「全員揃ったか。会議に上がっていた月移住計画が確定した。それにともなり、我々浄魔隊は最後まで残り妖怪からの脅威から守らなければならない。これは予想だが我々が移住する時に妖怪が押し寄せてくる可能性がある、いっそう常日頃の巡回に力を入れ、各隊のきょうかをしてくれ」
「「「「「「「了解」」」」」」」
「零番隊集まれ、月移住計画が確定したとの報告を受けた。最終日に妖怪の大群が押し寄せてくる可能性がある。その時に俺たちは隊を分解することになった。俺と依姫は総隊調とともに切り込みを行い最前線で戦う。玄武は陸番隊へ、風花は回復班に移動だ。みな心してくれ」
「「「了解」」」
月移住計画が確定して軍部の動きが激化した。二日で都市にいるものを全てが月に移動する、永琳達科学者は一日目に移動するらしいが、無理を言って二日にすると言っていた。上層部のジジイどもも一日目らしい、とことん自分のことしか頭にない奴らだ。
俺は鍛錬をするのではなく月の最高権力者の下に向かっていた。
「来ましたか、月移住計画については聞きましたか?」
「ああ、」
そう月の神様、月読尊のところだ。そして俺が妖怪ということも知っている。都市に来た翌日挨拶に行った瞬間バレた。神というものはそういうものらしい。
「それで要件は」
「妖怪である君の処遇だ」
「のこれってことか?」
「そうではない、君一人ならば移住しても問題はない」
「では」
「最終日、君たちがロケットに乗った時君の力で都市を風で覆ってほしい」
「そういうことなら、いくらでもやってやる」
「ではこれを、永琳が先日頭を下げてきてね」
「神楽鈴については分かるが、なぜ巫女装束なんだ」
月読様が、取り出したのは巫女装束と神楽鈴。忘れている人もいるかも知れないが俺は男だ。
「君に合わせて作るということでサイズは自動調整されるようになっていてな」
「質問の答えになっていないぞ」
「……………君の写真を見せたら、巫女装束になってしまった。色くらいなら変えることができるが……」
「なら黒袴にしてアクセントに桜のラインを付けてくれ、着物は白でいい、振袖の紐は桜色に、出来るなら着物には桜の枝を」
「随分要望するね、まあそれくらいならいいだろう。神楽鈴には私の加護がかけられている。きみの本気にも耐えられるだろう」
「ありがとうございます」
月読様の支援を受け取り、部屋を後にする。後はもう来る日を待つのみだ。残り二カ月このきかんでどれだけ戦力を上げられるか
古代都市編最終章突入