星雲からの使者   作:完全にわかのバカ野郎

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 上げすぎた頭の良さのオルトくん、はたして私に扱いきれるのか甚だ不安だ。
 オルトくんが増えたせいで1500人から1000も増えたナザリック襲撃、あの蜘蛛相手に1000人いて勝てるのかな。

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 やっぱりFateをいれると百貌のハサンは作るよね、何かと便利だもんね。
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 少し訂正。



四話

「さて、これからどうするかだけど……取り敢えずはモモンガくんと2人で話した後に伝えようかな」

「私と……2人で、ですか?」

「うん、2人で話を煮詰めてその後でこの子達に共有しよう。それに、この子達の前では話せない事もあるしね」

「確かにそうですね、ではどこで話そうか」

 

 オルトはニコリと笑って「僕のエリア(領域)で話そう」と答えた。

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「やっぱりココは綺麗で美しいですね、円形闘技場(アンフィテアトルム)とは違った美しさです」

 

 訪れた場所は、水晶で出来た長大な樹が林立し中天には緑色の炎を中心核を持つ、燦然と輝く太陽があるエリアだった。

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 モモンガが来たエリア(領域)One Radiance Thing(ワン・ラディアンス・シング)が管理する階層、通称7.5階層或いは水晶樹世界。

 オルトの本体(・・)はギルド:アインズ・ウール・ゴウンが誇る戦略級攻城ゴーレム『ガルガンチュア』を優に超える巨体な為、ギルドメンバー達の部屋が有る9階層では入りきらず、ギルドメンバーの総意でオルト専用の階層を作ろう、となった。

 それこそが此処、7.5階層である。

 7階層目と8階層目の中間層に作ったから、そこまで広さは無く、頭を悩ませたがオルト本人が課金に課金を重ね(札束ビンタ)ワールドアイテム(WI)の1つ、永劫の蛇の指輪(ウロボロス)を使い1つの階層であると同時にORTと言う存在の世界(・・)なのだから、他の階層と同じ規模の広さが妥当であると運営に話し合いする事で、同じ広さの階層にする事になんとか成功した。

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「さて、モモンガくん。今、僕が考えている事をまずは話そうか」

「はい」

「実はねーー」

 

 

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「流石はOne Radiance Thing様ですね。下等生物である人間種にも利用価値を見いだすとは……私程度では思いもつかぬ発想! 底が見えぬ程の深き叡智! そして判断の早さ! まさしく究極の一!! 

 ああ! なんと素晴らしき御方。One Radiance Thing様のご期待に添えるよう粉骨砕身の働きをせねばいけませんね」

 

 デミウルゴスが発した言葉を聞いた瞬間崩れ落ちるNPCが2人いた。

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「おや? アルベド、それにセバス。どうかしたのかい」

「私は……私は許されざる大罪を犯したの」

「アルベド様、それは私も同じです。あのような事……たとえOne Radiance Thing様が赦されても私自身が到底赦す事は出来ません。

 されどOne Radiance Thing様は命では無く働きを以て挽回の余地を下さったのです」

「セバス。貴方も分かっている筈よ。One Radiance Thing様はまだ赦して下さっていないと」

 

 アルベドは自身を強く抱き締め、セバス・チャンは拳を血が出る程強く握り締めた。

 それは、One Radiance Thingの行動で示されていたからだ。

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「あら、大口ゴリラならいざ知らず、セバスもだなんて……何かしたでありんすか?」

 

 2人の姿を見たシャルティア・ブラッドフォールンが疑問に思い何をしたのか聞いた(問いただした)

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「私は……私とセバスは玉座の間でOne Radiance Thing様に刃を向け(攻撃をし)たのよ」

 

 この発言は他のNPC達に衝撃を与えた。

 何故ならそのような行為など有ってはならない、してはならないからだ。

 至高の御方々に刃を向けるなぞ己が命を以て償わなければ釣り合わない大罪。

 故に他のNPC達はこの2人を許す事は到底出来なかった。

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「アルベド、セバス。もし……もし、今の発言が本当なら何故生きている! その様な行為……己の命を以て償わなければ許されざる大罪だ!!」

 

 宝石のような目をギラつかせ2人に詰め寄る。

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「分かってるわよ! そんな事!! 分かっているわ……それでもOne Radiance Thing様は命では無く、働きを以て挽回する事をお許し下さった。

 でも………まだOne Radiance Thing様はお許しになさっていらっしゃらない、私達はお許しをいただけるまでこの身を粉にして働き、挽回するしかないのよ」

「アルベド、セバス。何故そのような事になった」

「それ……は……」

「話したところで言い訳にもなりません」

 

 沈痛な面持ちで拳を強く握りしめる。

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「私は話せと言っているんです、言い訳かどうかなど後で決める。セバス・チャン、話せ」

 

 僅かな沈黙が流れセバスは何故その様事をしたかを話した。

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「あの時……玉座の間にてモモンガ様は人間と共にいらっしゃいました。私は壇上の下に居たため何をお話になられていたのかは分かりませんが、仲睦まじく話しておられました。

 そして御2人は共に『アインズ・ウール・ゴウン万歳』と叫びになられたのです。

 その後に私は……自分の意思(・・・・・)で人間に駆け寄りモモンガ様を守らんと殴ったのです」

「人間……だと?」

「ええそうよ、あの時私は壇上でモモンガ様から少し離れた場所に居たわ、会話も途切れ途切れではあるものの聞こえていたの。

 その会話の中にOne Radiance Thing様の御名が聞こえてきたのにOne Radiance Thing様はいらっしゃられなかった。

 だから私はその人間がOne Radiance Thing様にナニ(・・)かをし、モモンガ様に近づいた不届き者と判断したのよ。

 だから私はその人間から離れていただくようモモンガ様にお願いし、それと同時にセバスに攻撃する様に指示を出したの」

 

 ナザリックにおいてその判断は正しい、人間種等と言う下等種族には苦痛の無い死など生温い所業、ナザリックにおいて死は救済なのだ。

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「でも……その人間が、One Radiance Thing様だったのよ」

 

 その言葉に守護者(NPC)達に衝撃が受ける、ただ2人を除いて。

 その2人の内1人が「アルベド達ってOne Radiance Thing様の『着替えの体』を知らないんだ」と、少女の明るい声が響き渡る。

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「ドウ言ウ意味ダ、アウラ」

「そのまんまの意味だよ、One Radiance Thing様は幾つもの体を持っていらっしゃるんだよ」

「『着替えの体』? アウラどう言う事か詳しく教えてくれるかい? これからの我々の行動が変わる事になる」

 

 アウラは「はぁ~」とタメ息を吐き、滔々(とうとう)と話す。

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「One Radiance Thing様はね本来の体で出歩く事は原則禁止にされてるって、ぶくぶく茶釜様が前にやまいこ様と餡ころもっちもち様、それとやまいこ様の妹君のあけみ様達と大樹の家で話されてた。

 その後かな? ぶくぶく茶釜様がその代わりとなる『着替えの体』がえーとクソ運営? から持つことを許されてるってやまいこ様と話してたね。

 それで、その後ぶくぶく茶釜様と餡ころもっちもち様と一緒になって、その『体』が幾つあるかは知らないって言ってたかな」

 

 一拍置いて「ぶくぶく茶釜様は餡ころもっちもち様と少なくとも人間種を含めて『体』が5体? 10体? 以上は有るんじゃないかって言ってたよねマーレ」とマーレに確認をとった。

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「う、うん。ココの奥に有る家に何度か人間種のOne Radiance Thing様やエルフだったりドワーフだったり色んなOne Radiance Thing様がいらっしゃてたね」

「ねー。あ、そういえば悪魔でいらっしゃった時も有ったよね」

 

 双子達だけがOne Radiance Thingの話で昔を思い出して「そうそう」であったり「確かあの時はさ」等と話が盛り上がっていた。

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「『着替えの体』………人間種を含めた5種族以上の姿……なんと……なんと素晴らしくも恐ろしき御方!! 数多もの体を使い世界に溶け込んでいたのですね!!」

 

 デミウルゴスはOne Radiance Thingの『着替えの体』を聞き自分の脳内で世界を欺くOne Radiance Thingの姿を幻視し身悶えた。

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「『着替えの体』……ええそうよ、確かに私もお聞きした事が有るわ! あの時は……そう先程の逞しき蜘蛛の姿だったわ」

 

 アルベドが『着替えの体』を聞き「ああ、何て事! 知っていたのに! お聞きした事があると言うのに! 私はその事を忘れOne Radiance Thing様に刃を向ける(攻撃する)なんて!!」と泣き叫びながら崩れ落ちる。

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 オルトくんの秘密その5
 他プレイヤー曰く、どこにでも現れるワールドエネミー。
 チート・オブ・チート。クソ運営が公式発表しやがった公認のチート。
 但し『本体(・・)や準本体?』が出歩く事は稀なので他プレイヤー達はどこかでニアミスしている。

 オルトくんの秘密その6
 運営曰く、アレを倒せるプレイヤーがいるとは思わなかった、との事。


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アウラとマーレどころかキャラクター達の一人称と口調が分からない、誰か助けて有識者の方々。
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