天使の歌姫は大魔姫に恋をする   作:アッシュクフォルダー

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第四話 誰かを好きになり愛すること

誰かを好きになるのは、とても、素敵なことだと思います。

 

それだけで、生きていけれたり、幸せになったり、

嬉しくなったり、喜びに満ちたりするのは、

ある意味、いいと思います。

 

世の中は難しくて、残酷で汚くて醜くて、

思い通りにならないことが多いです。

 

嫌なことがたくさんあって、悩みごとの種が多すぎて、

一向に尽きなくて、身体も心も、疲れやすいです。

 

だからこそ、千尋には、あこちゃんが、必要です。

 

だって、あこちゃんがいるから、千尋がいるのです。

 

もし、あこちゃんがいなかったら、

千尋は、この世にはいません。

 

 

千尋は、あこちゃんのことが、大好きで、大好きで、

大好きで…大好きです。あこちゃんの全てが、全部、大好き。

 

あこちゃんをヒトリジメしたい…

 

千尋だけの、優しくて、カッコよくて、

うっとりするくらい、頼れる、あこちゃん。

 

ドラムが上手なところも、含めて、

全部の、あこちゃんが欲しい。

 

この前は、ちょっと、大人っぽくしても、

あこちゃんは、振り向ていくれません。

 

ねぇ、あこちゃん。どうしたら、たった一人の、

あこちゃんになってくれるんだろう…?

 

あこちゃんの為だったら、私は、何でもできるよ?

 

だから、他の人の誰よりも、たとえ、燐子さんや友希那さんや、

ううん、巴さんよりも、あこちゃんのこと、大事にするから。

 

それ以上、千尋の、あこちゃんを、みんなに見せないで…

好きすぎて、体全体が、溶けちゃいそう…

 

あこちゃんも、きっと、千尋の事を愛してくれますよね??

 

千尋だけの、あこちゃんだよね…?

他の子には、絶対に渡さないよ?

 

千尋以外の人と仲良くしたりしていると、

千尋は、モヤモヤします。

 

ずっと、ずっと、ずーっと、一緒にいたいなー

死ぬまで、ううん、死んでも、ずーっと、一緒にいたい。

 

毎日、あこちゃんにキスしたり、抱き着いても、足りないくらい…

 

 

だからこそ、教会でお祈りをしています。

毎日…そのお願い事は…

 

(あこちゃんと両想いになりますように)

 

と、毎日、聖歌隊に所属していた時の教会に通い続けています。

 

でも、あこちゃんは、どういう訳か、

両想いには、なってくれません。

 

なんで…なんで…なんでなの…?

 

毎日、神様にお祈りして、オマジナイまで、やっているのに…

 

そんなある日の事でした。

 

夢を見ていました。天使と出会う夢でした。

 

(千尋ちゃんは、あこちゃんと両想いになりたいの?)

 

そんな、天使の質問に、千尋は一切のためらいもなく、

こう答えました。

 

(千尋は、あこちゃんと両想いになりたい。

ずっと、永遠に…死んでも、一緒にいたい)

 

そしたら、天使が…

 

(なら、その願いをかなえてあげます)

 

(えっ?)

 

(千尋ちゃんは、天使の生まれ変わりですから、

そのお願いは、叶えられます)

 

何を言っているのか、よくわからなかったけど、

やっぱり、そうだったんだ、みんなに千尋のことは、

天使って、言われているけど、

本当…だったんだね…。

 

その翌朝、千尋の両手首に、痣が付いていました。

これは、一体、なんでしょうか?

昨日までは、痣なんて、付いてなかったのに…。

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