転生先知らないけど、インパルス頼んだし大丈夫だろ!   作:INUv3

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そんなに姉妹丼が良いのか!この変態共め!

はい、圧倒的大差により
更識姉妹のダブルヒロインとなりました。
ば、馬鹿な!?僕のデータには無いぞ!?
簪1人の独走レースだったはずなのに!
60人以上の投票がありました…
貴殿ら、性欲に忠実過ぎやしやせんか?
あ、私は元気に曇らせ小説読んでます。

貴様も小説を書かないか?

あ、それと、真くん!殺人童貞卒業おめでとう( ◜ᴗ◝)

読書中におすすめの曲は深海の孤独です。
オラ!読者の皆もステラを思い出して泣くんだよォ!


[ワールド・パージ編] ボーイ・ミーツ・シスター

 

コレは、如月 真が気絶してベッドで寝ている頃の話

 

「……ん、ん〜…!あら?…ここは…医療室かしら…?」

 

そう言って起きたのは、この学園で最強の肩書きを持ち

日本人でありながらロシア国家代表の更識 楯無である。

そんな彼女は、何故、医療室に居るのか分からなかったが

まだ、ぼんやりする頭を働かせて、これまでのことを思い出す。

 

(確か…侵入者を無力化させて気絶させたと思ったら、私の不注意で武装解除を忘れた敵に奇襲されて…その後に真君が…?あら?真君が何をしたのかしら?う〜ん…思い出せないわね〜)

 

どうしても、思い出せる記憶の前後が繋がらない

それに、真が何故出てくるのか分からないと言った

顔である…それに、侵入者はどうなった?

良く分からないまま、横を向くとカーテンの向こう側に

誰かが寝ている事が分かったが、影だけなので

誰なのかは分からない。

一応、確認の為に動こうとするが…

 

「イタタタタッ…………!」

 

左脇腹辺りから物凄い痛みが来た為

動く事は諦めた…

そうして、横になりながら、隣を見ていると

この医療室に、誰かが入ってきた

そうして、カーテンが空いた…

 

「お姉ちゃん!

 

「か、簪ちゃん!?」

 

同じ髪色で同じ瞳の色を持つ少女

最愛の妹であり、彼女にとって

親より大切と言える程の存在である

更識 簪が、自身を見た瞬間に抱き着いて来たのだ

 

「良かった…!良かったよぉ〜…!お姉ちゃんが生きてるよぉ〜…!」

 

「簪ちゃん…本当に…本当に心配をかけたわね…」

 

「グスッ…本当だよ…お姉ちゃん…私、お姉ちゃんと(ズビッ)真が運ばれたって聞いた時、(ウゥッ)生きた心地がしなかったんだよ…?(泣)」

 

「本当にごめんなさいね…」

 

謝りながら楯無は、泣きじゃくる簪の頭を撫でる。

そうして、ふと横を見ると、先程までベッドの上にあった

影が消えていたが、誰か出て行った物音がしなかった…

そう思った為、楯無は簪に対して、聞いてみた

 

「ねぇ、簪ちゃん、この隣に誰か寝ていなかったかしら??」

 

「う、ん(ゴシゴシッ)確か、真が寝てるって織斑先生が教えてくれたよ…あれ?居ない…」

 

「簪ちゃん…」

 

「うん、分かってるよ、お姉ちゃん」

 

そう、2人だけで聞こえる会話をしていた少女達は

姉妹仲の良さを活かして言葉以外で目的を伝えると

簪が行動に移した…

 

「真、今、出て行くなら、お説教を伸ばすよ?」

 

「はい、ごめんなさい、戻ります。」

 

「あ、真、こっちに来て、それで、そこに座って」

 

「え、あの簪さん?俺、コレでも怪我人で「座る」はい……」

 

そう、この学園に来た、2番目の男性操縦者でありながら

突出した技術力と操縦技能に機体の性能を持って

自身ですら倒した、ある意味、学園最強である

学園の守護者とまで言われている少年

如月 真が、簪に叱られた瞬間に

予想ではミラージュコロイドステルスを解除してから

ベッドに戻って行こうとしたが、簪の隣に置かれていた

パイプ椅子に座る様、指示されたが

怪我人なので拒否しようとした…まぁ結局、座ることになった

そうして、カーテンから此方側に入ってきた彼は正に満身創痍

頭部は包帯を巻かれており、額には何ヶ所もガーゼが貼られ

右腕は、1週間前程度と同じく包帯による固定がされつつ

首から吊るす形の腕つりサポーターを付けており

左腕も見える範囲では、包帯まみれであり

左脚も同様に、1週間前と同じく包帯で固定されている

以前より更に怪我をした箇所が増えていた

 

「お姉ちゃん、多分、記憶に無いと思うけど、真は怪我が治ってないのにデスティニーで無理して学園に戻ってきて、お姉ちゃんが倒れた時に救援に駆け付けたんだよ?」

 

そこで、更識 楯無の記憶は完全に繋がったというか

思い出す事になったのだ、それは倒れた後に

彼が駆け付け、私をどうにか救助した後

背負いながらオペレーションルームまで

運んでくれた事を思い出した…

そして、その事に感謝を伝えようとした所

彼の顔は、俯いており、なんと言うか

暗い雰囲気を醸し出していた

 

「真くん、助けてくれてありが…し、真くん?どうしたのかしら?」

 

そう聞いた時に、彼はビクッ!と身体を震わせた後に

顔を上げたが、その顔はまるで何か恐怖に苛まれている

そんな事を感じる程に、怯えている顔であった

 

「あ、いえ…ちょっと…はい…あの、楯無先輩?それと簪?俺さ…沢山、人を殺したんだよ…でも、殺したのに後悔も何も感じなくて…それでさ…こんな俺と居るのなんて、駄目なんじゃないかって思ってさ…?だから、俺は部屋に戻ろうと思って…駄目、ですかね?」

 

まるで何時もの彼とは思えない程にたどたどしい言葉を吐く彼は

そこに存在しているのだけでも奇跡のように儚く

そして、触っただけでも消えてしまいそうな…

そんな風に感じた…

 

「…あ、はは、そうですよね…俺、ちょっと席外しますね…」

 

そう言った、彼はそのまま消え去って

私達……私の前に二度と戻って来ない

そんな気がしてならなかった為、慌てて止めた

 

「あ、待って真くん!お願い!止まって!簪ちゃん!」

 

「う、うん!真、止まって!」

 

直ぐに動けない自身を使う事を諦め

簪に頼むと、彼女はすぐ様、真の左腕を掴み

真が、部屋から出ないようにした…

だが、その顔に…生気が感じられない

諦めた人間特有の目になっていた

そんな彼を見つめた…見つめてしまった自身の

心の底から出てくる感情に動揺した…

「彼が欲しい」そう思ってしまったのだ

今の絶望した彼に突き入れば、私の物になるのでは?

だが、それは簪の彼氏を寝取る事と同義であり

駄目な行為だと理性で耐えようとしたが

簪から送られて来る視線…そして、口の動きから出た

言葉によって、彼女の理性は…耐えられなかった

 

「ねぇ、真くん?こっちに来てくれる?」

 

「はい…」

 

そう楯無は言って手招きして、真を自身の近くに来させると…

 

「えいっ!」

 

「うわっ!?」

 

彼の左手を引き寄せると、倒れた為

自身に覆い被さる様にして抱き着いた

抱き着いた時の力の入れ方で

左脇腹にとんでもない痛みが来たが

そんな事を忘れさせる程の幸福感が来た

年下だが頼れる男の子でありながら

時折見せる満面の笑みは弟のような感じがあり

今までは、弟の様に思っていた……

だが、背負われた時に感じた感情によって

それは間違いであると言う事が分かった…

 

(あぁ…やっぱり…私…楯無…いえ刀奈(かたな)は真くんが好きなのね…あぁ…今、私は幸せです)

 

だから、この気持ちを伝える権利を行使したい

こんな精神的にも肉体的にも弱った彼に漬け込むような

そんな、悪女の様な事をしてしまう自身に嫌気がさすが

それでも、今、言わなければ、確実に自分は言わなくなる

どちらも、精神的に弱っている、今だからこそ出来る

この、権利を行使する為に、楯無は真の顔を見た

突然の出来事に、驚いてしまった彼は今も困惑している

その顔ですら、愛おしいと感じたが

その感情は押し込み、楯無は一世一代の権利を行使した

 

「た、楯無先輩…?」

 

刀奈(かたな)

 

「…え?」

 

「私の本当の名前……更識 楯無以前の名前よ。真くん、誰も居ない…簪ちゃんだけは別だけど、そう、誰も居ない時だけは、私の事を、そう呼んで?」

 

「お姉ちゃん…良いんだね?(ニッコリ)」

 

そう簪は、ニッコリとしながら

優しげな雰囲気のまま楯無に問いかけてきた

 

「えぇ、そうよ、簪ちゃん」

 

「…そっか、それじゃあ、私達の気持ちを伝えないとね?」

 

「???」

 

若干1名、当事者の癖に何も分かっていないが

そこは、鈍感野郎なので気にしない

そうして、楯無は未だに困惑中の真に向き直る

真の顔は困惑しており不安げだが

それでも、綺麗な白肌に整った顔立ちである

女の自身でも、少し嫉妬する程の整いに

ちょっと不満だ

…よしっ!覚悟ば出来た!と気合い気な顔になった

楯無は、真に対して、語り出した

 

「ふぅ…ねぇ、真くん?私、最初はね、簪ちゃんと付き合ったって聞いた時、自身の気持ちを抑えて、義姉弟の関係でもいいと思ってたの。でもね、簪ちゃんを通して一緒にいる内に我慢できなくなってきちゃったの…どんどんと貴方の一挙手一投足を目で追いかけてしまう程に、それに今回のあれで、もう、自分の気持ちを抑えきれない、嘘をつけなくなっちゃったのよ」

 

そう、恋心を抱いたのは、多分、簪ちゃんと

同じ時期、真くんとの決闘を果たした時期なのだ

恋心を自覚した瞬間に告白すれば勝てたと思う

だけど、真くんは何時も簪ちゃんと一緒に居る

その光景を見て、自身はそこに入れない

入っては駄目なのだと諦めていた…

それでもと思い、キャノンボール・ファストが終わった時期

真くんに対して告白しようと考えていたが

先に、真くんに簪ちゃんが告白し、恋人関係になったと

聞いた時は、枕を濡らした…それでも義姉弟の関係として

更識の屋敷で生活出来るのなら…そう考えていたが

簪が居ると言うのに、良く生徒会役員でも無いのに

生徒会で私がやっていた、仕事の何割かを受け持ったり

私が困った事があったら話を聞いてくれたり

私が欲しい言葉を投げかけてくれたり

私の好物を作っては持って来てくれたりと

色々、お世話をしてくれた…そうしたら

もう、抑えられない…抑える事が出来なくなったの

こうしたのは君の行動、君の仕草、君の心

なら、私も貰ってくれないと…私が困っちゃうよ?

だから、お願いします…

 

「如月 真くん!私、更識 刀奈(さらしき かたな)は貴方の事が以前から大好きでした!だから!付き合って下さい!」

 

神様、私に力を下さい……!

……言った、言ってしまった、更識家当主ではない

一人の女の子である、更識刀奈として……

コレで振られたら、私は多分……一生、独身かな?

 

「…あの…その…本当に…こんな、人殺しで…感情が欠如してるような…そんな非道で外道で屑な俺を…そんな…」

 

真くんは、凄い汗をかきながら

たどたどしい言葉で、返事を返せないでいた…

そこに簪ちゃんが、真くんを後ろから抱き締め

話し始めた……羨ましい

 

「真、1つ教えて、人を殺したのはお姉ちゃんを助ける為だよね?決して、快楽の為じゃないよね?」

 

「あ、あぁ…そうだ…と思う…」

 

「うん、真がそう言うなら、私は信じるよ…だからね、真、私はそんな貴方でも付き従う、寄り添う、世界が敵になっても真を助ける為に、私は貴方に付き合うよ。それが彼女である私の責務であり、愛した人を喪わない為の唯一の行動だから、それはお姉ちゃんも同じ…それに、私達の家なら快く真を引き入れてくれるから、安心して…私とお姉ちゃんも、そう言う家の出だから…だから、今は、真がお姉ちゃんの想いに答える番だよ?」

 

そう、簪ちゃんは言いながら、私を見た

それは、私に覚悟があるのかと言う顔

だから、私は力一杯に頷いた

 

「その…本当に、本当に、こんな俺でも…必要としてくれるんですか…?」

 

そう真くんは不安げ…いえ、不安な顔で問い掛けてきた

なら、今度は私が答える番よね?

 

「違うわ、真くん、必要だから愛するんじゃないの、愛するから必要なのよ?だからね、お願い、貴方の気持ちを教えて…?」

 

そう、私は愛してしまった男の子…

一見強く見えるが、弱い所が多い

可愛いくて…でも、頼れる男の子に問いかけた

すると、真くんの瞳に光が戻った

そして、私を抱き締め返してくれた

 

「し、真くん…?」

 

「楯無先輩…いえ、楯無さん、今、俺はまともな状態じゃないと思います…でも、それでも…貴女の想いに答えたいです…それでも、良いですか?」

 

「えぇ…どんな事でも私は受け止めるわ…」

 

そう私は目を瞑り俯きながら、彼の答えを待った…

駄目よ、更識 楯無…今泣いたら駄目なのよ…

耐えないと…この、感情に負けちゃうから

私が泣いたら、彼の気持ちを揺さぶってしまう…

真くんの本心が…分からなってしまうから

 

「…俺は、機械いじりが得意だし、PTSDを発症してる病人だし、殺人に何も想わない、そんな人間です……!」

 

「それでも!私は…真くんが…好きなんです!」

 

「…何で…あんた達は俺の事を好きになるんですか…それに…俺も…(ボソッ)ふぅ…更識 楯無さん、俺、如月 真は貴方の妹である、更識 簪さんと付き合わせて頂いてます。俺は、簪さんと楯無さん、どちらか1人を選ぶ事が出来ない屑です…そんな、俺でも…愛してくれますか?」

 

「えぇ、愛すわ、だって、私の初恋の子ですもの、それにね?貴方が思ってるより、私達、更識の娘ってのは寛容なのよ?誰かを助ける為って事ならば、私達もその苦しみを一緒に受け持つわ、それに、貴方が手を離してしまったなら、私が…いえ、私達が、その手を救いあげるわ」

 

そう告げた…真くんは、私を離したから

私も、真くんを離す…

すると真くんは、吊るしている右腕を

ギブスから抜き取った後に

真剣な顔で私を見ながら、話し始めた

 

「…更識 楯無さん、俺、如月 真は、貴方の太陽の様な笑顔や、気遣ってくれる所、そして、俺が困っていた時に助けてくれたりする所に惚れました!俺は、更識 簪さんという人と既に付き合ってる身でありながら、貴方に惚れてしまいました!そんな、どうしようもない屑ですが!それでも!貴方が好きになりました!お願いします!俺と、付き合ってください!」

 

そう言った彼は、右手を此方に差し出しながら

お辞儀した…身体の痛みは私以上で

腕なんて、気絶する様な激痛を出してる筈なのに

それでも、私を気遣った言葉で

私を愛してくれる…ぁあ…やっぱり、私…

 

「…えぇ…!もちろんよ!お願いね、真くん!」

 

そうして、私は真くんの右手を掴んだ

彼の手は、包帯越しでも分かるほどに

暖かさを放ってくれる…

彼は、そのまま、私をもう一度抱き締めてくれた…

今度は、右手も使って、絶対に離さないように…

私も、哀しみを多く背負う彼を抱きしめた…

その時の痛みなんて知らない、覚えてない程に

私は、今、幸せです。

 

《更識 楯無side終》


《更識 簪side》

 

真とお姉ちゃんの、二人の熱っつい抱擁は

お姉ちゃんが私にニヤニヤ見られている所を

見た結果、顔を真っ赤にしてシーツにくるまって

私をジト目で見てる…可愛いね、お姉ちゃん(ニヤニヤ)

…あと、真は、私と別れようとしたから、後でお説教

 

「コレで、真はお姉ちゃんと付き合ったから、真も更識になるのだ〜」

 

「え?簪、それは、どういう事なんだ?」

 

お姉ちゃんと私の説得により、立ち直った真が

自分、分かりませんって顔で聞いてくる…

そう言えば、お姉ちゃんの事とか話してなかった

 

「今迄は、私という、更識だけど、別に外に出ても良い存在だったけど、お姉ちゃんは別、お姉ちゃんは更識家っていう日本に対して裏工作等をする暗部を倒す為の、対暗部用暗部である、[更識]の当主、それに、お姉ちゃんの今の名前である[楯無]は、代々更識家の当主が襲名する名前。本当の名前は刀奈であり、家族以外には決して教えてはいけない名前…つまり、真は婿入りしないとならないって事だよ」

 

そう聞いた、真は、

「え?俺、そんな事、全然知らないんですけど!?」

って顔で、私とお姉ちゃんを交互に見てる…可愛い

お姉ちゃんもそれを見て、クスクス笑ってる

私も、笑っちゃった

 

「え…あ、なるほど…あ、俺…更識家に入らないと駄目なんだなぁ…」

 

真は理解力が高い、鈍感な癖に

だから、さっきの説明だけで全部、分かったみたい

やっぱり、真は学園きっての天才だと思う。

鈍感な癖に*1

 

「うん、入らないと私は困らないけど、お姉ちゃんが困る。」

 

「そうね〜、付き合い出して直ぐに別居だと、私、悲しいわ〜(メソメソ)」

 

「俺さ…嵌められた?」

 

「もっちろん♪」

 

「うん、真は嵌められた」

 

「父さん…母さん…真由…親父…助けてくれ…何も取り柄のない俺…暗部にされちゃう…!」

 

真が(天井)を見上げながら涙流してる…

しょうがない、真の背中に抱きついてから

話してあげよう…

 

「如月 真は廃人と化した」

 

が、さしたる問題じゃない

なんなら、既成事実を作れるチャンス!

今だ!お姉ちゃん!真を襲おう

 

「いや、廃人にはならないよ…だけど…もう、俺が発言したんだ、しょうがない、男に二言はない!「私と別れようとしたのに?」その節は大変申し訳ございませんでした、今度、何かお詫び申し上げます。なので許してください…ッ!」

 

うん、コレからは真をコレで弄れる

人の命を飛ばしたのは問題なんだろうけど

お姉ちゃんを助ける為にやったなら、私は文句は言わない

だから、絶対に離さないように首輪を…

 

「簪ちゃん、その思考は駄目よ?それと、真くん、本当に…良いのかしら?」

 

「はい、俺はもう、迷いません。迷ったら…皆に顔向け出来ないですから、だから、俺は覚悟を持って生き続けます。それが、人の命を奪った俺の役目です。」

 

真の瞳からは覚悟を感じた…命を背負う覚悟を

家のみんなの瞳…特に、兵として動く彼等と同じ

孤独に戦い続けている、彼等の瞳と同じ

 

「なら、私は真を支える、真が1人で戦うなら、それを支えるのは恋人であり、将来は真の伴侶の勤めだから…真は何でも1人でやろうとするし、それを誰かに伝える事もしない、なら私達が真を追いかけて、その隣に立ち続ける、そうすれば、真も私達を頼ってくれる…そうでしょ?」

 

そう真に、伝えた…

真は、自己犠牲の精神がすぎる…

それは一種の強迫観念なのかもしれないし

真、本来の性格なのかもしれない

だけど、それを容認する程、私の器は大きくない

好きな人が、恋をした人が、愛した人が

1人で傷付き続けても進もうとするのを

ただ、後ろから見続ける事なんて出来ない

 

「そうよ、貴方は自己犠牲の精神が完全に出来上がっている…それを直せとは言わないわ、そんなに私達は我儘じゃない…なら、私達は貴方が手を離し、1人で突き進むなら、何度でもその手を取る…貴方が嫌がっても絶対に離さないわ…そうすれば、貴方も逃げれないでしょ?真くん」

 

お姉ちゃんも、同じ覚悟だ…

お姉ちゃんは、私が臨海学校の時に気付いた事を

会ってから数ヶ月の間で自覚していたんだもん

もし、お姉ちゃんが真を取ってたら

私は、一生気付く事無く終わってたんだろうね。

だけど、私が先だった、だから真の1番は私

 

「俺には…2人を平等に接する事が出来る甲斐性は無いかもしれないし…それに、俺は単独行動が多いから…2人を悲しませるかもしれない…それでも、2人の前から消える事は絶対に無いって誓います…!」

 

やっぱり真はカッコよくて、だけど頼りない

でも、ここぞと言う時は頼れる

そんなチグハグな存在…だから、私は惹かれた

 

「真は、今まで沢山、傷付いても、それを誰にも見せないで1人で総てを受け持って…でも、誰かが傷付くのは許せない、そんな不器用な人…お姉ちゃんは、そんな真を支えれる?」

 

私は、お姉ちゃんを見て、そう問いた

これは、真が遠くに飛んで行ってしまい

それこそ、何十年も会えなくても

真を待ってでも、支え続けれるか

 

「簪ちゃん?お姉ちゃんはコレでも、貴方のお姉ちゃんであり、更識の現当主であり、国家代表で、学園の生徒会長なのよ?真くん1人が増えたくらい、どうって事はないわ!」

 

そう言うと、お姉ちゃんは私と真の手を握ってから

私達の顔を見てから、抱き着いてきた

 

「簪ちゃんも、真くんも、両方共、支えてみせるわ、貴方達のお姉ちゃんとしてね」

 

お姉ちゃんは、やっぱり、私のお姉ちゃんなんだね。

私と同じく、誰かを支えたいって気持ちが強い

それに、好きになった人を手離したくないって事も

本当に同じ…

 

ーーー好きになる男の人の趣味も同じとは思わなかったけど

 

 

*1
大事な事なので2回刺す





うぐぅ……俺は……大罪を犯しました!
姉妹丼とか犯罪やろ……!
ぐぅ!純愛ラブコメ曇らせマシマシの
小説だったのが、これからは
ダブルヒロインによる純愛と
真、本人が曇りマシマシマシになる!

更識 楯無をヒロインにする、ダブルヒロイン方式を採用するか否か

  • 採用!
  • 不採用!
  • ハーレム殺す!
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