古代から生けし狐の大妖   作:紡縁永遠

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一足先に答え合わせ

Side陽月

 

 輝夜が出した課題『太陽咲く花』をクリアしたので、輝夜のいる屋敷に来たのだが門番がいることを忘れていた。

 

 「止まれ!!貴様、何者だ!!」

 「輝夜の試験の答え合わせを聞きたくてな」

 「ここでしばしまたれよ」

 

 そういい門番は屋敷に駆け込んでいく、少し待つと戻ってきた。

 

 「失礼した、くれぐれもかぐや様に失礼のないようにな」

 「わかった」

 

 門番の注意を話半分に聞きながら、中に入る。輝夜は暇そうに外を見ていた

 

 「予想してたけど早かったわね……花は?」

 「はい、これで、あってるよな?」

 「合ってるけどその振袖どうなってんのよ」

 

 振袖から向日葵を出すとあっさり合格をもらう。そのまま幽香に教わった、植え方をして、屋敷不似合いながらも向日葵を植えることができた。

 これで体裁上輝夜かかえの陰陽師となる。京でのお悩み相談プラスでここから金が入る、これで少し遊べるな

 だが輝夜の合格の言葉に輝夜の爺さんは食いついた。

 

 「かっ、かぐや!合格という事は……」

 「という事は?」

 

 

 

 

 

―――この御方と結婚するのじゃな!?

 

 

 「「はっ?」」

 

 じいさんの突飛な発言に俺達は動きを止める。その間に話は進んでいく

 

 「こうしてはおれん婆さん、すぐに布団を」

 「待て待て待て!!」

 「〈伊勢鳥居〉」

 

 取り敢えずじいさんの動きを止める、危ねえこのまま行けばこのわがまま姫を養うことになるとこだった。

 

 「今失礼なこと考えなかった?」

 「取り敢えずじいさん、まず俺は求婚じゃなくて仕事の護衛について呼ばれた側なの、俺が頼んだんじゃなくて頼まれた側、体裁として、課題を出されたけど、それだけなの」

 「そ…そうか、」

 

 なんとか誤解を解くことができたが問題は

 

 「…………」

 「どうした、輝夜」

 「いえ、私が頼んだ側ですって、」

 「事実そうだろ、」

 

 俺が助言してやったことを忘れてお願いした立場ということを怒るわがまま姫、やっぱ蹴ればよかったかな、でもそれだとこちらの顔が立たないし、捕縛すればクビになるし、ここは幽香に貰った種を数個まき成長促進をさせる。咲いた花は藤の花。寒色系の色にはリラックス効果があるからな。

 

 「……ふざけてるの?」

 「いや、藤の花には優しさという花言葉があってだな」

 「あら、忠実なという意味もあったはずよ」

 「つまり?」

 「跪きなさい」

 「なるほど、なら永琳直伝説教法を」

 「それだけは辞めてください」

 

 永琳直伝とカマをかけてみたらあっさり負けを認め、土下座してきた、そんなに酷いか永琳の説教、俺は一度本気でブチギレた時に、周りを巻き込んで怒られた、そん時は涙目になりながらだったし、試験で無茶したときもそうだった。

 輝夜は違うのかね




陽月「かぐや姫の真の顔がこれよ」
永遠「おしとやかなんてもんじゃないな」
陽月「ああ、ただのわがまま姫だ」
輝夜「へぇ~随分好き勝手言ってくれるじゃない〈永夜返し〉」
陽月「〈稲荷鳥居〉〈集炎・獄の覇弓〉」

永遠「戦闘始まったよ、仕方ない次回も、縁を待ちに!」
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