「最近地形破壊したばっかだからなあまり戦いたくはないんだけど、」
「いやよ貴女みたいな長生きの妖怪を食べるほうがおいしいのよ」
「俺を食ったら逆に弱るぜ」
「見苦しい嘘はやめなさい」
あながち間違いではないのだが、こちらの抗議に気を止めてないので意味はないのだろう。手っ取り早いのはここで負かして従わせるなんだが。 ぐぅ~ さっきからなっているあいつの腹の音で気が散る。
「そろそろ始めていいかしら、限界なのだけど」
「それは空腹か?それとも戦闘欲求か?」
「今は空腹」
「そうかなら、これでも食ってろ」
手に妖力を集会中させルーミアに投げつける。妖怪の空腹は妖力不足が主な要因だちなみに尾一本分の妖力をぶん投げた。
飛んでいく妖力に突っ込んでいくルーミア、妖力が吸収されたのを見、何とか空腹は紛れたと仮定する。やはり動きが止まったわけではなかった。さらに四尾出し七尾へ。
「ねぇ貴女、その尻尾さらわせてくれないかしら」
「はっ」
空腹が収まったのは確認できた。だが今度は別の欲求がでてきたみたいだ。
「貴女の尻尾、見てるだけでフワフワなのよね、だがら触らさて、よければその尾て寝かせて」
「何でそうなる。それにこちらの利点がない、」
「そうね、じゃあ余ったこの人間あげる」
「足りねえ、それくらい自力で出来る、せめて情報にしろ」
「なら、神殺しの妖蛇。
その目は 赤加賀智の如くして 身一つに八頭八尾あり
またその長は 谿八谷峡へ尾に度りて
その腹と見れば悉く常に血爛れたり
名を『八岐之大蛇』
これでどうかしら」
「それならまあいいだろう、ほれ」
ルーミアの条件をのみ、出していた八尾でルーミアを持ち上げる。尾の長さは自由自在だ相手を巻き付けたり弾いたりも出来る。そして俺の寝具でもあるのだつまり今日俺は寝具がない、そしてルーミアが村を襲撃したせいで村は物理的に闇に染まってしまったので。妖狐の変化能力を使う、距離が延びると使えなくなるが睡眠に使うので問題ない。
ふとルーミアを見ると寝ている、空はもう気持ちよさそうに、外面だけなら逆だ、ソッチのほうが楽だし。諦めてそのへんの木を変化させる、完成したのは掘っ立て小屋でその中には極上のベットが、尾を横にし寝る。やはり自分の尾のほうが寝やすい。
「おはよう」
朝から元気に挨拶するルーミア、しっかり眠れたのだろう肌がツヤツヤしている。俺の尾はそれだけすごいのだ。
「ありがとね、久しぶりにゆっくり寝れたわ」
「寝れてなかったら、吹っ飛ばしてたところだよ。それで八岐の大蛇の場所は?」
「出雲」
「そうか、じゃあ俺は行くよ」
「ええ、また会いましょう、」
ルーミアと別れ出雲に向かう。
なんか変に終わったな、とりあえずこの章の後編が始まります、新キャラ二柱お楽しみに