Side 清苗
私はどうして弱いのだろうか、風祝としての力は十分にある、そう言われたそれでも今このとき戦争に役立てることはない。分かっている、神と人には大きな差がある。それでも今この時だけは《清浄を操る程度の能力》を呪わしく思う、少しでも戦闘向けなら私も、戦えたのだろうか?遠目にだが諏訪子様が陽月さんが何処か遠くに行くような感じがしてしてならない。
私は無力だ無力だから力がホシイ。せめて神を重症に追い込めるだけのチカラがホシイ。せめて今この時だけでも現人神としてあの場に、隣に、タチタイ、そのチカラが、ホシイ。
清浄
↓
汚染
《汚染を操る程度の能力》
何かが変わった気がした
一歩足を出す。すぐに大地が朽ち使い物にならなくなる。周囲にいた妖怪は、瞬時に倒れ死んでいく。
これならヤクニタテル
――――――
Side 陽月
「素戔嗚、お前邪気についてわかるか?」
「邪気?八岐之大蛇が以前纏ってただろうが、どうしたんだよ」
「そうか、すぐに戦闘態勢に入れ、嫌な予感がする」
「?どうかしまし、これは」
俺は諏訪国を見て嫌な予感がした、人に害をなす嫌な気、素戔嗚に確認を取り考える。諏訪で何かあった。
天照の質問とともにそれは確証になる。大地と空気それらをのみ込もうと向かってくる巨大な邪気。それはすぐに戦場へとたどり着く。
「〈浄炎・祓火〉これは、汚染か」
すぐに打ち消すために浄炎を展開する。俺は汚染はほぼ効かないが天照達にはかなり苦しい場所だろう。何がこんな力を持ってんだよ。
「アレ!もう終わっテタンデスカ?」
「清苗?」
「ハイ、ソウデスヨ、諏訪子サマ。どうかサレマシタか?」
「なんだい、その力は」
「ネガッタンデス、ソシタラコウ為りマシタ。まァソンなコトヨリ、そこの大和ノカミヲ殺さないとデスね〈
「天照様!!」
「はっ??」
清苗が腕を振るい、ドス黒い空気の風が押し寄せる。大和国の下級神が天照を、庇ったが問題なのはその後だ。神は死なない、忘れ去られない限り何度でも復活できる。それが消滅したのだ。信仰があっても復活できない、神の死。
「天照、素戔嗚、神奈子、下がれ見ての通り死ぬぞ」
「なんで、なんで清苗が、能力も違うのに」
「能力が反転した可能性がある。浄化作用のあるものをぶつければ静まるはずだ」
「どうやってやるのです。あなたの炎だけでできるのですか?私達も手伝いますよ」
「そうか、助かる。天照は自力でできるな?」
「ええ」
天照達の協力を得られたところでできることを確認する、浄化系統は天照と俺の二柱、素戔嗚もできるはずだが、刃牙にそんな器用な言葉できない。鉈を取り出し
「〈浄炎・祓火〉素戔嗚使え」
「おい、いまバカにしただろってこいつは」
「戦場を、駆けた武器だ戦で散れるなら本坊だろうよ」
鉈に浄化作用の炎を纏わせる、都市の時代から使ってた武器、神具ですら無いがこの戦いくらいは持つだろう。
神奈子に諏訪子を任せる。今の諏訪子は戦力にならない。
「それじゃあ行くぞ」
「サクセンは決マッタヨウデスね〈
「せいっ!!」
「〈浄光・投射〉」
「〈
「さすガニフリデスね〈
人数差もあり、押していたが俺一人に集中した封印攻撃。動きではなく能力を封じられる。だがあくまで鎖、俺が、小さくなれば問題ない。
「〈変化〉天照、素戔嗚、なるべく近くまで道を作ってくれ」
「了解です」
久しぶりになった妖狐型、尾が増えても大きさは普通より少し大きいくらい、天照に飛び乗り指示を出す。
一人減っても順調に進み
「陽月!!」
「ああ最後の最後に完成するとはな、
狐刀術〈冬章・
「ムダデス」
「いや、終わりだ。
これは死季、終わりを告げる五つ目の季節
〈
災害と浄化の炎を刃型の神楽鈴に圧縮する技、現時点で一番強い状態にも関わらず腕にヒビが入っていく。技に対し器が絶えきれていないが清苗を救う分には十分だ。後は動けるやつを頼ろうか
永遠「これで諏訪大戦のメインは終わりとなります、主人公が気絶してるので後書きに呼べませんね、今回はもう閉めさせてもらいます」
永遠「それでは、次回も縁待ちに!!」
永遠「ツッコミいないとつまらんな」