パワフルプロ野球MASTER 「惑星最高の投手」取得RTA 作:パワプロ好き
この作品では現状「オレ」でいきます。もしかしたら「僕」に直すかも。
初めての小説パートなのでお手柔らかに。短いです。あと筆者は野球経験なしです。
オレ、一ノ瀬塔哉にとって、朝穂護人は、かわいい弟のような存在であった。
隣の家に住んでいる、2歳年下の男の子。彼が人懐っこいこともあって、仲良くなるのにそう時間はかからなかった。彼が幼稚園生の頃から、1つ下の妹を交えて3人でよく遊んだものだ。あいつは昔から好奇心旺盛で、オレのやる事は、なんでもかんでも真似したがった。
だから、オレが最近始めた野球に興味を持つのも、必然だったといえるだろう。
オレはこの春休みから、近所の野球チームに入った。3年生から入れるということだったが、家から近いこともあって、他の子たちより少し早く入れてもらったのだ。
練習に行こうとしたある日、護人が家にやってきた。
「塔哉くん! あーそぼ!」
「悪い、護人。今日は野球の練習があるんだ。前に野球チームに入ったって話はしたろ?」
「そっかあ。じゃあ遊べないのか。…うーんそうだ! 僕もついていっていい?」
「なんだ。護人も野球に興味あるのか?まあ、邪魔しないなら、来てもいいんじゃないか?」
監督も優しいし、練習を見学するくらいなら問題ないだろう。
「やった!」護人は笑う。かわいい弟分の言うことは、聞いてあげたくなってしまうものだ。
護人を連れて、グラウンドに到着。監督に事情を話してから、準備運動に入る。結局、護人は監督の隣でベンチに座って見学させてもらえることになった。優しいことはわかっているとはいえ、見学が認められて一安心である。
準備運動が終わったら、まずはキャッチボール。まだ同級生は入ってきていないので、4年生の先輩と行う。まだチームに入れてもらって2週間くらいだけど、日々結構うまくなってきているのを感じる。我ながら、コントロールは上手い方なんじゃないかな。
ある程度時間が経ち、ふと護人の方を向くと、監督にグローブを渡されているところだった。せっかく来たのに見ているだけではつまらないだろうからと、監督がキャッチボールに付き合ってくれるのだろう。やっぱり優しいな、監督。
オレたちが投げ合っているよりも狭い間隔をとって、監督と護人が向き合う。
「隣のお兄ちゃんたちみたいに投げてごらん。思いっきりでいいよ。」監督が言う。
「うん!」
普段小さい子がいないこともあって気になるのか、周りの上級生たちもちらほら見守っている。
護人が、大きく振りかぶって、左足をあげ、踏み出す。そしてリリース。オレは、まるでプロ野球選手のような護人のフォームに、目を奪われていた。
ズドン!!!
ボールを受けた監督、周りで見ていた上級生、そしてオレ。投げた護人以外全員の表情が、驚愕に染まる。何だ、今のボールは。2週間練習してるオレよりも、いや、下手したらエースの6年生よりも速い球じゃないか。
「なあ、ぼく。野球やったことあるのか?」
監督が尋ねる。そりゃそうだ。球の威力もさることながら、あの綺麗なフォーム。プロにでも教わってでもいないとおかしい。
「いや、今日が初めてだよ!」
護人の返答に、辺りはざわめく。確かに、護人が野球をやっているところは見たことがなかった。じゃあ、どういうことだ。じゃあ俺たちのキャッチボールを見て、それを自分なりに理解し、一瞬であのフォームに至ったというのか。護人はまだ小学校1年生。しかも数日前は幼稚園生だ。それで、このフォーム、このボールか。末恐ろしい。
その返事を聞いて監督は考え込む。そして呆然としているオレたちに一言、
「びっくりするのも分かるが、練習を再開しろ。」
その一言で、オレたちは練習に戻る。しかし、あの護人の姿を見たからか、今日一日は皆あまり練習に身が入っていないようであった。かく言うオレもその一人である。
練習を終え、護人と共に帰路につく。聞けば、これから週に2〜3日は練習に混ざるらしい。いくら才能があるからといって、いきなり6年生たちと週5で練習するのは酷であるという監督の判断だろうか。3年生の自分でもまだまだ練習についていくのはキツい部分があるから、まあ当然か。
しかし、護人と同じチームで野球をすることになるとは。あいつにどれだけ才能があっても、負けてやるつもりはない。オレにも、兄貴分としてのプライドがあるんだ。
今後の展開が思いつかないけどルーキー日間入ってて嬉しかったので小説パートを書いてみました。1500字書くのもめっちゃきつかった。1万とか書いてる方はすごいですね。
一ノ瀬の語彙が明らかに小3のレベルを超えてるけど許してください。
筆者がパワプロシリーズで一番好きなBGMはパワメジャ1のプレジデントカップのBGMです。アプリのリアタイでたまに流れます。