誰かを好きになるのは、とても、素敵なことだと思います。
それだけで、生きていけれたり、幸せになったり、
嬉しくなったり、喜びに満ちたりするのは、
ある意味、いいと思います。
世の中は難しくて、残酷で汚くて醜くて、
思い通りにならないことが多いです。
嫌なことがたくさんあって、悩みごとの種が多すぎて、
一向に尽きなくて、身体も心も、疲れやすいです。
だからこそ、千尋には、あこちゃんが、必要です。
だって、あこちゃんがいるから、千尋がいるのです。
もし、あこちゃんがいなかったら、
千尋は、この世にはいません。
千尋は、あこちゃんのことが、大好きで、大好きで、
大好きで…大好きです。あこちゃんの全てが、全部、大好き。
あこちゃんをヒトリジメしたい…
千尋だけの、優しくて、カッコよくて、
うっとりするくらい、頼れる、あこちゃん。
ドラムが上手なところも、含めて、
全部の、あこちゃんが欲しい。
この前は、ちょっと、大人っぽくしても、
あこちゃんは、振り向ていくれません。
ねぇ、あこちゃん。どうしたら、たった一人の、
あこちゃんになってくれるんだろう…?
あこちゃんの為だったら、私は、何でもできるよ?
だから、他の人の誰よりも、たとえ、燐子さんや友希那さんや、
ううん、巴さんよりも、あこちゃんのこと、大事にするから。
それ以上、千尋の、あこちゃんを、みんなに見せないで…
好きすぎて、体全体が、溶けちゃいそう…
あこちゃんも、きっと、千尋の事を愛してくれますよね??
千尋だけの、あこちゃんだよね…?
他の子には、絶対に渡さないよ?
千尋以外の人と仲良くしたりしていると、
千尋は、モヤモヤします。
ずっと、ずっと、ずーっと、一緒にいたいなー
死ぬまで、ううん、死んでも、ずーっと、一緒にいたい。
毎日、あこちゃんにキスしたり、抱き着いても、足りないくらい…
だからこそ、教会でお祈りをしています。
毎日…そのお願い事は…
(あこちゃんと両想いになりますように)
と、毎日、聖歌隊に所属していた時の教会に通い続けています。
でも、あこちゃんは、どういう訳か、
両想いには、なってくれません。
なんで…なんで…なんでなの…?
毎日、神様にお祈りして、オマジナイまで、やっているのに…
そんなある日の事でした。
夢を見ていました。天使と出会う夢でした。
(千尋ちゃんは、あこちゃんと両想いになりたいの?)
そんな、天使の質問に、千尋は一切のためらいもなく、
こう答えました。
(千尋は、あこちゃんと両想いになりたい。
ずっと、永遠に…死んでも、一緒にいたい)
そしたら、天使が…
(なら、その願いをかなえてあげます)
(えっ?)
(千尋ちゃんは、天使の生まれ変わりですから、
そのお願いは、叶えられます)
何を言っているのか、よくわからなかったけど、
やっぱり、そうだったんだ、みんなに千尋のことは、
天使って、言われているけど、
本当…だったんだね…。
その翌朝、千尋の両手首に、痣が付いていました。
これは、一体、なんでしょうか?
昨日までは、痣なんて、付いてなかったのに…。