「龍浄との稽古!?」
現在休日ということもあって、永琳の家に来ている。能力についても聞きたいので、来たしだいだ。
「なるほどそれで能力に付いてね、なら外に行きましょうか」
「でれるのか?前回も内密にやってたことなんだろ」
「今までならね、陽月がいるから問題ないわよ」
「なるほどね、了解」
「それじゃ、手続きやってくるわ、多分明日になるから」
久しぶりに妖狐になれるみたいだ、少し離れないと他の妖怪にかち合うだろうな、気をつけないと。
「気をつけてくださいよ八意様、陽月だったか?頼んだぞ」
「了解」
「それじゃあ行きましょうか」
森に入り久しぶりに変化を解く、と言っても尾と耳を出しただけだが。妖力を出来る限り抑え身を隠す。
「で、能力で出来ることは?」
「人のときは、天候を操れるみたいだ。手のひらサイズで操ることも出来るぞ」
「妖狐のときは?」
「狐火とは別に炎も使えるな、後は地面を揺らすことが出来るな」
「地面を揺らし、炎も扱えると、で天候操作も出来る。何となくだけど分かったわ」
「本当か」
「ええ、あなたの妖狐状態のときの能力は【災害を司る程度の能力】よ」
「操るじゃなくてか?」
「ええ」
いや、チートすぎないか、天候操作ですらチートなのに災害も操れるとは、しかも司るとか程度の範疇に収まってないぞ。
「ないとは思うけど、災害の方は使わないでちょうだい、そして天候の方は別の場所で訓練をしましょう」
その日の夕食、依姫と総隊長の対策について考えていた。
「日々の鍛錬だけじゃ追いつけないしな」
「能力を使えればいいのだが、私の場合、暴走してしまう手前使えない」
「となると俺の能力か、一応永琳のサポートのもと特訓を始めているが、それでも勝ち筋は薄いぞ」
「遠距離攻撃が出来ると言っていましたけど実際はどういった感じですか?」
「軽く使う分にはいいが、綿月さんには通用しなかったからな。本気で発動するための土日だ、来るか?」
「ちょっとまってください、父様に能力で攻撃したんですか?」
「ああ」
依姫に推薦日のことを話す。依姫も女だ動揺はすれど攻撃したことへの否定はしなかった。
「お父様がそんなことを、帰ったら注意しておきます」
「頼んだ」
――――――
「久しぶりね、依姫」
「お久しぶりです八意様」
次の休日俺と依姫は永琳が準備してくれた、能力実験施設に来ていた。予想以上にでかい施設に驚いたが、軍部も使用することがあるのでこの大きさだという。
「能力の発動には媒介があったりするとやりやすいけどどうする?」
「媒介か」
何かないかと思案してみる。でてきたのは、鈴が取り付けられたものだ、名前は確か
「神楽鈴ねもってくるわ」
かぐらすずというらしい、名前の通り神楽に使われる鈴だ。感のいい人ならわかるだろう、俺が何をしようとしているか。
「はい、それじゃあ陽月はあっち、依姫はついてきて」
「はいっ」
「陽月、始めてちょうだい」
深呼吸をし構える。
シャンッ
――――――
「予想以上だったな」
「ああ、これで少しは傷つけられるといいんだがな」
「そこは気合しかないな」
能力の前方も見れたが、総隊長の壁にあまり喜べない二人それでも出来ることをした休日だった。
能力実験施設は大体東京ドームくらいだと思ってください