天使の歌姫は大魔姫に恋をする   作:アッシュクフォルダー

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第七話 永遠の愛と絆

千尋は発達障がいを煩ってる。

だから、人に心を開けず視線や触れ合い、体温も怖かった。大きな音も怖かった。

千尋の世界は怖いものでいっぱいです。

唯一大丈夫なのは、宇田川あこちゃんだけ。あこちゃんは千尋の光。

 

千尋のすべて。あの子のためだったら、どんなことでも、やってみせる。

 

歌には興味あったから、聖歌隊に入って努力した。

その時間は楽しかった。学校の成績が良くなくても、

障がいが苦しくてもいじめられても、あこちゃんと歌があれば幸せだった。

 

あこちゃんが羽丘女子学園 中等部に入学したいと言い出したから、

千尋は精一杯勉強頑張って、同じ学校に入学した。

 

そして、今は高等部の二年生だ。今日も千尋の一日が始まる。

 

「あこちゃん、おはよう!」

 

ギュッ!

 

「ちーちゃんったら…」

 

朝、あこと出会ったら、千尋は、まっさきに、抱き着くのだ。

 

「ねーねーあこちゃん、千尋のあこちゃんだよね?」

 

「う、うん、そ、そうだよ…あこは、ちーちゃんのあこだから…」

 

「目が泳いでいるよ?ひょっとして…好きな人が出来たとか?」

 

「そ、そんなことないよ!あこは、ちーちゃんしか、愛さないから!」

 

あこと千尋は、お付き合いしている。

 

「大丈夫だよ!あこが、ちーちゃんを、

守ってあげるから!」

 

「ウフフ…あこちゃん、頼もしい…

千尋、あこちゃんに、ずーっと、付いていくから…

それで、結婚して、幸せな家庭を築きたい」

 

「ち、ちーちゃんの愛…十分に伝わったから!」

 

「それは…よかったぁ…」

 

「でも、ちーちゃんは、どーして、

あこのことが、大好きなの?」

 

千尋は思い返した。

 

「それはね…小さい時に、運命を感じたから。

あこちゃんに。

千尋がイジメられていた時に、

あこちゃんは、ヒーローのように、助けてくれて…

それでね、あこちゃんが大好きになったの。

ずっと、夢見ているの。

あこちゃんが、千尋のことを、お迎えしてくれる、その日が…」

 

「ちーちゃん…」

 

「だから、千尋はね、あこちゃんのことが、大好きなの。

カッコよくて、優しくて、強くて、

逞しくて、凛々しくて、カワイイ、

そんな、あこちゃんに、千尋は一目ぼれしたの」

 

「ちーちゃん…褒めすぎだよ」

 

「だって、あこちゃんのこと、好きだもん」

 

「何て言うか…あこのことを、そこまで、思ってくれる人なんて、

おねーちゃんでも、りんりんでも、そこまで、考えていないのに」

 

「じゃあ、千尋のこと、愛してくれる?」

 

「も、もちろんだよ!あ、あこは、ちーちゃんのことしか、愛さないから!」

 

「絶対だよ?約束!」

 

「う、うん…約束…」

 

あこと千尋は、永遠の愛を約束した。

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