side恐軻
「なんだ!その髪は!まるで化け物じゃないか!」
京に戻り不比等のところにゆくと、妹紅を叱責する声が響く。
「…」
「お前もだ恐軻、化け物を押さえておけ、そして今日限りで契約を切る!手切れ金だ持ってけ!」
地面にばらまかれるは、大量の金、しかしまぁ随分と
「いいだろう、行くぞ妹紅」
「わかった……いってきます!」
―門を出で、満面の笑みで、手を振りながら叫ぶ妹紅その目には涙があふれる。―
「二度と帰ってくるな!化物!」
side不比等
「二度と帰ってくるな!」
「追いましょうか?」
「いい、返り討ちにあうのが関の山だ。それと少し一人にしてくれ」
「は、はぁ」
妹紅が、見えなくなったところで自室に戻る。
「く、くく、ふ、はははは。帰ってくるなよ
―自室で笑い、嬉し涙を流す不比等、御影の子供で表立って構うことはできなかった、それでも愛はあったのだ。髪が白くなっては余計に家での立場は悪くなる。だから恐軻に頼んだのだ、化け物を頼む、押さえておけと。それに妹紅は気づいていた。だからこそいってきますと旅立った。不比等の涙は数刻続くことになる―
sideナレーター
『めんどくせぇ事頼みやがって、まぁもとより承知だしいいか、』
「いい親だな」
「うん!」
「まぁ、それじゃあ修行だ取り敢えず炎に慣れろ」
「?」
「不老不死になったとてもとは、人間能力なんざねぇ、だから体を魂を慣れさせて能力を開花させる」
『まぁ人間相手なら陰陽術のほうが良いが俺が知らんからな、こうなるなら陽月残しておくんだったな。』
「取り敢えず、気になれろ」
「えっ?」
「〈焔〉」
「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…」
「これを繰り返す、辞めたいなら辞めればいい」
「やる」
「そうか」
そこからは妹紅にとって地獄の日々だった、休むことなく焼死体にされ、そこに霊力の常時消費を追加される。一年断つ頃には、普通の炎では、火傷しなくなった。
「いい感じだな」
「〈凱風快晴-フジヤマヴォルケイノ〉」
「〈滅神・焔薙〉」
「がぁ」
「だがまぁ、届かんがな、こいつは七日前から展開してる、お前は、ためありきで使ってこのざまだ、」
ある程度炎を操るように、能力を持っていなかったとしたらかなりの速さなのだが伸び悩んでいる。
「まぁこれくらいなら、妖怪退治は出来るだろ、ついてこい」
「〈火の鳥-鳳翼天翔〉はぁ…はぁ…」
「遅い、木っ端に手こずりすぎだ秒で倒せ」
「わかった」
「〈無差別発火の符〉」
「低級も倒せるようになったが、まぁこれなら少しは持つだろうな」
五年の月日が流れる。低級妖怪ならば敵無しになるまで強くなる。藤原の女子ではなく、一人の立派な祓い師となり、妹紅の名は京中に広まっていた。
時折藤原の家から金が送られることもあったりし、妹紅にも弟子ができた。希代の陰陽師、名を安倍晴明という
オリジナルの方に集中して全然描けませんでした。少しづつ再開させていきます