星雲からの使者 作:完全にわかのバカ野郎
「さあコレだけやったんだ、
「些かやり過ぎな気がするが……まあ良い。
さて、やらせてもらおうか
「シャナ! 征きます!」
エミヤは
何故なら、エミヤがスケルトン・ソルジャーを倒している時既に、牛若丸がスケルトン・アーチャーに肉薄しているのを知っていたからだ。
━
「マジかよ……」
「いつの間に」
同じ二刀流の戦士のエミヤの剣さばきに驚き、
━
「まだ奥にいるぞ、警戒を緩めるな」
「任せてください。(大丈夫、私なら出来る!)バククルズ!!」
霧の中から襲い来る
そして使われた魔法は
━
「(アレが貰った魔道書の魔法!? 難度30のヘビー・スケルトンソルジャーを1撃で倒したの!? 魔法に疎い私でも分かる、あの魔法が凄い事が……だからこそ気になる。
なんでそんな物をアルシェに渡したのかを……実験って何するつもりなの)」
「おお!! スゲェなアルシェ、何だその魔法」
へぇ、使えたか。となると
この事が分かったのは大きいな。……現地人を何人か拐って色々試してみるか。
「(アレは確か……
だが、その類いのアイテムがあればこの世界の人間も使えるの様になる……と言う訳か。
………また何かしでかしそうだな)」
「良いじゃん良いじゃん、もっとやりなよ。モンスター倒して強くなって、より上の魔法を使って魅せて
新しい玩具を手に入れた子供の如くはしゃぐオルトにタメ息を吐くエミヤと、何処か刺の有る視線を送るイミーナが居た。
━
「ははは、これ程の
「ま、お前は何か有った時の為にいつでも動ける様にしといてくれ」
「ええ、そうします。ですがこれはしていませんでしたのでしておきましょうか、
近くに居たヘッケランに精神異常耐性魔法を掛ける。
━
「お、サンキュ。んじゃ俺も行ってくっかな」
霧を掻き分け次々と現れるアンデッドを倒し後ろからイミーナもスキルで強化した矢を射る。
ロバーデイクも負けじと
━
「(これは……いつもより魔法の威力が増している、おそらくは彼の御仁の魔法の影響とみていいでしょう。
恐ろしいのは威力の上昇率が高い事ですね、まるで……自分が強くなったかの様な錯覚をしてしまう程に)」
ふーん、それなりにはやるね。まあバフかけたんだし、これくらいしてもらわないとね。
完全に座り込み全員が戦っているところを見て現状を他人事の様に観察していると、レベル16……現地において難度48の
━
「おー、頑張れーリファ」
「はい! 頑張ります!」
「(はぁ!? スケルトン・ウォリアーを1撃で倒した!? 難度48のモンスターよ!? 何なのあのパーティーは。
1人は
まさか他国のアダマンタイト級の冒険者? でもそれなら帝国で登録する必要は無い……本当に分からない)」
━━
━━━━
ふーん。それなりかな~、つまんないなー………そうだ、アレやるか。
ど・う・な・る・か、なー。ま、頑張ってね皆。
━━
━━━━
━━━━━━
「クソッ! 何だよいきなり!
「それだけじゃない!
突如として数を増し現れる中位アンデッド達に苦戦しながらも、確実に倒している彼らの実力を知るには充分な戦闘だった。
━
「ッ! マジでどうなってやがる!! 中位アンデッドだらけじゃねぇか!」
「下がってください!
アルシェの放った二重化された
━
「アルシェ!!」
「ッ、
━
「はぁはぁはぁ……」
「アルシェ、下がって少し休め」
「はぁはぁ……、分かりました」
「此処からは私達に任せなさい」
魔力を使い果たしたのか肩で息をするアルシェを下がらせ、前に出るヘッケランとイミーナ。そしてロバーデイクはアルシェの近くに立ち
━
「征くぜ、限界突破・剛腕剛撃・肉体向上ーー」
「合せるわ!」
複数の武技を使い身体能力を上げ、レッド・スケルトン・ウォリアーに向かって走り、武技を使った攻撃を繰り出し、そこに阿吽の呼吸でヘッケランの攻撃に合わせ武技を使った矢を放つ。
━
「双剣斬撃!!」
「ヘビーショット!」
ふ~ん、紅骨も倒せはするんだギリギリだけど。それに……成ったばかりの
フォーサイト達から離れた場所に居たオルトに近づき少し棘のある言葉をかける。
━
「
「実力確認には必要でしょ、それにうんまぁ危なくなったら一応は助けるつもりだから安心しなよエミヤ」
「! 驚いたな、君にしては随分と優しいじゃないか」
驚いた様子でオルトをまじまじと見る。
━
「んー……多分だけど、今の
あの
人間の体なら人間に対してこの『優しさ』が出るのか、興味が有るね」
「(
「面白い現象だよね、でも当然なのかもね」
「それは何故かね」
「夜の
彼は
ソレは朝になっても少しだけど残っていてね、だから今の
本当に、面白い」
オルトが言う『優しさ』。異世界に転移し少なくない月日が立っている、それ故に
そして今の彼は生物で在って生物では無い存在。
『片方は
『片方は
故に彼は人類に興味が無い、しかし生命体に『愛情』を抱いてもいる。
矛盾しているが、矛盾していないという奇妙な状態であり、更にそこへ擬態時の彼が擬体している種族に対して一定の『優しさ』が生まれるている。
果たして彼は、何処までが
それはオルト本人にも分から無いが、ただ1つ言えるのは老齢の彼が長い年月で培った『人間性』………彼にはコレが残っている。
━
━━
━━━━
━━━━━━
「はぁはぁはぁ……なんとか……倒しきったな。こんなんは二度と御免だ」
「本当にね、生きた心地がしなかったわ」
「お2人とも、お疲れ様です。
今治療します。
「サンキュ、ロバー。マッジで疲れた、なんでいきなり中位アンデッドが押し寄せやがったんだ」
「もう帰りましょう、これ以上は無理よ。アルシェの魔力も尽きてるみたいだし……此処が止めどきね」
「だな、俺も賛成だ」
「その方が良いでしょう、無理をして死んでしまっては意味がありません」
「すみません、少しは回復しましたが魔力は殆どありません。(この魔道書の魔法……凄かった。それだけじゃない。
トールさんのバフ魔法……アレが凄かったんだ。勘違いしちゃダメ、まだ私は弱い)」」
「気にすんな、アルシェ。お前のお陰で戦いやすかったぜ」
「ありがとうございます」
フォーサイト達は息も絶え絶えでヴァディス自由都市に帰ることに全員が異論は無く、少し休んだ後帰ることにした。
━
「うん? もう終わりかい。まぁ頑張ってたしまぁいいか」
「何もしていない貴方に言われたくないわね」
「ちゃんとしたじゃん、君達に
事実、彼らが生きているのはオルトのバフが有ったからこそのため、フォーサイト達は何も言い返せ無かった。
最も、この状況を作ったのもオルトの仕業たが、それに気づいているのはエミヤだけだった。
━
「帰ることに異論は無いけどさ、アレ、どうするの」
そう言い指をさした先にはーー
━
「!? スケリトル・ドラゴンだと!! ロバー!!」
「はい! ウォール・オブ・ストーン! これで少しは時間が稼げます! 急いで逃げましょう!!」
スケリトル・ドラゴン。この世界において
勿論、物理的な攻撃で……例えば相応の実力と弱点である殴打属性の武器等で戦えば倒せるが、今の彼らには出来る余裕は無かった。
━
「クソッ、こっちは疲労困憊だってのに最悪のタイミングで出てきやがった。(どうする、コイツにゃ魔法は通用しねぇ。しかもアルシェは魔力切れでマトモに動けねぇ筈だ、いいや、アルシェだけじゃない俺達全員が戦える状態じゃない。
どうする、どう対処する)」
その時、ゆっくりとだが動いた人物がいた、それはーー
━
「あーいいよ。君達はソコで休んでなよ、君達は
それに……昔の事を思い出させてくれた、だからアレは
それと君、良く見ておくといい。これが……魔法の頂だ」
「え……何をーー」
するつもり。その言葉を言い終える前に信じ難い事が起きる。
それは、空から星が降ってきたからだった。
━
その魔法はまさしく頂。何故ならそこには………世界を埋め尽くすが如く、星の雨が空から降り注いでいたからだ。
━
━━
フロム系の補助系魔法は原作準拠にすると少々短いので効果時間が伸びてます、更にオルトくんのスキルで大幅に効果時間が伸びてます。ご都合主義万歳。
━━
今更だけど魔法オタク?マニア?なAOGのメンバーが100年以上前の作品とのコラボとは言え魔法を取得出来るイベントに参加しない事が有るのか?と最近思うようになってきてます。どうしようかしら。
もしかしたら変わるかもしれない、設定は突然生えてくるものだからね。(何とも酷い言い訳)
━━
イミーナの技は捏造です、だって調べても出てこないし。
━━
愉しませてくれたフォーサイトへの興味と、イミーナへの僅かな『優しさ』これが合わさり、ハイテンションになって第10位階魔法の
そして自分を愉しませてくれてユグドラシル時代の事を思い出させてくれた、フォーサイトを多分気に入った。
━━
カジッちゃんイベントが終わったら、オルトくんの種族詳細を書くかもしれない、但しどの体かは分からない。多分今のエルフの詳細。
因みにオルトくんの正統ORTと最終形態は別物です、肉体と心臓的な感じで。ORTを調べると分かります多分。