外も使わざるを合えない状況を作らされた。副隊長の指揮いろいろと異常だろ。オレの嫌なことしかしてこない。それを見ていた生徒も雰囲気が変わっていた。合格かな