ゲームに出てきたらこんな感じかなと想像しながらやってみました。チートなところがあるので、いい感じな性能に落とし込めるように調整に苦労しました。
ープロフィールー
名前:カイト
フルネーム:船橋カイト
レアリティ:星2
役割:SPECIAL
ポジション:MIDDLE
クラス:サポーター
武器種:HG/RG
遮蔽物:ー
攻撃タイプ:爆発
防御タイプ:特殊装甲
学園:日ノ本学園
部活:日ノ本学園生徒会組織ネクロマンス
年齢:18歳
誕生日:3月10日
身長:165cm
趣味:スーツを着ること、ピーナッツを食べること
市街地戦闘力ーA
屋外戦闘力ーB
屋内戦闘力ーS
EXスキル:
COST:5
ランダムなボス以外の敵5人を洗脳状態にして味方に引き入れる。その時、ボスは動きが10秒ほど停止する。
味方になった敵はHP満タン+HP満タン時の50%分のHPを追加した状態で敵に攻撃する。この時の攻撃力、HPともにカイトの80%が基準となる。
ノーマルスキル:スーツの快感
15秒ごとに味方全員の移動速度、攻撃速度が50%増加、回避率を30%引き上げる。以上の効果は5秒継続する。
パッシブスキル:元日本皇国特別外交官
味方全体の攻撃速度を60%増加する。
サブスキル:精神攻撃
味方の通常攻撃が敵に命中した時、命中した敵の攻撃速度が50%減少する。
固有武器:ナイア
かつて日本皇国で造られた拳銃である39式拳銃をこの世界にも造り、それをカイトが愛用している。カラーは海色。この世界では自身の武器に名前をつけるらしいのでナイアという名前をつけた。ちなみにカイト命名。ナイアとはイルカの意であり、その名を持つ由来はカイトが元外交官であることから。外交は戦争を防ぐ手段でもあり最後の防衛線でもある。日本が島国というのも相まって、同じ島のハワイで海の守り神として言われるイルカの別名のナイアがつけられた。
カイトら一同がヘリで目的地付近に行くと、そこには不良たちが集まって破壊活動をしている光景が広がっていた。だが、そのどれもがシャーレの建物を標的にしていた。
「それでは行って下さい」
「えっ?ちょっと!?」
そうしてユウカを先頭に敵の近くに降ろされた一行。先生はヘイローがないためヘリで待機していた………が、先生は降りてきていた。なんでもヘリを落されそうになったらしい。
すると、一行に気付いた不良たちが一斉にこちらに発砲してきた。先生が「危ない!」と叫ぼうとするが、ここはキヴォトスだ。彼女らは銃弾が直撃しても痛いで済ませていた。先生が想像していたような銃弾に貫かれるようなことは起きていなかった。
「い、痛いってば!!あいつら違法JHP弾を使っているじゃない!?」
「伏せて下さい、ユウカさん。あと、JHP弾は違法指定されていませんよ」
「うちの学校ではこれから違法になるの!!傷跡が残るでしょ!」
「“え?そ、それは?”」
「?…あぁ。大丈夫ですよ、先生。私たちにはヘイローがありますので問題ありません。しかしあなたにはヘイローがない。銃弾一発で致命傷になり得ます。なので、私たちが戦闘している間は安全なところに居ていただきたい」
先生は納得した。確かにキヴォトスの外から来た先生にはヘイローがない。ヘイローがあれば銃弾が効きにくくなるとのことだったが、先生にはないために銃弾一発で生命の危機に陥る可能性があるのだ。先生は生徒が心配してくれるのを感じ取っていた。
だが、生徒が戦っているのに先生が戦わないなんてことは先生は認めなかった。しかし先生は戦闘が出来なかった。ならばと、先生はカイトらに指揮を執るから従ってほしいと伝えた。それには皆困惑した。
「ま、まあ先生ですし…」
「生徒が先生に従うのは当然なこと……そうですね、よろしくお願いします」
「分かりました。これより先生の指揮に従います」
「頼みましたよ」
そうして先生の指揮によって戦況は大きく変化していく。
ビルが建ち並び道幅が狭く感じるような場所にて、先生の指揮で戦闘が開始された。カイトは前に行かずに後方から拳銃を放ち、ユウカ、ハスミ、スズミは近くの障害物に身を隠しながら銃を放つ。チナツは先生の近くで参戦して、いつでも先生を守れるような配置についている。
「“カイトとユウカはそのまま牽制!!ハスミは指揮官クラスをどんどん撃ち抜いて!!スズミは合図で閃光弾!!チナツは撃ち漏らした者を倒して!!”」
その指示の通りに一行は動く。ユウカが障害物を巧みに利用して射線を遮断しながら弾をばら撒く。それに乗じてカイトが敵から放たれた弾丸を次々と撃ち落とす。ハスミは指揮官と思われる敵をどんどん撃ち抜いていき、敵を少なからず動揺させる。スズミはその動揺の隙をついて閃光弾を撃ち込む。
「一気に行きます!
カイトは付近の敵を洗脳して同士討ちさせる。また、彼女らを自身に迫りくる弾丸の盾にしながら突貫する。
突貫したカイトは付近にいる敵の腹部に銃口を当てて発砲。そしたらすぐさま横にずれて迫り来る弾丸を撃ち落とす。銃弾を銃弾で撃ち落とすという神技に敵味方全員が唖然とするが、カイトはお構いなく別の敵の懐に肉薄した。
「“ユウカ、ハスミ、スズミはカイトの援護して!!”」
先生の指示で、3人は敵に牽制を放つ。それにより、敵のカイトに向ける照準がぶれる。
「よっと!!これで最後か?」
カイトが最後の1人を倒してそう呟いた瞬間、奥から敵の増援がやってきた。しかもそこには戦車が数両混じっていた。その光景にカイトらは驚くしかない。
「あ、あれは巡航戦車!?な、なんであいつらがここまでの物を用意できるのよ!?」
「ユウカさん、今はそう言っている場合ではありません」
「“みんな!!散開して!!”」
先生がそう言うと同時、戦車が発砲した。放たれた砲弾は先生たちがいた場所付近に着弾しており、もし避けなかったら着弾した衝撃をモロにくらうところだったとカイトらは思った。それは先生も同じで、あやうく自分が木っ端微塵になるところだった。
「“ハスミ、あれ倒せる?”」
「はい、倒せますが、少し時間をいただきます」
「なら、私たちが時間を稼ぎます。先生、指揮お願いします」
「“任せて!”」
作戦が一瞬で決まったところで一同は再び散開した。先生の指揮で数の差を圧倒していく。その中で一際目立っていたのはカイトだった。
カイトの前世は日本皇国特別外交官だった。それに加えてネクロマンス首脳部の1人だった。ネクロマンスとは簡単に言えば軍事クーデター組織であり、政権を握ってからもその名前がそのまま使われていた。ちなみにその統率者は前世の大和ユカである。
その組織にクーデター組織だった頃から所属していたカイトは前線で戦闘していたことがあり、また前世はヘイローなどというものはなく、航空機や戦車による攻撃の中を掻い潜りながら敵を攻撃していた頃があった。
だからだろうか。死が近くにあった場所で戦ったことがある前世の記憶を持つカイトの動きが周りより違うのは。その動きは少女たちよりも洗練されているように見えた。
「ほいっと!!」
戦車の砲門がカイトに向いたタイミングを合わせてカイトは手榴弾を投擲する。その手榴弾は一直線に砲門の中にホールインワンした。中で爆発した手榴弾は、装填されていた砲弾と誘爆して戦車は撃破される。
その時、ハスミから合図があった。
「先生!!いけます!」
「“みんなハスミのサポートを!!”」
即座に指示を出す先生。カイトはその指揮能力の高さに感服していた。
「君はそっちお願いね、君はこっち」
洗脳した敵に指揮を出しながら自分も応戦するカイト。彼女はシールドを纏ったユウカとともに敵の指揮官クラスを打倒した。それと同時にハスミが複数の戦車を次々と射抜いて撃破していた。
この世界ではこのように銃弾で戦車などを撃破することが可能だ。神秘を纏った銃弾は通常より威力が高く、この世界では常識なのだ。
ただの銃弾で戦車は撃破できない……それが常識だった先生は自身が指揮したにも関わらず驚愕していた。そんな先生を横目にカイトたちは敵を全て倒していた。
「なんか、いつもより戦いやすかった気がします」
「確かに………先生の指揮のおかげですね」
「なるほど………これが先生の力…」
戦闘が終わりシャーレの部室へと移動が再開した。その途中で一同は今回の戦闘について考えていた。要するに違和感を覚えていたのだ。いつもより戦いやすかったと。ユウカらは連邦生徒会会長が選んだのだから当然と納得していたが、カイトは別だった。ユウカたちの言葉に賛同しつつも、内心ではかなり警戒していた。しかし彼女はそれを表に出したりしない。そういうことが簡単にできるのは前世で他国の外交官と腹の探り合いを沢山しまくっていたからだろう。
「先生、シャーレの部室はもう目の前です。ほら、あそこに見える大きなビル、あれです」
カイトは一際目立つビルを指してそう言った。すると突然、リンから通信が入った。
『皆さん、騒ぎを起こした生徒の正体が判明しました』
リンはその生徒の説明をした。
その生徒は狐坂ワカモといい、矯正局から脱獄した生徒だ。似たような前科がいくつもある危険人物である。そう説明した。だがカイトはそれを知っていた。それは日ノ本学園の諜報員から得た情報をユカ経由で知ったのだ。
日ノ本学園の諜報員は様々な学区に潜んでいる。もちろん連邦生徒会にも潜んでいる。ならば当然、それよりも潜みやすいブラックマーケットや不良たちの溜まり場にも諜報員は紛れている。今回のシャーレ部室の襲撃に参加した不良の中にもその諜報員は混ざっていた。
「着いたー!!」
『では先生、建物の地下で会いましょう』
そう言ったリンは通信は切った。先生は入口の警備をカイトたちに任せて1人で地下に潜っていった。
(先生に悪いけど、尾けさせてもらますよ)
カイトはそれに反して、1人で先生の後を尾けていった。場に残されたユウカたちはカイトがこっそり消えたことに気づかずに警備を続行していた。
影に潜んだカイトは先生の動きを注視する。先生はタブレットを持ってリンと何か話している。その内容は聞こえないが、読唇術で何を話しているかはわかる。その時だった。
「ワカモですか…」
「久しぶりですね、カイトさん」
カイトは背後に現れたワカモに気づいて振り返った。互いに銃口を突きつけ合って牽制する。
「最後にあったのは矯正局ですね」
「ええ、私があなたの学園の生徒会長に敗れた後、私を矯正局に届けた人でしたね」
「よく覚えていらっしゃることで……」
互いに銃を下ろすと、カイトの横にワカモは移動して先生を覗く。原作では『覗く』ではなく、堂々と先生に出会して顔を赤に染めて逃げるのだが、この世界線ではワカモには既にある人物に惹かれていた。
「あの人はどこにいるのですか?」
「日ノ本学園内ですよ。連邦生徒会会長が失踪したことでキヴォトス全体に混乱が広がったのですが、その混乱が我が
「それは残念です……それでは失礼しますわ」
まるで興味を失ったかのように去るワカモ。カイトはその背中をじっと見つめていた。少し経った時、カイトはふと先生の方に意識を戻す。先生はタブレット端末のような物を持っており、リンと何かを話していた。
「お礼を言っている?……ということはサンクトゥムタワーの制御権は元に戻ったのか……」
どうやって戻したのか、その過程を見逃したカイトはそのことに後悔しながらもユウカたちの元に戻っていった。
それからユウカたちは自分の学園に戻り、カイトも戻っていった。先生はシャーレの部室に案内された後、そこで連邦生徒会から回された書類仕事をすることになった。
「以上が事の顛末です。先生の手によってサンクトゥムタワーの制御権が元に戻って、キヴォトスの混乱が収束しつつあります」
日ノ本学園にカイトが戻ってくると、すぐさま首脳部による会議が行われた。この会議は前回に言われていたことだったのでスムーズに召集された。そこでカイトは連邦生徒会の現状と先生について、シャーレについて説明する。
「ありがとう。それにしても先生か……」
先生は連邦生徒会会長が呼び出したキヴォトスの外から来た大人であることはカイトからの報告でわかっている。ユカが警戒しているのは、先生の類稀なる指揮能力にあった。シャーレ部室奪還作戦の際の指揮を実際に受けて戦ったカイトからの報告のみであるが、それだけでも少ない、それも寄せ集めの戦力だけで大勢の敵を倒していて、また戦車すらも撃破しているとある。それに加えて、外から来た大人という未知の存在に強大な権力を与えてあるというのも先生を警戒する材料になっていた。
「しばらくは様子見だな。だが、警戒対象に入れとけ」
そうして先生は日ノ本学園から警戒されるに至る。そして、カイトを通じて先生の素性を探っていくが、警戒する必要ないとわかると段階的に警戒レベルを下げていくことになる。