ねぇ、あこちゃん。
どうしたら、千尋とあこちゃんは、
両想いになって、その恋が叶うの?
教えてよ…天使様…
千尋は、あこちゃんと、
どうしたら、両想いになるか、
思い悩んでいるのであった。
「ちーちゃん?」
「あっ、あこちゃん!
えっと…」
「どうかしたの?」
「ううん!何でもない!
ただ…」
「?」
「あこちゃんが、他の女の子と仲良くしていて、
千尋だけ、見捨てられているなって感じていて…」
「そ、そんなことないよ!
ちーちゃんは、あこの大切な子だから!」
「ホントに…?」
「ホ、ホントだよ…!」
「うん、じゃあ、千尋のこと、
愛してくれる?」
「もちろんだよ!ちーちゃんは、
あこの婚約者だから!」
「ウフフ…ありがとう。あこちゃん、大好き!」
ギュッ
と、千尋は、あこを抱きしめる。
「も~ちーちゃんったら…」
「だって、好きだもん、あこちゃんのこと」
「そりゃ…ちーちゃんは、
あこのこと、愛しているのは、わかっているけど…」
「あこちゃんと千尋の愛…
それは、絶対的なキズナで結ばれた、
運命の赤い糸で、あこちゃんと千尋は、
結ばれているから!」
「う、うん…
あっ、あこ、練習があるんだった!」
「いってらっしゃい、あこちゃん。
また、遊びたいなー」
「ま、また、遊ぼうね!ちーちゃん!」
と、あこは千尋の傍から、離れた。
(いっちゃったな…
最近、あこちゃんは、千尋に振り向いてくれないな…
どうしてなんだろう…あこちゃん、
ひょっとして、千尋のこと、嫌いになっちゃったの…!?
そんなこと…ないよね?)
と、千尋の瞳のハイライトが消えて、
瞳の奥がハートになり、
千尋の頭の中は、あこちゃんで、いっぱいだった。
ねぇ、どうしたら、千尋だけの、あこちゃんでいてくれるの?
千尋は、ずっと、あこちゃんを待っているんだよ?
千尋が心を開ける人は、たった一人、宇田川あこちゃんだけ。
「あこちゃん…」
愛しいその名を聞くと、なぜだが、ちくりと痛みが走った。
東雲家、千尋の部屋にて
今日も、千尋は、あこちゃんのプロマイドに、
話しかけていた。
「あこちゃんは、千尋のあこちゃんだよね?
そうだよね?ウフフ…!
今日も、明日も、あこちゃんは、カッコよくて、カワイイな…」
と、千尋は、あこに夢中になっていた。
千尋は、ベッドの上に置いていた、
ぬいぐるみ達と一緒に、遊びながら、話しかけていた。
「クマさんも、ウサギさんも、ネコさんも…
あこちゃんと千尋のこと、祝福してくれるよね…?」
と、ぬいぐるみ達に、話しかけた後、
千尋は、ベッドで寝るのだった。
夢の中で、千尋は、天使と出会い、
何やら、天使からのお告げがあるようだが…?