「いやはや。多いですな〜」
「なに呑気なこと言っているんだ。戦力差百倍だよ」
「いや、ほぼ雑魚だし」
「神を雑魚と言えるのはおかしいよ」
「愚痴言ってないでやるぞ」
戦が始まった。こちらは諏訪子と諏訪子が出せる神兵、もといい眷属数十体と俺に対してあちらは最高神と言える天照大御神と素戔嗚尊とその眷属プラス元々いる神数百、それを八部隊に分けて、放置して戦うというものらしい。俺にとっては都合がいいのだが。
「天照と須佐之男はまだ見えんか、とりあえず殲滅と行きますか 霊桜神楽〈雷章雨章、風添えて〉」
今までは舞うことにより効果を発揮したが、今では神楽鈴を一度鳴らすだけで扱える。そして剣舞の方も覚えたが今ではない。修行で思いついた方法の実験と行きますか
「〈集雷・黄の覇弓〉×〈集雷・黄麟針〉×100=〈雷神・
いつもは手元に作る集具シリーズ、それを発生させた雷雲の中で行った。これにより、一の動作で百回分の攻撃が可能になる。霊桜神楽の弱点は命中精度が低いことだ、辺り一帯を変化させるが落雷を複数に当てるのは向かないがこの方法ならば基本的に撃ち漏らすことはない。
「お次は〈集雷・黄の覇弓〉×〈集雹・零の弾丸〉×100=〈
「敵がかわいそうになってきた」
諏訪子の感想を無視し、この二つを繰り返す。そろそろどちらかがくるはずだが。
――――――
「報告します、突如変化した天候により、第一、第二、第三、第四部隊、甚大な被害が出ており、残る部隊が壊滅するのも時間の問題です。黒雲の中心下にくだんの白狐が目撃されています」
「やはりか、
「わかった」
「行きますよ」
――――――
戦況が変わったな、そして軍神と素戔嗚、天照が動いた。少し構えたほうがよさそうだ。
「諏訪子、そろそろ軍神が来る気合い入れろよ」
「わかった」
「見つけだぞ、陽月ぃぃぃ!」
「〈八蛇雲叉〉久しぶりだな素戔嗚、そして少し待ってくれよ。軍神さんよ、あの時のサシの件受けてくれるか?」
突っ込んできた素戔嗚を止め、軍神に顔を向ける。
「この状態の戦でそれはこちらが不利だろう」
「利点ならあるぞ、最高神の戦いの巻き添えを食らわない」
「それは利点と言えるのか?」
「言えるぞ、というか受けないと戦場から退場になる」
「わかった受けよう、」
「なら相手は私だ。諏訪の国の祟り神、諏訪子だ」
「大和の国の軍神、八坂神奈子だ」
「よしそれじゃあ〈集天候・天ノ羽衣〉これで問題ないだろう」
互いの名乗りが終わった時に結界をはる。約束は守らなければならないからな。
「少し見るか?」
「そうしましょう」
天照達は、少しこの戦いを見るみたいだ。
「いくよ、〈厭い川の翡翠〉」
「〈葛井の清水〉」
二人の、弾幕がぶつかり合う。そういえば都市の戦える女性は弾幕を好んだな、依姫は能力ゆえに使わなかったけれど。
戦という観点から見れば神奈子に軍配があがる、それを埋めるための修行で、鬼拳術の基礎、縮地と瞬歩は覚えさせることが出来た。そしてそれを生かすためのものが一応ある。
「〈神具 守谷の鉄の輪〉」
本来は投擲武器だが。少しいじり遠近に対応できるようにした。これで少しは
「〈神具 御柱〉」
「はっ?」
神奈子が取り出したのは、御柱、脳筋なのか。軍神と言っていたから知的だと決めつけていた俺の落ち度だろうか、ふと天照達の方を見ると。武器を取り出していた
「最後まで見たいですが、そろそろ始めましょうか」
「そうだな、災害縁の白狐、桜咲陽月だ」
「大和の国の太陽神、天照大御神」
「同じく