星雲からの使者 作:完全にわかのバカ野郎
エミヤの投影魔術の原理は原作とは違います、原作と同じにすると反則だし。それでも投影させる方法はとても簡単です。
なのでギルドメンバー達も面白がって色々やりました。その結果とんでもない事になりました。
「は……え……何……これ」
『
『スケリトル・ドラゴンを相手するなら
その理由は、スケリトル・ドラゴンは
あの逸脱者と呼ばれる、フールーダ・パラダインでも倒すのは難しいのでは………とさえ囁かれている程に。
だが、実際は違う。スケリトル・ドラゴンの能力は
それはつまりーー第7位階以上の魔法を使えるのなら倒せるモンスター……しかし、現地人で知られている最高位の魔法は逸脱者の第6位階魔法まで、だから
だからこそフォーサイト達の想像を絶する驚きは当然の反応なのだ。
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「何、だよ……コレ。あり得ねぇ……」
「これが
「まさしく、神の領域……ですね」
ストン、と地面に崩れ落ちか細い声で「魔法の頂……誰もが到達し得なかった場所……」と口から溢れ出て、今なお降り注ぐ星の雨から目を離せなかった。
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「
何せ君と同じタレントを持っていて、君以上のマジック・キャスターが居るみたいだからね。でも、君はアレの魔法を使って君の価値を
そして君達もだ、君達は
だから
そして君……アルシェ? だっけ。君に少し興味が湧いたのも理由の1つだ。その魔道書に載っている魔法を全て………あぁイヤ1つは第5位階魔法だからまだ君には早いか。
んー……じゃあそうだな、その魔道書に載ってる魔法で今君が使えるのは恐らく、『バクドーン』『バククルズ』『リプス』『デクドゥ』この4つだろう。
そしてまだ2つ載っている、その内1つは第4位階、もう1つは第5位階魔法だ。
だから第4位階魔法を習得できたら
ああでもフールーダってヤツには会わせてよ、条件だからね」
「はい……必ず」
「それは何より、じゃあ帰ろうか。
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「んー久しぶりに沢山魔法使ったな。それに面白そうなモノも見つけたし、今からが愉しみだね」
「あまり苛めてやるなよ、マスター」
「しないとも。折角見つけたモノなんだ、大切にするさ」
「主殿主殿! 私、頑張りました!」
「よーしよしよし、良く頑張った。次ももっと頑張るんだ、いいね?」
「はい! 頑張ります!!」
「少し、疲れました。それに今回はその……」
「リファも良く頑張ったね、今日はゆっくりと休むと良い」
「はい……」
ナザリックでは珍しいカルマ値が善のNPC、そして今回の討伐対象はアンデッド……自身が使える至高の御方々の1人、モモンガと同じ種族であるが故に彼女にとって今回の依頼は苦痛だった。
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「君が思っている事は分かるつもりだ、何せ相手はアンデッド。
正直、
「……申し訳ありません、オルト様」
フォーサイト達が準備した宿に肩を落とし、某しわしわした顔の電気ネズミの様な足付きで向かった。
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「狂信故の反応なのか、カルマ値からくる反応なのか……掴みとれんな」
「両方かな」
「それはそれで困るんだが……致し方無いと思っておこう」
「あっはっは、そうだねぇ仕方ないねきっと。
でもうん。君達が
「私達の……ね。(私を含め彼に造られた者達は彼にを畏敬を持っている。
そして絶対的な彼の強さへの畏怖……それは当然の事だ、彼は規格外が過ぎるが故に
畏敬と畏怖、そして私達が抱く別のコレは同情なのか造物主への崇拝か或いは両方か………フッ、どれでも構わないか。
確かな事は我々は彼を大切な存在だと思っている事だ、何せ我々は規格外の彼に『友であれ』と願われ造られたのだから)」
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「凄かったな。まさかスケリトル・ドラゴンを魔法で倒すとはな」
「ええ、アレが
「はい、私は信仰系ですが彼の御仁が立つ場所が魔法の頂である事は痛感しました」
「…………」
「何だよ、あの魔法。星が降ってくるって」
「でも、あんな魔法を使っていても魔力系マジック・キャスターではなく、信仰系……
「恐ろしい限りですね」
「………………」
フォーサイト達が話し合う中1人、本を抱き込み何も話さない者がいた。
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「え! あ、はい、何でしょう」
自分を呼ぶ声にビクリと驚き呆けた声で返す。
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「どうした? ずっと黙りコクってっから心配したぞ」
「ぁ、その……どれ程の経験を積めばあの境地いけるのかを考えてたら……私は」
「アルシェ………」
「アンタならすぐに上にいけるってアルシェ!」
「うん」
「ああ、明日も此処でアンデッド倒して、アイツを驚かせてやろうぜ」
「はい。(絶対に認めさせる、そうして強くなってあの子達を……あんな場所から連れ出すんだ)」
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「〔マスター、御報告に参りました〕」
「〔百貌か、何処のだ〕」
「〔我々は法国にて〕」
「〔ああ、あの国か〕」
「〔あの人間どもを使い国中枢部への侵入に成功致しました〕」
「〔役にたってるじゃん、それで? 何が分かった〕」
「〔調べたところ巫女姫なる者が死亡したとの事です〕」
「〔巫女姫? 何それ〕」
「〔特殊なアイテムを装備した者を魔法の媒介にし、高位魔法の発動を可能にする『アイテム』に変貌させられた者達になります〕」
「〔人類の守護を掲げる割には結構エグい事してるねあの国。それで? 達って事は複数居るんだ〕」
「〔現段階で3人は確認しました〕」
「〔3人か。確かその国って六大神を信仰してる筈だ、となると……最大で6人ってところか〕」
「〔恐らくはそうかと。それと確認した者の内1人が原因不明の攻撃で死んでおります〕」
「〔原因不明?〕」
「〔その者が居た場所を含め中規模の爆発が起きて死亡したとの事にございます〕」
「〔爆発? ……それモモンガくんが攻勢防壁に使ってた
「〔確証は有りませんが恐らくは〕」
「〔可哀想に。ま、覗き見しようとしたんだから仕方ないよね〕」
「〔また、巫女姫なる者が死んだのは
「〔
「〔トブの大森林に封印されている世界を滅ぼす力を持つ魔物との事です〕」
「〔ふーん、世界を滅ぼす力を持つ魔物ねぇ。
にしても何でそんな答えにたどり着いたのか、分かるかい〕」
「〔
「〔占星千里……ソイツ誰〕」
「〔漆黒聖典なる部隊に属する人間である事は分かりましたが、それ以上の事はまだ何も〕」
漆黒聖典。確かニグンが言っていた特殊部隊の1つだったか。だがその部隊に関しての情報は制限されている。
分かったのは漆黒聖典の隊長と呼ばれる人間が『武装に似合わないみすぼらしい武器』を持っている事。
もう1つはその部隊の人間では無いが、法国内で高位の人物が着ているケイ・セケ・コゥクと呼ばれている『精神支配無効の種族を持つ種族であっても精神支配が出来る』この2つのアイテムの情報。
これらの情報は
「〔君達にしては慎重だね〕」
「〔それが……端々で我々の事を探す行動をしている様にみえる者が1人おります〕」
「〔へぇ、君達を警戒出来るヤツが居るとはね……ソイツ、気になるね。是非とも会いたい〕」
百貌達に
彼らの気配遮断スキルは種族スキルと併せればカンストプレイヤーでも見つけるのは難しい。
「〔ではその様になるように動きますか?〕」
「〔うんそうだね、でも慎重にね。作戦は命を大事に、だ〕」
「〔畏まりました〕」
「〔それと彼ら、ニグン達はどうなった〕」
「〔ニグン以外の者らはある程度の自由はありますが、保護と言う名の軟禁状態にあります〕」
「〔ふーん、アイツって信用あるんだね、流石は隊長ってところかな〕」
「〔その様で。あの者のお陰で彼の国の内情を知る事が出来たのも事実です〕」
「〔後でニグンに褒美をあげるって言っといて、『確かな働きには相応の褒美を』それが
「〔伝えておきます〕」
「〔よろしく〕」
「また何か有った様だな」
「法国に行かせてる百貌達を警戒しているヤツがいるらしい」
「彼らの存在を? ……彼らは種族・
なのに警戒をしている、
この世界でそれ程の人物が居るとはね、正直驚きだ」
「
まぁ高レベルの方が考えられるけど、それでも決めつけるのは早計だよ、それに此処には
なら探知や感知が出来る様なモノが有ってもおかしくは無い。
うん会ってみたいね」
「危険ではないかね」
「虎穴に入らずんば虎子を得ず、だよエミヤ」
「それは……そうだが、君がする必要は無いだろう」
「イヤ、
「………確かに、そうだな。だが、どれで行くつもりだ」
「んーそうだねぇ……どれにしようかな、その時に決めようか」
「はぁ、君という人は。
その人物の種族・
「その辺りは百貌からの情報待ちかな」
オルトの無計画さにタメ息を吐く。
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「危険を冒してでもする必要は……残念な事に有るな。そして君が適しているのも事実だ」
様々な要素を考え加味し、オルトの言っている事は間違っていないのはエミヤにも分かっていた。
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「だろう? だから
「ふー……私としては止めて欲しいが、君に何を言っても止める訳が無いのは分かりきっている。
だからこう言おう、無理はするな、無茶もするな。確実に対処が出来る確信が有る時にやってくれ、頼む」
苦虫を噛み潰したような顔をし、オルトに本音を言う。
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「元からそのつもりさ、
オルトには幾つかの形態が有る。運営から
次には巨大な円盤を背負う特殊な樹と融合した亜種の体、その亜種が倒されれば亜種が背負う円盤に変わり……等と、様々な形態と段階を持つのがオルトと言う存在。
そして彼の本来の姿を知るのはギルドメンバーとオルトが造ったNPC達だけ、本来の体の彼はユグドラシル運営から特定の条件化でのみ許可されていた。
その1つの条件が『正統ORTまで到達される』、なのだが……そこまで辿り着けたのはギルドメンバーのたっち・みーとウルベルト・アレイン・オードルの2人と、ワールドエネミー化したとあるプレイヤーだけであり、それでもその体には勝つことは出来なかった。
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オルトくんの魔法の凄さを見せる為だけに使われた
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オルトくんは蜘蛛型の異形種でユグドラシルをプレイしており、型月イベント前の最後の種族はアトラク=ナクアでした。
その後、型月イベントをクリア出来てしまいORTに成れてしまいました。
その時に以前書いたPCネームの強制変更と更に種族・
FGOのORTは亜種だったけどレベルは、ねぇアレだし。ソレに倣おうかなって。
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2500人進攻の時は1000人程がオルトくんの領域に現れ亜種円盤まで到達しましたが、ロスト・スーパーノヴァで残っていた者の内大半が蒸発し、それでも残った者は入れ替わる様に出てきた、朱い月の
因みにこの時の朱い月は『月落とし』は出来ません、何でですかね。
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そう言えば調べたら何やら召喚モンスターは複数体召喚出来ないと耳にしたのですが、もしその様な設定が有るなら、天使体オルトくんは複数体を同時に召喚出来るスキルが有るって事で、ご都合主義万歳。
後は召喚した天使はどうしようかしら、時間で消えるのが当たり前何だけど、モモンガくんのデス・ナイトみたいにしたい欲求が有る。まあ色々考えるか。今更よ今更。