星雲からの使者 作:完全にわかのバカ野郎
今更ですがオルトくんもWIを装備してます、黄昏の書と薄明の書って言うニコイチのWIですね。この書を装備すると黄金の腕輪が右腕に銀の腕輪が左腕に現れます。
能力は.hackを調べると分かります。まぁそのままだと完全に
それでも反則な能力ですがWIだし是非もないよネ。
「今日も
「そりゃな、此処の稼ぎは良いからな少なくとも明日までやるつもりだ」
「ふーん、まあ良いか。じゃあ昨日と同じ様に
「あー……そうだな、そうしてもらえると助かる」
昨日の
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「楽な仕事で羨ましい限りだよリーダー」
「なら動こうか? その代わり徹底的にやるけど」
「ただの皮肉さ、リーダー」
「それくらい分かってるよ、君は
「分かっている様で安心したよ、君が動けば地形が変わるからな」
「分かってんじゃん。さ、無駄話もそこそこにして向かおうか」
「だな。(末恐ろしい事を平然と言うんだな、だがそれが出来そうなのも頷ける。敵には回したくねぇ奴らだ)」
「魔法で行くかい、
「そうね、そっちの方が助かるわ。体力を無駄にしなくてすむんだもの」
「じゃあ行こうか、
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「何度体験しても慣れねぇな」
「その内慣れるさ、
「ソイツぁ嬉しいね、仲良くやろうじゃねぇか」
「あの子次第かな」
アルシェを見ながらそう言った。
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「(アルシェか、魔法の事は良く分からんが第4位階魔法ってのが高い壁なのは何となくだが分かる。それこそリッチを1人で倒せと言われる感じだろうな)」
「じゃ、昨日と同じ様に
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「はは、相変わらずスゲェ魔法だな」
「これでも抑えてるんだからこの程度で驚かれたら困るね」
「(ま、そうなんだろうな、何せあんな魔法を出来て当然と言わんばかりに使えんだからよ)」
「さぁてバフはかけたよ、昨日みたいに
あーでも、昨日みたいに
「ソイツぁ心強い言葉だ、安心して戦える」
「よろしくねー」
気安い声色でフォーサイト達を送り出した。
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「バフを追加します。
「よっしゃあ、双剣斬撃!」
「トリプルショット!」
「バクドーン」
3人に精神異常耐性魔法を施しソレを受けたのを見てフォーサイト達は思い思いの武技と魔法を襲いくるアンデッドに使う。
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「おーやる気有るねー」
「さて、我々も行くか。君はそこでおとなしくしていてくれ」
「りょーかい」
「
エミヤは昨日と同じ様に
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「征きます!
スキルを使った瞬間8人の牛若丸が一瞬現れ、その軌跡を辿る様に瞬く間に移動する。
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「フッ、
1体のアンデッドを斬ると共に、刀から音が鳴り周囲の『
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「何だよアレ、周りのアンデッドごと倒しやがった」
「(そっちも凄いけど、私からしたらソレ以上に凄いのは一瞬でアンデッドの群れの中に現れた
「あの人も凄い……短距離転移? でも彼女から感じる魔力は
どちらかと言えばヘッケランみたいな戦士程度、なのにいったいどうやって……武技ってあんな事も出来るの?」
イミーナとアルシェは牛若丸が行った短距離転移の様な移動に驚く。
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「相変わらず羨ましい移動方だ、最もーー私は遠距離で戦えば良いだけだ」
さっきまで持っていた双剣がいつの間にか弓に変わっており離れた場所の何体ものアンデッドを素早く射抜く。
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「凄いわねあの速射、速すぎて見えない……」
「……負けてらんねぇな! 剛腕剛撃、双剣斬撃!」
「認めさせるんだ! バクドーン、
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「だっはー……もー無理、疲れた」
「はぁはぁ、そうね。流石に疲れたわね」
「私も、魔力……殆ど有りません」
「私はまだ有りますが、私程度の攻撃魔法では
日も暮れる頃合いです」
ロバーデイクを除くフォーサイト達は地面に座りこみ、肩で息をしている。
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「そこそこはやりますが、この程度で疲れきるとは」
「言ってやるな、シャナ。彼らは多いに頑張っている」
「はい、とても素晴らしいと思います」
疲れはてているフォーサイトに対して三者三様の評価を下した。
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「あっはっは、まぁ頑張った方じゃないかな。
さて、疲れてるようだし特別に手を貸してあげようか」
『太古の自然の森林浴』
『太古の自然の気魂香』
1つ目は『太古の自然の森林浴』
このスキルを使うと、どの様なエリアでもオルトを中心点にし同心円状に太古の樹が生え、急成長し最低でも周囲500mまで広がり、その中に居る全ての種族に対してバッドステータスの回復と
2つ目は『
このスキルも『
ユグドラシルにおいてMPの回復手段は自然回復しかなく、それさえも微々たるものでしかない。
しかし、このスキルの範囲内に居れば先ず最大MPの1割を回復し、更にMPの回復速度が最低2倍に上昇する全
端的に言ってしまえば、消費魔力と回復する魔力量が同じで有れば実質魔力消費が0になる。
特にワールド・ディザスターと組めば鬼に金棒で、ワールド・ディザスターの燃費の悪さをある程度緩和出来てしまう。その為この体のオルトとウルベルトは最悪コンビと言われていた。
そして、これらのスキルは『種族:
また装備や別スキルと併用すれば更に範囲・効果が上昇する、何とも
その為、やはり他プレイヤーからの反感を買い、運営に申し立てが多数出たが運営お決まり文句『じゃあ使えるその種族になれば?』だった。
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「お、おお……何だ、これ。体が楽に」
「………
「何だか魔力も少し回復したような……」
「これが……太古の自然の、祝福。死した大地でこれ程の……」
疲れはてていた3人は、体の内側から溢れる
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「これでも王様だからね、この程度出来て当然さ」
この行為に驚いたのはフォーサイトではなく、エミヤだった。
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「(まさか彼が我々の様な関係者以外にこの様な、ある種の施しをするとは……これが彼が言っていた『優しさ』なのか? 本当に、驚いたな)」
「珍しいですね、主殿がこの様な事をされるとは」
「今の彼はエルフであり、カルマ値は中立よりの善だ。が、珍しいのは確かだな」
「
「流石はオル………トール様!」
「ん? んー……ま、いっか。それじゃあ帰ろうか、モタモタしてて昨日みたいな事になるのは面倒くさいし。
はい、寄って寄って。跳ぶよ、
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「エミヤ」
「うん? 何かね」
「この『感覚』も、悪くない」
「!? ………フッ、そうか。それは良かった」
オルトから『人並み』の言葉を聞きエミヤは驚きはしても何も言う事もなく、ただ頷くだけで終わった。
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「さて、と。誰からも連絡ないし、寝ようかな」
「ああ、おとなしく寝るとしよう」
「私は少々物足りないですが、仕方ないので寝ます」
「人間の体はこうも不便なのですね。昨日もそうでしたが『疲れ』や『苦悩』を感じるのは初めてでした」
「人間の気持ちを知れて良かったねユリ。まあ
快活に「あっはっは」と笑い、何処か気持ちの良さそうな顔をするオルトを見て、キョトンとする牛若丸と感慨耽るエミヤも笑っていた。
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「〖主よ、マズい事になった〗」
上空で夜風にあたるオルトに
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「〖……クヴァールか、どうした〗」
「〖マーキングを付けたタレント所持者の1人がイエローゾーンに入った〗」
「〖何が起きた〗」
何処か怒気を孕んだ声色で淡々と聞く。
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「〖何者かに襲撃された様じゃな〗」
「〖問題は〗」
「〖安心せい、儂が間に合ったからの。
「〖逃がしたのか? お前が? 何故だ〗」
「〖そう怒るでない、仕方なくてのう。先にも言ったがタレント所持者の1人が重症でな、そっちに気をさいとる隙に逃げられた、儂とて業腹じゃ。
恐らくじゃが、ソヤツらの目的はもう1人のタレント持ちのンフィーレアなる小僧だな〗」
「〖ンフィーレア?〗」
「〖その者が『あらゆるマジックアイテムを使える』タレント所持者じゃ〗」
「〖タレントを悪用して何かをするつもり訳か〗」
「〖でなければ攫わじゃろうな〗」
「〖それで怪我人はどうなった、死んだか?〗」
「〖まさか、スクロールを使こうて治したわい〗」
「〖攫われた方はどうなっている〗」
「〖そちらはまだ分からんの、攫った以上何かに必要なんじゃろう、であれば殺される事はなかろうて〗」
「〖そうか、良くやった。それで? 襲撃者の逃げ先は分かっているのか〗」
「〖誰に言うとる。分かっておるに決まっておろうて〗」
「〖マーキングしたか、手早いな〗」
タレント所持者が1人無事で有る事に安堵し、息を吐く。
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「〖直ぐソコに行く〗」
「〖やはり来るか〗」
「〖当然だろう? 大事な人材だ。失うには惜しい〗」
「〖やむ無しじゃな。おお、モモンガ殿も来おったわ。ではの、待っておるぞ〗」
「〖時間はかけんさ〗」
「………百貌」
「基底のザイード、御傍に」
「何か情報は」
「お待ちを………法国の者らと同期いたしました」
「聞かせてくれるかな」
「はい。ここ数日前にーー」
「そうか、引き続き頼むよ」
「お任せを」
そう言うや否やオルトの姿は消えた。
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「カッカッカ。似おうておるではないか、モモンよ」
「
「カカッ。何を言う、似合っておるぞ? 勇ましき魔獣に乗る勇ましき剣士。ウム、やはり似合っておるな、カッカッカ!」
「ッ! 笑うなルヴァン。何ならお前が乗るか?」
「何を言うておる、それなる魔獣を下したのはおヌシであろう? であれば乗るに相応しいのはおヌシしか
「そうで御座る。それがしは殿以外を乗せる気など無いで御座るよ」
「ほれ、本人も言うておるぞ」
「モモ……ンさんが乗るのは当然の事です」
「ナーベ、お前もか」
呵呵大笑、と言わんばかりにカラカラと笑う。
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「モモンさん! とても似合っています!」
「ウム、流石はモモン殿でござるな。彼の賢王を従え騎乗出来る御仁はそうおらぬであろう」
「確かにな、あんな恐ろしい魔獣に乗れるのはモモンの旦那ぐらいなもんだ、そりゃナーベちゃんと一緒にいるのも頷ける」
「そうですよ! モモンさん。森の賢王を従えられるのはモモンさんが強いからです!」
漆黒の剣達から憧れの眼差しを向けられ、降りたくても降りれない状況になっており、モモンガは「くそぅ、とんだ辱しめだ。何が森の賢王だ、ただのジャンガリアンハムスターじゃないか………これじゃメリーゴーランドに乗っているおっさんの様に人々からは見えてるだろうな、ハァ……早く降りたい」と小声で愚痴を溢すしか出来なかった。
その愚痴を聞こえたのは傍にいたクヴァールだけで、しかし何もせずやはり呵呵大笑とモモンガを見ていた。
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「ははは。でも皆、モモンさんはこれから組合に行って森の賢王を登録しに行くんだから、これ以上にしよう。でも本当に凄いですよ、モモンさん」
「ほう……その様な事をせねばならぬのか?」
「はい。街中で魔獣を連れ歩くには組合に登録する必要が有るんです」
「確かにそうじゃな、従えておっても魔獣は魔獣。であればその様な事をするのも頷ける」
「だがよ、どーする? 俺達も
「うーん。いえ、今回の仕事はモモンさん達におんぶにだっこでした。私達は先にンフィーレアさんの家に伺って、せめて薬草を下ろしたり等の雑務を手伝わせて貰いましょう。そうでなければモモンさん達と同等の報酬を頂くなんて申し訳ないです」
「………てな訳でじゃモモンよ」
「何だルヴァン」
「組合に行くとしようかの、
「な、何を言うんだ! ルヴァン!!」
「当然じゃろう? 何せおヌシの騎乗魔獣なのじゃからな、誰の魔獣か街の者らに知らしめる必要が有るであろう?」
「クッ!!」
「では、儂らは組合に行った後そちらに合流するとしようかの」
「分かりました」
「ではの」
「恥の上塗りだ」
「カカカ、何事も経験じゃろうて」
「?」
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「え、あ、はい。森の賢王……魔獣ハムスケの登録を致します」
「なるべく早く頼む」
「分かりました」
「カカ、そう焦らずと……も」
「どうしたルヴァン」
「イカン!! 小娘がイエローゾーンに入った!!」
「何!?」
「すぐに……」
「儂が行く、おヌシはソレをし終えたら来ると良い」
「迂遠な」
「役割分担じゃて、ではな」
その言葉と共にクヴァールは転移魔法を使い消えた。
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大のお気に入りのフォーサイトに
チートがすぎるでしょこのスキル、ダメじゃね。大丈夫かな。
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あらすじを考えるのが面倒くさいし難しい。