天使の歌姫は大魔姫に恋をする   作:アッシュクフォルダー

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第五話 千尋の日常

朝、目が覚める時、あこちゃんに会える、

学校の日が、楽しく思います。

 

「ねぇ、あこちゃん…

千尋の、あこちゃん…だよね?」

 

と、あこちゃんのプロマイド写真に問いかけます。

 

あこちゃんが、とても微笑んでいました。

よかったです。千尋の一日が始まります。

 

両手首に付いている痣は、白いシュシュで隠します。

その上から、制服で隠すので、

全く気付く人は、いないはずです。

 

ちなみに、余談ですが、

千尋は自分の布団を、あこちゃん以外の人に

触れられることが嫌いで、

いつも、旅行に行く時は、あこちゃんと一緒で、

布団も、あこちゃんと一緒の布団で寝ている。

 

(あこちゃんが実質、千尋のペルパー的存在)

 

後、千尋の登校する時のリュックには、

ヘルプカードが、ぶら下げている。

 

そこには、こう書かれてあった。

 

(東雲千尋 しののめちひろ。

家の連絡先、羽丘女子学園 高等部。

連絡先の電話。

そして、呼んで欲しい人。

兄と姉、そして、母と父の名前が書かれてある)

 

貧血気味な上に、たまに発達障がいから来る症状があるから、

ヘルプカードをリュックに、ストラップのように、

ぶら下げている。

 

さて、余談は、ここまで。

学校生活に移ります。

 

「おはよう、あこちゃん」

 

「はよ~ちーちゃん…」

 

「どうかしたの?あこちゃん…?」

 

「うーん、あこね~今日は寝不足なんだ…

夜遅くまで、ネットゲームしていたから…」

 

「も~う!あこちゃん!寝不足は体に悪いよ?」

 

「ちーちゃんの言う通りだね…

あこ、気を付けるから~」

 

「千尋、何か、作ってあげるよ?」

 

「うーん、じゃあ…フライドポテト!」

 

「うん、わかった」

 

「千尋ちゃん、料理って、出来るんだっけ?」

 

「あこちゃんの好きな食べ物だったら、作れるよ?」

 

「ななみん、ちーちゃんね、

ホントに、あこのこと、考えてくれているんだよ~!」

 

「もう、どれだけ、あこちゃんのことが、好きって、

思っちゃうくらいだし…

でも、何ていうか…そこに魅力を感じる!」

 

「あこちゃんは、千尋の恋人で、婚約相手だから」

 

「ヤ、ヤバい…」

 

七海はこう思った。

 

(あこちゃんとは、仲良しだけど、千尋ちゃんの視線が気になるんだよね…)

 

「あこちゃんは、誰にも渡さないよ?」

 

「う、うん…わかった…」

 

「ちーちゃん!他の子と仲良くしないと、ダメだよ?」

 

「わ、わかった…千尋、頑張る」

 

「あたしと千尋ちゃん、同じバンドメンバーだから、

それに、同じクラスだから、よろしくね!」

 

「うん、よろしく」

 

と、千尋はあこの背中に隠れた。

 

「も~う!ちーちゃんったら!」

 

「でも、カワイイ…千尋ちゃんは、どこもかしこも、天使みたいだ…」

 

「…」

 

「ちーちゃん、あこ、放課後に、バンドの練習があるから!」

 

「そうなんだ…」

 

「今度、あこと遊ぼう!」

 

「うん、約束、指切りだよ?」

 

「うんっ!」

 

東雲千尋の宇田川あこに対する愛は、一言で言って、凄かった。

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