星雲からの使者   作:完全にわかのバカ野郎

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 天使の翼の表現って●対○翼なのか●対○枚なのかどっちなんだ。私は分からない。


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この小説において『』は会話の中や地の文での強調。
()は心の中での思考。
〔〕は近場での小声による会話。
〖〗は伝言(メッセージ)での会話。
に今のところはしておきます。



八話

「今のは先制の天使(プリエンティブ・エンジェル)・フィフティニーですよね」

「うん。この騎士の強さを基準にして、この村を襲っている奴らも同じと仮定したんだ。で、この程度の騎士ならあの子で充分だよ」

 確かにプリエンティブ・エンジェル(フィフティニー)であれば余程の事がない限り負けることはないか。

 

 天使系召喚モンスター『先制の天使』……その名の通り、どの様な状況・状態でも必ず先手を取る事が出来る召喚モンスター。

 100年以上昔に有ったアーケードゲームのコラボで入手出来る消費型WI『アヴァロンの鍵(キー・オブ・ザ・アヴァロン)』を使い、就ける特殊職業(クラス)ーー

アヴァロンの鍵を持つ者(ホルダー・キー・オブ・ザ・アヴァロン)

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 あぁそう言えばオルトさんはコラボイベントで取得出来る『アヴァロンの鍵を持つ者(ホルダー・キー・オブ・ザ・アヴァロン)』の職業(クラス)を天使体で取得してたっけ。

 アレはあの職業(クラス)でしか召喚出来ないモンスターの一体で、しかも召喚出来るモンスターは全てがネームドモンスター。

 オルトさん曰く「あんなマイナーなゲームを持ってくるとは意外だった」って言ってたけど………オルトさんはなんでそんな事を知っているんですか。

 

「さてアインズ、君の死の騎士(デス・ナイト)とフィフティニーが殲滅させる前に行こうか」

「ええ、そうしましょう。全体飛行(マス・フライ)

 

 オルトは自前の翼を広げて浮かび、モモンガとアルベドはモモンガが使った全体飛行(マス・フライ)で浮かび上がり、村の中央へと飛んで行く。

 そして、助けられた姉妹の村娘は空に飛び見えなくなるまでモモンガ達に頭を下げ続けた。

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「それで、オルトさん。あんな事した理由を話してくれますか?」

「簡単な話しさ。この世界に()達以外のユグドラシルプレイヤーがいない。と、考えるのは皮相浅薄(ひそうせんぱく)、愚かな考えだ。

 だから、その名前を使えばユグドラシルプレイヤーは必ずなにがしかの行動を取るだろうね。

 それにもし、ギルドメンバーがこの世界に居れば必ず接触してくる。何せ、ギルド:アインズ・ウール・ゴウンは多数決を重んじるからね。

 ウルベルトくんなら『何勝手しとんじゃーテメェら! ずりぃぞ! 俺も混ぜろ!』って、言いながら大災厄(グランドカタストロフ)をブチかましてくるんじゃないかな」

「あー……ウルベルトさんならヤりそうですね」

 

 自分が言った事を想像して無意識に身震いをしてしまう。

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「それと、可能な限り本来のPC名は隠したほうが良いかなと思ってね」

「それはいったい何故?」

「ギルド:アインズ・ウール・ゴウンの悪名は有名だ、ユグドラシルプレイヤーであれば知らない人がいない程にね。

 でもね、それはユグドラシルプレイヤーだけが知っている事だ、現地人はそうじゃない。

 その現地人達が()達の友人達の友人(・・)のフリをしてナザリック内部に入られる危険性も生じる。それらを可能な限り排除したい。

 だからこの世界では違う名前で行動する。君はアインズ・ウール・ゴウン、そして()惑星統括細胞(スターセル)

 だからこの名前を呼んで、『この(・・)名前を知ってる人の友人ですよ』って近づこうとしてくる連中は全員例外なくブチ殺すつもりだよ。

 そうだモモンガくん、念のためになんだけどーー」

 

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死の騎士(デス・ナイト)よ、そこまでだ」

「フィフティニー、君もだ、もういいよ」

 

 死の騎士(デス・ナイト)は男を剣で地面に突き刺したまま唸り声を出しその場で佇み、フィフティニーは無言でオルトの傍に寄り武器を下ろす。

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「初めまして、私はアインズ・ウール・ゴウン。そして我が友、惑星統括細胞(スターセル)だ」

 

 襲撃者達は自分達を守る(・・・・・・)筈の天使に襲われ混乱し、その場で立ち竦み武器を振るう手が止まる。

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「な、何故だ……何故天使が我々を襲う。天使は我々の………守護者の筈」

 この男……召喚モンスター(天使)を知っている? 考えられる理由は? 初めから使えていた……であればこの世界はユグドラシルの未来? イヤ、その可能性は低い、もし未来ならナザリックは毒沼にある筈、なら何故使える……まだ情報が足らない。

 なら知っているであろう者に聞けば良い(・・・・・・・・・・・・・・・・)

 

「アインズ、彼らは殺さないで欲しい。聞きたい事がある」

「ならばそうしよう。死の騎士(デス・ナイト)よ、その男を殺すな」

 

 命令すると佇んでいた死の騎士(デス・ナイト)は唸り声を出しながら男から剣を抜いた。

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「ごっ、ごふ……はっ……はっ。い、痛い。た、頼む、助けてくれ、俺はこんなところで死んでいい人間じゃないんだ! 金なら幾らでも出す、だから助け……」

「安心しなよ、君も君の仲間達も殺さない。だから君が知っている事を話してくれるかい」

「あ、ああ! 話す、なんでも話す。だから助けーー」

 

 助けを求める男を無視して、魔法効果範囲拡大化した回復(レクペラティオ)を使った。

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「こ、これは……」「俺のキズが、治った」

「あんなに遠いのに」「奇跡だ」「これは神の奇跡だ!」「な、ならあの御方はーー」

 

 ざわつく襲撃者に見せるように折りたたんでいた全ての翼を広げ、浮かび上がり太陽を背に語り(騙り)かける

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「さぁ、無辜の民達を虐殺せし罪人どもよ。(こうべ)を垂れ平伏せよ。我は惑星統括細胞(スターセル)、惑星を統括する者」

 

 オルトの姿を見た襲撃者を含めたその場に居た者全てが平伏した。

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「罪人達よお前達は我の配下たる天使に付き従え」

 

 そう言った後、天使召喚魔法を使う。

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アヴァロンの鍵の天使召喚サモン・エンジェル:キー・オブ・ザ・アヴァロン。来なさい、プラテウム」

「主の御前に」

 

 そこには体の上下に複数の光の輪が浮かぶ装甲を持った3対6翼の翼を持つ天使が現れた。

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「な、なんだ! あの天使は! 我々の知らない天使……まさか! 神話の時代の天使なのか!?」

「魔法二重化・第7位界天使召喚:威光の主天使ツインマジック・サモン・エンジェル・7th:ドミニオン・オーソリティ

魔法三重化・第4位界天使召喚:安寧の権天使トリプレットマジック・サモン・エンジェル・4th・プリンシパリティ・ピース

魔法四重化・第2位界天使召喚:守護の天使クアトロマジック・サモン・エンジェル・2th:エンジェル・ガーディアン。さぁ、この者等に付き従え」

「あ、アレは……伝説の最高位の天使が2体も!! 神が……神が帰ってこられたぞ!」

 最高位の天使ぃ? これが? この世界の魔法の程度が知れるな。

 

「プラテウム、開け」

「仰せのままに。転移門(ゲート)

「行け罪人達よ、あの門をくぐり罪を告解せよ」

 

 魔法無詠唱化させた伝言(メッセージ)を自作のNPCに送る。

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「〖綺礼、今から人間達が()エリア(領域)に行く、お前の教会に連れていけ、だが殺すな〗プラテウム、あの罪人達を連れていけ」

「〖それが君の御命令とあらば、その様に〗」

「主の御命令とあらば」

「神の仰せのままに!! 」

 

 襲撃者達はゲートを通り消えていき、オルトは翼をたたみ住民達へと向かう。

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 はー……凄いなオルトさん、即興であんな事出来ないって普通。

 

「住民の皆さん、頭を上げてください」

「は、はい」

「怪我人を含めた亡くなった人達をココに連れてきてくれますか?」

 

 どこか期待する面持ちで負傷者、そして殺されてしまった者達もオルトの前に連れてきた。

 ━

「これで全てですか?」

「は、はい。あ、あの……どうなさるのでしょうか」

 

 ニコリと笑い負傷者達に魔法効果範囲拡大化をした王たる回復(レクペラティオ・レギア)を行う。

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「腹の怪我が」「俺のもだ」「凄い……」

「お、俺の斬り落とされた腕が……治った(生えた)

 

 数多くいた負傷者の怪我が全て癒され住民達が喜びを分かち合う。

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「なんと……なんとお礼を言えば」

「いえ、まだ終わっていません。スキル:逆説効果(パラドクスエフェクター)生命膨張現象(ライフ・インフレーション)

 

「スキル:生命降臨(ザ・アドベント・オブ・ライフ)!」

 

 その瞬間、村に奇跡がおきた。

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 特大治癒(グレーター・ヒール)をエルデンリングの祈祷『王たる回復』に変更。なんか嫌だったので。

 召喚魔法に魔法二重化とかが使えるのか知らないので完全な捏造です、もし有ったら原作準拠と言う事で。
 魔法四重化(クアトロマジック)はこちらも完全な捏造です、多分それ以上も作る。こちらも原作に有ったら同じように原作準拠って事で。
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 無辜の民って四字熟語で『無辜之民』があるんですね。
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