星雲からの使者 作:完全にわかのバカ野郎
「んー……折角戻って来たんだし1回
「あの喋るアイテムですか?」
「それも有るけど、夜の
「武技使い? もしかして墓地で戦った人間の事ですか?」
墓地で戦った人間。カジット・デイル・バダンテールとクレマンティーヌの2人。
カジットに何かするつもりにかモモンガが連れてきている。その事はオルトも見ていたため知っていたが、モモンガはオルトーーブリュンスタッドが
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「うん。何でも
「
何ですかソレ」
「さぁ、何だろうね、
肩を竦めながら「じゃあ行ってくるね」と自分の
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「やぁレオナルド、色々と頼んで悪いね」
「そう思うのであるなら少しは加減して欲しいモノだな、私は忙しいのでね」
そう言い手に持つアイテム……
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「あはは、夜の
「ほぅ、誰に任せるつもりだ」
とあるアイテムを差し出しながら「キングゥかな」と答える。
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「何だ、ソレは」
「叡者の額冠って言うクソアイテムだよ」
アイテムを見て「ほぅ、これは……フム、中々面白いモノだな」と呟く。
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「それで? このアイテムも調べろと?」
「頼めるかな」
「あの女の世話を私がせずに済むのならな」
手を出し「ほれ、さっさと寄越さんか」と叡者の額冠を渡すように言い「それとだが、あの女はウッドワスが連れていったぞ」とつけくわえた。
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「は? ウッドワスが? 何で」
「知るわけ無かろう。だが、アヤツの事だ、殺さぬ程度に痛めつけておるだろうな」
「大丈夫かな」
「気になるならとっとと行け、私はコレらを調べるのに忙しくなる」
「ああうん、そうするよ。ソレらの事で何か分かったらーー」
「安心せい、直ぐに連絡するわい」
手を振り「よろしくね~」と間の抜けた声で言いその場を去った。
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「さて、コレらを調べるか。何とも面白いアイテムだな」
呵呵と笑い立派な白髭に触れながら、自身の工房へと入っていく。
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「あー、ウッドワス。何してるのかな」
「あん? 何だお前か」
「質問に答えてくれる?」
「レオナルドが人間を連れていたからな、何故居るのか聞けば、夜のお前が送ってきたと言うじゃねぇか。興味が出るのも仕方ないだろ」
「それであの状態? 君は
ソコには全身がズタズタに引き裂かれ、血の海に倒れるクレマンティーヌの姿が有った。
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「
もう一度……聞こうか、君は、
その言葉と共に周囲の空間が歪み、金色の光が迸る。
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「っ……そんなつもりはねぇよ、悪かったな」
目の前のオルトが本気で怒っている事に驚き、自分がした事を素直に謝った。
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「ウッドワス。次は無いよ」
確かな怒り、確固たる警告。オルト自身も少し驚き、夜の自分が
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「(まさかアイツが彼処まで怒るとはな、正直意外だな。アイツが人間を守るか、面白れぇモンが見れたな……だが間違いなく次は無いな)」
「おーい、生きてるかい? キズは治したよ」
倒れ伏すクレマンティーヌが「うぅ……う……あ、アンタ、誰だよ」と弱々しい声で聞く。
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「あー、そりゃそうか、まだ見せて無いもんね
起き上がろうとするクレマンティーヌを見ながら「まあ夜だけって訳じゃないけど、基本夜にしか出て来ないからね」と自分が何者か、どんな存在なのかを教える。
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「夜の……アンタ? どーゆー意味よソレ」
「そのまんまだよ、
「それより済まなかったね、
知らない内に、結局は折檻される事が決まっているウッドワスは1人で背筋を震わせ「コイツァやべぇかもな」と呟いていた。
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「まあ取り敢えず、だ。彼と戦ってみてどうだった?」
「自分の弱さを痛感したよ、私はバカみてぇに小さい世界でイキがってた子供だ」
「それが分かっただけでも成長したんじゃない。
それと、君につける教師? 稽古相手? の所に今から行こうか」
「今から!? 少し休憩させてよ、いくらキズは治っても体力は戻ん無いんだから」
「そうか、ならソレも回復させようか。
スキル『
これで少しは良くなったんじゃない?」
目の前で使われた見た事もない魔法そして、使った瞬間に自身の周りに急速に成長した大樹から齎される癒しを受け唖然とする。
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「は……何……これ」
「
立ち上がりキングゥの所へと連れて行こうとしたら、渓谷の奥から鳥を思わせる風貌の
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「おやキチンシツじゃないか、どうしてソコから出てきたの」
「む、御主か。
デミウルゴスなる者からドラゴンハイドが欲しいと言われてな。それでモンスターハンターの
「そうだったんだ、お疲れ様。その辺り事は君達に任せるよ。スクロールは沢山有っても困らないし」
2人の会話についていけず「は? ドラゴン? 何処にそんなやべぇモンスターがいるんだ? しかも狩ってきたって事は、あの
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「あー……」
何かを考えながらクレマンティーヌを見る。
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「何?」
「ねぇキチンシツ、まだ行く?」
「少々休んでから行くつもりだが……それがどうした」
「この子も連れてってよ」
「その人間をか? ……弱そうに見えるが」
「弱いね、だから強くするために連れていって欲しいのさ。
勿論、君だけにしてもらうつもりじゃないからその辺りは安心して」
「ふむ……であれば私は構わないが、誰を来させる」
「そうだねぇ、さっきの罰としてウッドワス。それとキングゥに後はカイト達かな」
カイト。.hackコラボにて出てくる特殊モンスター。
正式名称は蒼葬炎のカイト。そしてオルトは蒼葬天のバルムンクと蒼葬海のオルカの2人を造っている。
この特殊モンスターを倒すと『世界を救った者の魂』と言うWIが手に入る。
そして、このWIは『FGO』の『絆礼装』と同じ効果を持っている。
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「随分と大所帯だな」
「この子弱いからね。死なれたら困るしカイト達にはこの子の護衛代わりに動いてもらおうかなって」
「アレらにか? 出来なくは無いと思うが………意志疎通は?」
「その辺りは
蒼葬炎のカイト達を従えさせられるモノはWI『
名称として鍵と明記されているが形状は鍵では無い。原作ゲームにおいて、『黄昏の鍵』とは『自分の望みを全て満たせるような存在のことを現す概念的言葉であり、よくありふれた『青い鳥』のようなもの』と書かれている。
しかし、ユグドラシルでWIにするに辺り鍵がぶら下がるネックレスとして実装した。
ユグドラシル内のフレーバーテキストには所持者に『黄昏の加護を与える』。と書かれている。
実際の効果は所持者に『1日に5回まで所持者が選んだモンスターから、得られる経験値を2倍にして得る』と言う破格の効果と『世界を救った者の魂を用い造られたNPCに守られる』WIになっている。
やはり運営は狂っている。
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「皆来たようだね。
場所はモンスターハンターシリーズの
彼処のモンスターは基本的にドラゴンしか出てこない、レベルを上げるには丁度良い筈だ」
そこには先程警告されたウッドワスと、キングゥがやってきた。
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「それは良い、だが、その人間に耐えられるのか?」
「良い質問だ、ウッドワス。
まず間違いなく無理だろうね、容易く死ぬんじゃないかな」
「なのにあの世界に連れてく気なのか、お前は」
「そこはソレ、死んでも問題ないようにするのが
例えば蘇生アイテムを沢山持たせるとか、蘇生魔法が籠められてる装備を着けさせるとか。
うんまあ両方が安心出来るかな」
「御主よ、そこまでする必要があるのか?」
「夜の
「
「行く世界を変えるしかないかな」
「それなら.hackかフロムの世界になる、だが安全性を取るなら.hackの方が良さそうだな」
そう話し合っていると唸り声を上げながら歩いてくる、継ぎ接ぎだらけの人間とおぼしき者達が現れた。
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「ああ、来たね、3人とも。君達に頼みたい事が有るんだけど、後でね。今はこの子事が優先だ」
「ねぇ
「大正解。その通りだよキングゥ、この子はプレアデス達、シズより弱いね」
「シズ・デルタ……だっけ? それで、そのNPCのレベルは?」
「46の筈だよ、プレアデスの中で1番低い子だね」
言い終えた後「とは言え、レベルが低いイコール弱いと言う訳じゃないけどね」と付け加える。
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「その辺りの力加減は分からないけど、弱いのは事実、その人間を連れてあのドラゴンの巣に連れて行くのは危ないんじゃないかな」
「だろうね。だからこそ1度君達と行ってダメだったら戻ってきて、The Worldに行って欲しい。
The Worldならそれなりに安全だしね」
あの世界はワード次第で強さを決められるし、でも先ずはモンスターハンターの世界でどの程度戦えるか知りたい。
それを元にどこまでのモンスターなら大丈夫なのかが分かるでしょ。
「うん? モモンガくんから
「〖大変な事になりました〗」
「〖大変な事?〗」
「〖シャルティア……吸血鬼の討伐依頼が入りました〗」
モモンガからの
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キチンシツ。鳥を思わせる風貌のドラゴンを連れている戦士。はたしてどのコラボイベントで造ったNPCなのか、気になりますね。
多分この名前はオルトくんが強制変更される前の名前。
因みにキチン質は昆虫や甲殻類の外骨格や堅い皮膚をつくっている物質らしいですよ。