星雲からの使者   作:完全にわかのバカ野郎

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 通貨のあれやこれやを考えると私の頭が混乱するのでとある考察に有る、1s=20c説とします。ゴールド(g)は10減らして1g=10sにします、理由は特にありませんが、銀のほうが貴重じゃね?てな感じです。

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 沢山出てきたヤバいWI群、まだヤバい物が絶対有る。

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 この作品ではコラボイベントの際にコラボ元に有るWIに相応しいアイテムがWIとなってます、例えば地球環境モデル・カルデアスとか。



二十三話

「ここは城塞都市らしいけど、何から守っているのかな」

「お隣の国々を警戒して造られた街だろうな」

「あぁ、そう言えば定期的(年1回)に隣……王国と小競り合い(戦争)しているんだっけ、バカな事してるよね」

「大方、定期的に行うことで王国の戦力を一定にしているのだろうよ」

「何故、その様な迂遠(うえん)な事をするのか私には分かりかねます、叩くなら徹底的に叩き潰せば良いものを」

「シェロが言った通りだろうね、帝国としては王国にはあの状態でいて欲しいのさ」

「それは何故……ですか?」

「弱いヤツは弱いままでいて欲しいんだよ、下手に力を付けて噛みつかれるのは嫌でしょ?」

 

 都市へ帰る道すがら帝国と王国の関係性を話し合う。

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「こ、こんなに……有るんですか!?」

「弱かったからね、薬草採りの合間にやってけど問題なくやれたよ」

「(よ、弱い!? 小鬼(ゴブリン)人食い大鬼(オーガ)(シルバー)級の人達で漸く倒せるモンスター。

 なのにこの人達は薬草採りの合間に、しかも登録したての(カッパー)がコレをやったの? こんなのあり得ない。へ? はぇ………こ、これって! )まさかオーガソーサラーもいたんですか!?」

 

 受付の驚く声が冒険者組合内な響く。

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「魔法を使うオーガ? それなら居たけど……それがどうかしたの?」

「オーガソーサラーと言うのはゴールド級に近いシルバー級の人達が4人で……4人いらっしゃいますね。(あ、イヤ違う!) 確かに皆様は4人いらっしゃます、ですが皆様は(カッパー)級! つい先程、冒険者になった皆様が勝てるような相手では………」

「あの程度、襲撃者の傭兵(NPC)どもにも劣る」

 

 牛若丸がユグドラシル時代に有った2500人襲撃を思い出し、その時使われていた傭兵NPCと比べた。

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「あっはっは、実際弱いからねぇ」

 

 オルト達の会話に冒険者組合の建物に居た達全員が驚きを隠せないでいた。

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「な、なぁアンタら、本当にオーガソーサラーを倒したのか?」

「では自分の目で見るといい」

「わりぃな、どうしても信じられなくてな」

 

 そう言った1人の冒険者がエミヤが開けた隙間から受付台に近づき現物を見る。

 するとーー「本当だ、本当にオーガソーサラーの耳だ」と信じがたい現実を受け入れた。

 オルト達からすると見分けがつかないが、どうやら現地人には分かる様で、本当かどうか疑っていた他の冒険者達も彼の一言で『本当なのだ』と、信じたようだった。

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 ……彼は実力者なのか? 彼が言ったら他の連中も信じたように見えた、もし彼が実力者なのであれば色々と使えるかもしれないな。

 

「それで? 信じてくれたかな? であれば精算をして欲しいのだが、良いかな? 受付嬢(レディ)

「は、はい。少々お待ちください」

 

 今まで対応していた受付嬢が奥に行き、同僚達と一緒に中身の確認をしていた。

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「2gに5sと10cになります」

 う~ん、これが高いのか安いのかが分からない、おそらくは高いんだろうげど……取り敢えずは今日泊まる宿でも聞くか。

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「聞きたい事が有るけど良いかな」

「はい、なんでしょう」

「実を言うとね、今日泊まる宿が決まって無くてね。それでどっか良い所有ったら教えてくれるかな」

「あ、えと、それでしたら組合を出て右に行きますと『銀の潮騒宿(しおさいじゅく)』がございます、そこでしたら皆様も満足されるかと」

「『銀の潮騒宿』ね。うんありがとう、一度行ってみるよ」

「(間違いない、あの人達はミスリル……いいえ、オリハルコン級冒険者になるわ)」

 

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「今回の報酬って高いんだよね、きっと」

「そうだろうな、先程からお客さん(・・・・)が付いてきているからな」

「主殿、どうしますか? 斬りますか?」

「街中で、しかも人が多い場所(・・・・・・)での流血沙汰は無し、面倒事は嫌だからね。とは言え鬱陶しいのも事実……」

 

 オルトが逡巡していると牛若丸が「ではあちらに行きましょう主殿!」と言い、指差したのは大通りから外れた裏路地だった。

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「……フム、それでいこう」

「ふぅ、結局はそうなるのか」

「よろしいのですか? その私は」

 あぁ、この子のカルマ値は善だっけ……このやり方に抵抗感が有るのも仕方ないか。

 

「大丈夫、殺しはしないよ。殺しはね」

「そうなのですね」

 うん、殺しはしない。

 

 オルト一行がいきなり大通りから外れ裏路地に入り暫くしたら後を付けて来たお客さん(・・・・)が姿を現した。

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「よぅ、あんちゃん達、お喋りしようぜ」

「あぁ、俺たちゃオーガソーサラーを倒した秘訣が知りてぇんだよ」

 2人少ないな………となると、別の道から裏に回っているのかな、居ない2人は牛若にやらせるか。面倒だ、面倒だが……

 

「そーゆーモンは共有するべきと思わねぇか? ……なぁ!!」

 

 請負人(ワーカー)達は喋り終わると同時にオルト達に攻撃してきた。

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()はね、侮られるのが嫌いなんだ」

 

 その言葉を合図にエミヤは一気に1人のワーカーの懐に入り、手に持つ双剣の片方の剣で相手の腕を斬り落とす。

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「は?」

 

 斬られたワーカーは1拍おいて自分に起きた事を理解する。

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「あ、あぁぁあ! お、俺の腕がぁ! あ?」

「煩いよ、君」

 

 オルトが腕を斬られたワーカーにキラリと光る何かを伸ばし、残る2人の内1人にはユリが既に肉薄(にくはく)しており、腹部を殴ったすぐ後に顎を殴り上げた。

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「ひ、ひぃぃ。ま、待ってくーー」

「御免よ、それは無理だ。麻痺(パラライズ)

「あがっ、が、ま"………」

「ああ、思い出した。何処かで見た顔だなって思ったら、さっき()達を襲ったきた連中の記憶を見た時に出てきた顔だ。成る程、君達が唆したんだね。それでも安心して、殺さないから」

 

 ワーカーに殺さない事を伝えている途中、道の奥から快活な声が聞こえてきた。

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「あ~る~じ~ど~の~、首級。討ち取りました!」

 あー、だよねー……君はそうするよね、言わなかった()が悪いね。でも、まぁ別にいっか。

 

「シャナ、そこに置いといてくれる、後で見るから」

「はい! お待ちします!」

「菴輔□縲∽ス輔r鄂ョ縺上s縺?」

「へぇ麻痺してても声は出るんだ、何を言っているのか分からないけど。さて、何をするかだけど……君にもコレを使うだけだよ。

 これはとある時に造った特殊な武器でね『エーテライト』って言うんだ。どんなモノなのかは……体験すれば分かるよ」

 

 そう言うと指輪をワーカーに見せつけた。

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「菴輔□繧茨シ√た繝ャ」

「あはは、何言ってる分かんないや。今まであまり使って無い武器があってさ、それで今、試しにコレを使っていてね、でもまだ、実験台(モルモット)が3人だけなんだ。

 これだけじゃ少ないでしょ? ……だから、君達には追加でモルモットになってもらいたいんだ。

 最も、君達に拒否権は無いけどね」

「雖後□雖後□縲∵ュサ縺ォ縺溘¥縺ェ縺」

 

 麻痺して舌が回らず口から出てくるのは意味の有る言葉ではなく、ただの音でしかなかった。

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「声にならない声ってこんな感じなのかな、見てて面白いね。それじゃあ……さよなら。

 さて……シャナ。見せて」

「はい!」

 

 そう言うとすぐにワーカーの首を2つ持ってきてタヌキの様な尻尾を生やし嬉しそうにオルトに見せる。

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「………よーしよしよしよし」

 

 目を閉じて何か思案した後、牛若丸の頭をワシャワシャと撫で回し「良くやった」と誉めた。

 すると牛若丸は尻尾が千切れんばかりに振られている。

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 んー、このゴミ(死体)はどうしようか……燃やすか? それだと煙に臭いが出る、であれば……コレしかないか。

 

「スキル:擬態時限定発動ーー集団標的(マス・ターゲティング)『/アナライズ《解析》/イロージョン《侵食》/プライディション《捕食》』」

 

 スキルを発動した瞬間ーーオルトから無数の銀糸が現れオルトの顔黄金色に変わり、は吸い込まれる様なコズミックカラー(宇宙色)を体から放ち、マス・ターゲティングされた2人の死体を呑み込み水晶化し砕け散る。

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「あんまり美味しく無いね、さあ皆、宿に行こうか」

 

 オルト達が去った後、ソコに有るのはグッタリと倒れている3人のワーカーと僅かに差し込む光に照らされている水晶の破片が、時間とともに溶けるように消えていった。

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 案の定ワーカーに襲われ案の定ワーカーの首を持ってくる牛若丸。首斬り武者此処に有り。
 牛若丸はこうじゃないとね。

 遠距離型として連れてきたエミヤシロウ、何故か双剣持って突撃する近接型へと変化した模様。
 近接型3人もいるじゃねぇか、エルフ体オルトくんに期待するしかない。

 ナチュラルなレディ呼び……おいエミヤシロウ、そう言うとこだぞ。



 今更過ぎるけど『体』を変えるだけで種族も職業(クラス)も(ある程度)変えられるってドッペルゲンガーよりたちが悪いのでは?
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