エロゲ世界における主人公の友達兼解説役に転生したので、原作通りに動こうと思います。   作:フリーナー!!

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圧倒的不定期更新+怪文書だらけですが、宜しくお願いします。


第一話 イヤダシニタクナイタスケテダレカ、ダレカ?ダレカタスケテェェェ!‼︎

 

些細な事だった。俺は、いつも通り学校から帰り、一人暮らしの自宅でエロゲをし、小腹が空いたのでコンビニで何か買おうと外出。いつも通りの一日だった筈だ。でも、目の前に野良猫が居た。その猫は車道のど真ん中で動かなかった。寝てるのかな、危ないよなぁ。なんて、考えていると、奥の方から車が走ってくるのが見えた。

 

あれ?まずくね?

 

そう思った瞬間、俺は駆け出していた。コンビニ弁当が入ったビニール袋を投げ捨て、ただ目の前にいる野良猫を助ける為に。

 

車が野良猫の所へ来るギリギリの所で野良猫の所へ辿り着く事が出来た

 

——が、抱えて逃げるには距離が近すぎる。それに、普段運動など全くしていない為、ここにつくまでに体力を使い切ってしまった。

 

ならばどうするか、俺は、未だ呑気に寝ている猫を両手に持ち、歩道の方へぶん投げた。

 

俺の残りの体力全部を込めて投げた為、野良猫は歩道まで届いた。

 

良かった、これで無事に。。。

 

(あれ?俺、逃げれなくね?)

 

猫を渾身の力を振り絞って助けたものの、火事場の馬鹿力全部のリソースを猫救出に使い切ってしまった為、足はもう動かない。なんなら、車は既に二メートルくらいの所まで来ていた。ここまで来たら、もはや足の状態なんて関係ないか。。。

 

目に映るすべての動きが遅くなり、今までの記憶が蘇る。

 

 

のだが、浮かんできた記憶は全てエロゲに関するものだった。友達と過ごした記憶なんて、カケラも出てこなかった。

 

(俺の走馬灯ひど!!)

 

なんか、もうここまで来ると笑えてきた。

 

そんなこんなでもうそろそろ車と俺はぶつかる。俺は静かに目を閉じて、思いっきり息を吸い。。。。

 

 

 

『じに゛だぐな゛い゛!!!!!!!!!!!!!!』

 

叫んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

十九時二十三分五十九秒。⚪︎⚪︎県××市3丁目の交差点にゴォンという鈍い音と、青年の金切り声がご近所さんに響き渡ったという。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『いやあああああああああああああぁぁぁあぁぁああぁぁぁああああ!!!!!!———————あ?』

 

俺は強烈な叫びと共に起き上がった。え、夢?でも、それにしては感覚がリアルだったような。。。

が、俺は辺りを見回して異常事態が自身に起こっている事に気づく。

 

『ど、どこだ!?ここ!?』

 

なんか既視感があるような、ない様な。。。いやでも、確実にここは俺の家じゃない事はわかる。だって、こんなベット広くないもん、うち。

 

『これ、あれか、こっからクト⚪︎ルフ始まる流れだ。絶対そうだ!』

 

自身の身に起きている状況が飲み込めず、若干パニックになっている中、ドアがノックされる。

 

『ひっ!!』

 

(これ絶対あれだ、なんかサイコロ回してファンブル出すとまずい奴だ!!!)

 

めちゃくちゃ警戒しながら、扉の向こうの人へ向かって返事をする。

 

『ど、どうかしましたか、、、?』

 

「くうちゃん、大丈夫?なにか、叫び声みたいなものが聞こえたのだけど。。。」

 

聞こえてきたのは、女の人の声。扉越しだからあまり判別がつきにくいが、恐らく女の人の声だ。だが、それよりももっと重要な事を聞いた気がする。

 

『。。。く、くう、ちゃん?』

 

「?……くうちゃん?どうしたの?悪夢でも見ちゃった?やっぱりまだ小学五年生だから、お母さんが一緒に寝た方がいいかしら?」

 

確かに見た目ショタだな。しかも肌めっちゃ綺麗。。。じゃなくて!

 

『あー、うん、大丈夫だよ、お母さん。ちょっと寝返り打ちすぎて腰痛くて叫んだだけだから!』

 

「それはそれで心配なんだけど。。。でも、何か嫌な事があったらいつでもお母さんを頼ってね。」

 

『うん!ありがとう!!』

 

扉の向こう側から聞こえる足音が遠ざかっている。完全に足音が聞こえなくなったタイミングで俺はゆっくりと息を吐いた。

 

『俺、もしかしなくても転生しちゃったのか。。。』

 

くうちゃん、なんか最近のエロゲで聞いたような気がする。。。主人公の名前ではないので、恐らくは主要人物の方だろう。

 

(まあ、考えても仕方ないか。。。)

 

ふああ、とあくびが出た。時刻を見てみると、深夜の0時。。。そっか、この時間帯でまだ小学生の子が叫んだんだもんな、この子のお母さんが心配そうに声をかけてきたのも納得だ。

 

なんかもう、色々起きすぎて脳がパンクしそうなので、一回寝ることにした。もしかしたら、全部夢でしたー!なんて事あるかもしれんし。

 

『……どうせ転生するなら、ハーレム築く主人公が良かったな。。。』

 

そう思いながら、俺は眠りについた。

 

 

 

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