対ホロウ六課所属のおサボりさん   作:雨宮朱雀

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別るれどうれしくもあるか今宵より逢ひ見ぬ先に何を恋ひまし



…良い和歌やなぁ…作った人スゲェや…


第十三話 分岐点

スレイプニルに乗ったオーディンは空を飛び、霜月へ向け攻撃をする

 

「天雷よ、奴に裁きを!!」

 

そう槍を構えると突如、霜月へ落雷が降り注ぐ

 

「何ッ……!?」

 

霜月は落雷が直撃する直前にもう片方の刀を宙へ投げ、回避する

 

 

「ほう…避雷針の変わりに使うか………だがそんな小細工が何時まで保つかな?」

 

更にオーディンは詠唱を始める

 

「業炎よ、奴を焼き尽くせ!」

 

そう叫ぶと、霜月の足元から灼熱が噴き上げる

 

「ッ!?」

 

「クッソ…一方的か……ッ」

 

絶えず襲う噴き上げる炎と落雷を捌ききれなくなり、次々と直撃する

 

 

 

「グッ…!?」

 

直撃しても尚止まない攻撃に反撃をするタイミングが無い霜月

 

『ERROR!ERROR!』

そう霜月の腕の端末から警告音が鳴り響く

 

 

 

その様子をオーディンは高らかと

 

「貴殿の負けだ……!!」

 

そう霜月へ嘲笑う

 

 

 

 

 

「………使いたく無いが…」

 

 

霜月はそう言うと…腕の端末を外し、投げ捨てる

 

 

「…リミッター解除」

 

そう呟くと鈍い紅い光が霜月の身体から放出される

 

 

 

霜月の様子の変化に気づいたオーディンは調べようと近づくが

 

刹那、流星な如き速さでオーディンへ紅い光が向かってくる

 

「何ッ!?」

空に居たオーディンを背中に装着していた太刀で斬ろうとする

 

間一髪、攻撃に気づいたオーディンは槍を盾にし攻撃を防ぐ

 

「貴殿……"何"をした…?」

 

互いの武器をぶつけ合いながらオーディンが霜月へ問う

 

 

 

「……"彼"の依代なんでな……"彼"の技を使うなど造作も無い」

 

そう吐き捨て、オーディンの槍を弾き飛ばしスレイプニルへターゲットを変える

 

 

「落ちろ」

 

そう言いスレイプニルを斬り裂く

 

スレイプニルは斬り口から紅い光を放ちながら地へ堕ちる

____________________

 

地へ堕ちた後、オーディンと霜月は互いに距離を取りながら隙を伺う

 

「…我も本気を出そうか…!」

そう言いオーディンは自身が持っていた三叉の槍を捨て

 

「我が半身とも言える『赤雷のグングニル』が貴殿の首を貫こう!」

赤雷を放つ槍へ変える

 

「…相手にとって不足無し…」

 

そう言うと、互い武器を構え戦おうとするが…

 

 

 

 

 

 

ソレは突如二人の前に堕ちたクレイモアにより止められる

 

「コレは……邪魔をするな!"ロキ"!」

 

そう言うと、クレイモアの見た目が変わりロキと言われた白黒の細身の何かが二人の目の前に出現する

 

「そウ、かリかリしナいデよォ…」

 

 

霜月は

「お前…何者だ」

 

そう言うと白黒の何かは

「私?ワたシは、ロキ、よロしクネ?」

 

ロキはそう言い霜月へ礼をすると

 

「デは…用は終ワっタかラ」

 

 

「フン……では次の機会に…」

 

「バいバい〜」

そう二人は言い残し、紅霧が晴れると同時に消えるのだった

 

______________________

 

オーディン達が居なくなった後

 

「……解除」

そう言うと霜月の周りの紅い光が収束し消える

 

 

解除し、少し経つと

「ゲホッゲホッ…ゲホッ!」

霜月は突然咳き込み、吐血する

 

「最悪だ…」

 

「やっぱり無理をするモンじゃ無いな…」

そう言い自身のポケットを探る

 

「…道具に影響は無いか……流石、神の名を冠する奴だ」

 

そう呟くと、小箱から注射器を取り出し

「…慣れないんだよなコレ」

そして腕に注射器を差し、中の薬品を注入する

 

「ウッ………」

 

注射器を投げ捨て、苦痛の声を出す

 

「ハァ…ハァ……」

 

 

少しふらつきながら予定の場所へ向うのだった…

 

 




白雲の八重にかさなるをちにても思はむ人に心隔つな

コレも良いなぁ…

第二章どうする?

  • パエトーンの依頼に巻き込まれる
  • 独自の調査中(過去に関するモノ)
  • 友人に協力を頼まれた(※熱い男に)
  • 紅霧調査中に巻き込まれ
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