天使の歌姫は大魔姫に恋をする   作:アッシュクフォルダー

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第十話 天使のお告げ

ねぇ、あこちゃん。

どうしたら、千尋とあこちゃんは、

両想いになって、その恋が叶うの?

 

教えてよ…天使様…

 

千尋は、あこちゃんと、

どうしたら、両想いになるか、

思い悩んでいるのであった。

 

「ちーちゃん?」

 

「あっ、あこちゃん!

えっと…」

 

「どうかしたの?」

 

「ううん!何でもない!

ただ…」

 

「?」

 

「あこちゃんが、他の女の子と仲良くしていて、

千尋だけ、見捨てられているなって感じていて…」

 

「そ、そんなことないよ!

ちーちゃんは、あこの大切な子だから!」

 

「ホントに…?」

 

「ホ、ホントだよ…!」

 

「うん、じゃあ、千尋のこと、

愛してくれる?」

 

「もちろんだよ!ちーちゃんは、

あこの婚約者だから!」

 

「ウフフ…ありがとう。あこちゃん、大好き!」

 

ギュッ

と、千尋は、あこを抱きしめる。

 

「も~ちーちゃんったら…」

 

「だって、好きだもん、あこちゃんのこと」

 

「そりゃ…ちーちゃんは、

あこのこと、愛しているのは、わかっているけど…」

 

「あこちゃんと千尋の愛…

それは、絶対的なキズナで結ばれた、

運命の赤い糸で、あこちゃんと千尋は、

結ばれているから!」

 

「う、うん…

あっ、あこ、練習があるんだった!」

 

「いってらっしゃい、あこちゃん。

また、遊びたいなー」

 

「ま、また、遊ぼうね!ちーちゃん!」

 

と、あこは千尋の傍から、離れた。

 

(いっちゃったな…

最近、あこちゃんは、千尋に振り向いてくれないな…

どうしてなんだろう…あこちゃん、

ひょっとして、千尋のこと、嫌いになっちゃったの…!?

そんなこと…ないよね?)

 

と、千尋の瞳のハイライトが消えて、

瞳の奥がハートになり、

千尋の頭の中は、あこちゃんで、いっぱいだった。

 

ねぇ、どうしたら、千尋だけの、あこちゃんでいてくれるの?

 

千尋は、ずっと、あこちゃんを待っているんだよ?

 

千尋が心を開ける人は、たった一人、宇田川あこちゃんだけ。

 

「あこちゃん…」

 

愛しいその名を聞くと、なぜだが、ちくりと痛みが走った。

東雲家、千尋の部屋にて

 

今日も、千尋は、あこちゃんのプロマイドに、

話しかけていた。

 

「あこちゃんは、千尋のあこちゃんだよね?

そうだよね?ウフフ…!

今日も、明日も、あこちゃんは、カッコよくて、カワイイな…」

 

と、千尋は、あこに夢中になっていた。

 

千尋は、ベッドの上に置いていた、

ぬいぐるみ達と一緒に、遊びながら、話しかけていた。

 

「クマさんも、ウサギさんも、ネコさんも…

あこちゃんと千尋のこと、祝福してくれるよね…?」

 

と、ぬいぐるみ達に、話しかけた後、

千尋は、ベッドで寝るのだった。

 

夢の中で、千尋は、天使と出会い、

何やら、天使からのお告げがあるようだが…?

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