私、丸山彩は無事に高校を卒業しました!
その後、私は同じ学校に通う、同級生の美波ちゃんと一緒に、
同棲することになっていて…
美波ちゃんは、聴覚障がいを持っていて、
耳が聴こえない障がいを持っていた。
でも、美波ちゃんは、すっごく、
料理が上手で、家事も一通り出来るみたいだから、
美波ちゃんが、私の大学生活を支える!
って、筆談ノートで伝えた時は、ビックリしたけどね…
あっ、筆談ノートは、美波ちゃんと会話する時の必需品。
美波ちゃんが、流暢に言葉がしゃべられない為、
私達とのコミュニケーションは、
基本的に筆談ノートか、簡単な手話が主。
そんな、私と美波ちゃんの同棲生活が始まろうとしていた。
ここは、とある、マンションの一室。
ちなみに、オートロック付きである。
(彩ちゃん!大学進学おめでとう!
私と一緒に暮らすの、嫌?ワガママだったかな…?)
「ううん!嫌じゃないよ!
だって、私、美波ちゃんの事、好きだから!」
(ありがとう。彩ちゃん。私、とっても、幸せ者です)
「そんな…おおげさだよ…」
(これから、二人っきりの同棲生活、始まるんですね。
私が家事担当で、彩ちゃんがバイトと大学生活)
「うん!そうだね…?」
美波は彩の顔を近づける。
そして、頬と唇に、立て続けにキスをした。
「み、美波ちゃん!?」
(私、彩ちゃんのような、優しい人に出会えて本当に良かった。
これからも、ずっと、一緒にいられて、とっても、幸せです)
「も~う!美波ちゃんったら!」
(私、この花咲川に通っていて、
彩ちゃんや、千聖ちゃん、紗夜さんに燐子さん、
そして、花音ちゃんに出会えて…嬉しくて、泣きそうです)
「美波ちゃん…」
彩が美波の顔を見ていたら、僅かながら、嬉し泣きをしていた。
「美波ちゃ~ん!泣いちゃったら、私まで、泣いちゃうよ…!」
(優しいね、彩ちゃん)
「美波ちゃんの方が、ずっと、
私よりも…優しいよ~!慈愛に満ち溢れているよ~!」
彩は思わず、美波に抱き着いた。
美波に、よしよし、された。
「美波ちゃんは、言葉が発せなくても、何て言うか…凄い位、慈愛が満ちていて…
何度も落ち込んでいる時、私を慰めてくれて…本当にありがたいよ~!うわぁぁ!」
(彩さんは芯が強くて、頑張り屋さんだから、
どんな困難も乗り越えていける力があるから)
「言い過ぎだよ…美波ちゃん…
でも、嬉しい!何だか自信が付いてきた!」
(明日から、大学生活、始まるね)
「うんっ!」
(それじゃあ、夕ご飯作るから、待っててね。
今日は彩ちゃんの大好きな、オムライスとハンバーグだよ)
「やったー!美波ちゃん、優しい!」
彩と美波の同棲生活が始まった。