古代から生けし狐の大妖   作:紡縁永遠

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評価

Side陽月

 

 「まったく、天照の奴面倒くさいことしやがって」

 「参加しないのが悪いのですよ」

 「参加したら根底が崩れる……それじゃあ来い!」

 

 「「「「〈四神封門〉」」」」

 

 封印での束縛かいい考えてはあるがまだ甘い。

 

 「〈八乙女神楽・八岐之弓歌(やまたのきゅうか)〉」

 「うっそ〜」

 「構えなくていいのか?〈集氷・零の覇剣〉〈一刃神楽(いちじんかぐから)瞬閃(しゅんせん)〉」

 「ああ、もう!神具〈金砲(きんほう)六連星(ろくれんせい)〉」

 

 金砲・六連星、秋金に与えた神具、普段は左手に小手として装着されているが、金砲のあとに続く言葉によって各種重火器へと姿を変える。そして六連星はミニガン、回転式機関銃だ。

 

 「錬星(れんせい)流星群(フルバースト)〉」

 「〈集炎・獄の覇盾(はじゅん)〉」

 「なんで防げるかなァあの数を」

 「どいて、神具〈流蒼槍(りゅうそうそう)狐槍術(こそうじゅつ)〈冬章・氷柱(つらら)〉」

 「〈集土・壁の覇盾(へきのはじゅん)〉」

 「ずるい…」

 「手持ちの属性と相手の属性を理解しろ、じゃなきゃ俺は倒せんぞ」

 

 娘達は四季を司る、そして扱う属性は、五行と季節だ、基本的に五行を使っての攻撃が多い、だから、秋金に対しては火剋金、冬水には土剋水、これらは、木春や炎夏にも言える、金剋木、水剋火のように。

 

 「「春夏〈梅雨〉」」

 「〈金砲・箒星(ははきぼし)狐銃術(こじゅうじゅつ)〈秋章・彗星(すいせい)〉」

 「冬〈銀世界〉」

 

 確かに季節の方は対策がしづらい。いい線ではあるが、

 

 「九本、さて、ボルテージ上げてくぞ〈集雷・黄の覇穹〉」

 「冬水!」

 「わかった」

 

 炎夏と冬水?そこの組み合わせは悪手だろ、なんせ温度のプラスとマイナスが完全なる対象なんだから。

 

 「「冬夏(とうか)〈零度の炎〉」」

 

 なるほどな、アレは受けるわけには行かないな。

 

 「行かせない!」

 「「秋春(しゅうしゅん)〈輪廻転生〉」」

 

 春の生命の芽吹きと、秋の生命の死か前後を封じられたか。なら上だな。

 

 「鬼拳術〈落華(らっか)〉」

 「あっ!」

 「えっ?」

 

 上に飛び、攻撃に当たる前に縮天で加速を行い地面へ落下速度に発剄を叩き込み爆ぜる技、地面が隆起するので攻撃もろとも粉砕できるのが利点だが飛び上がった瞬間を狩られるという隙(古代妖や上位神くらいなら気づく程度)が生まれる。

 

 「強くなったな、木春75、炎夏70、秋金69、冬水72ってとこだな」

 「一番低い…」

 「寝具を使いすぎだ、けど合成技はいいな、最終的には四神封門みたく、四人で展開できることを願ってるぞ後はそうだな、梅雨はよかったな、先入観を破壊できる、相手を動揺させやすいからな」

 

 それぞれというより全体に評価をしていく。ゆくゆくは四人で戦ってもいいから俺に勝ってもらいたいものだ。

 

 「手厳しい」

 「これでも軍人だったからな、評価は厳しくいくぞ、ああ、そうだ天照」

 「…なんでしょう」

 

 自分から仕掛けたのに不貞腐れているアマテラスに声を掛ける。酒を飲みながら考えていたがそろそろ神社が欲しいのだ、いい感じの土地はないのか気になるところだ。

 

 「なるほど、それならこの辺ですね。作り手はどうします?神託でも降ろしましょうか?」

 「いや、自力で作るある程度の制作はできるんでね」

 「そうですか……では私は今後に付いて考えておきます」

 「ああ、」

 

 さて、これで住まいが固定されるな、狂軻が押しかけてくるかもな。

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