「これは、あとがありませんね」
素戔嗚の方が終わりこちらも緊張感が増えていく、問題は天照が神器を使用していないことだ。生成した刃は残っているが、決定打になりえていないのが問題だ。防御に徹せられるとこちらの体力だけが消費されていく。
「そろそろ終わってほしいんだけどな〈雷神・百墜我〉」
「そうですね〈八咫鏡〉〈反射〉」
「あっ?」
落としたはずの雷が天を登っていく。シンプル、鏡の反射の特性を生かした神器。次だ、弱点をさらっていく
「〈雹神・百墜牙〉」
「〈反射・四十五度〉」
「っつ〈天ノ羽衣〉」
質量を持つ雹ですら反射し、反射角を利用してこちらに返してくるという芸当、しかし有効範囲は中心から五メートル、しかも反射した物体は操れない可能性がある。もう少し情報が欲しいな。
「〈
気力と妖力が続く限りの永久砲、永続的に攻撃した場合どうなる。
「無駄です〈反射・対象〉」
やはり反射するがこちらに届くことはない、なぜなら反射したそばから、もう一度返しているのだから。八咫鏡の反射は力の影響を一瞬奪い力の向きを変えるものだろう。百墜牙は発動後は自然落下に頼るのでかえされるが、螺旋撃砲の場合意思を持って発動させているため完璧には返せない。手元で炎が渦巻くだけにとどまるのだ。
「〈虚像〉」
「抜けられたか」
いきなり実態がなくなり避けられる。反射した時に出てくる、視点をいじったか、だがこれで対象ができる、後はそれを念頭に置きながら動くだけだ
「ここまで押されるとはぉいませんでしたよ、ですので私も使わせでもらいます
八咫鏡の鏡面が増加し衣類のように天照の服を覆う、周りの景色は反射していようでガラスの下に布を置き上から見たような質感になっている。
予想はしていた。問題は効果の変化。素戔嗚のような武具の強化ならいざ知らず、神器と一つになる
つまり、先ほどまでの光線や弾幕の質と量が増える、これはまずい
「それでは行きましょうか」
「〈八方砲水〉」
「〈全反射〉」
八岐之大蛇を瞬時に前にだし、咆哮をさせる。しかし八方からの砲撃が全て反射される。素戔嗚ですら回復しづらい傷を負う技、それを八倍撃ったのだ。それを完璧に反射してきた。これにより、八岐之大蛇は負傷八蛇雲叉に戻る、ヒビが入っているのが確認できるためこれ異常使うことはできない。
「そろそろこちらからも行きますよ〈
炎柱襲い来る、直線的ではなく少しうねっているのが嫌なところだ。根気勝負に行ったら、俺が負けそうだしな、
「考え事ですか?〈
「げっ」
至近距離の爆発に吹き飛ばされる。浮かせた地面の一部に乗り体勢を立て直す。神楽鈴を二、三と振るい、もう一度隙を作ろうとしてみる
「〈集具・百刃彩〉」
「無駄ですよ〈全反射〉」
「〈百刃彩〉反射された分だけ迎撃し直す。これで集中できる。というわけで倍だ」
支配権を奪い返し、もう一度総射する。そしてオートではなく、自身の意思で動かす。
「〈全反射〉」
返されては、もう一度打ち込む。分かったことは天照を中心に直径五メートルの球体の結界ができていること。数を増やすか。
月読尊から貰い受け、諏訪大社の神域で再構築することで神祇に昇格した神楽鈴名を、『
「霊桜解放〈
神楽鈴は三段構成になっており、上から鈴が三、五、七となっている。鈴が分離し、俺の手首足首に二つづつ、首飾りのように三つ、両耳に一つづつ、髪をポニーテールにまとめる二つ。さらに九尾の状態だが身長が伸び175cmへ、本体の神楽鈴は刃形になり、短刀として使う。服装は巫女服装のままだ
「さぁ、第二ラウンドといこうか」
陽月「なぁ、結局神器の解放ってどんな種類があるんだ?」
永遠「明確な説明は、八咫鏡と災読の衣がたか、分類としては、天羽々斬の【武具強化形】、八蛇雲叉の【神獣顕現形】そして八咫鏡と災読の【神器一体形】この三つだな、詳しいことを言うと」
武具強化形
形の変化は目立たずに、純粋な能力の強化と持ち主な身体能力の強化
天羽々斬
神殺しの特性が強化され、神に対し威力などが上がる
神獣顕現形
神器のもととなった神獣が出てくる。武器として使えなくなるが自立が可能
八蛇雲叉
八岐之大蛇が出てくるが、製作時に邪神の邪の部分を浄化されている
神器一体形
衣類に変化して、防具のようになる。神器の効果がほぼ永続的に発動される、他にも姿が変わったりもする
八咫鏡
衣類全体に広がり、反射結界が発動する。天照の〈全反射〉の発現は気合と物語のイメージのしやすさのため
災読
衣類というよりアクセサリー、腕の動きで音を鳴らすので舞が必須。本体は短刀となるが10cmくらいの長さ
永遠「こんな感じだな、災読は次話でその力を、発揮すると想う」
陽月「主の文才次第だな、」
永遠「はい…」
陽月「それじゃあ締めるか」
永遠、陽月「「それでは、次回も彩式に!!」」
陽月「………ってなんだ今の!!」
永遠「ノリで作っただけ、好評なら続ける」