南野美波は久しぶりに、若宮イヴに出会いに、羽沢珈琲店に来店した。
「イラッシャイマセ!ミナミさん!
お久しぶりですっ!押忍!」
と、イヴが笑顔で美波を出迎えた。
(ココアとカプチーノを下さい)
と、イヴに対して手話で伝えた。
「ココアとカプチーノ…二杯も飲むのですか!
なるほど!腹が減っては戦が出来ぬ!ですねっ!」
(頼みます)
「ご注文、承りましたっ!」
「イヴちゃん…美波さんは、ただただ、
ココアとカプチーノが飲みたいだけだと思うけどね…」
と、つぐみがツッコんだ。
「ヘイッ!お待ちっ!ココアとカプチーノですっ!」
「言い方が違うような…」
と、つぐみが言いだす。
(いただきます)
と、周りを気にせず、美波がココアとカプチーノを一杯ずつ飲んだ。
「いかがでしょうかっ!」
(美味しいです。安定した味です。私の口に合います)
「それは良かったです!」
(イヴさんは、幸せですか?)
「ミナミさん?私はとっても幸せです。
とっても充実しています」
(それは、何よりです)
「ミナミさんも、アヤさんの為に、毎日愛情を込めたお弁当を作ったり、
お料理をして、家事をして大変だと思いますが、
アヤさんが、ミナミさんの話をしている時に、
とっても、楽しそうにしていました!」
(そっか。彩さんは私とハグをしますよ?)
「アヤさんは、きっとミナミさんを癒す聖母です!」
(聖母って、言い過ぎですよ…)
「私もミナミさんのような、立派な聖母を目指して、
日々精進します!押忍!」
(私も応援しています)
「ありがとうございますっ!押忍!」
丸山彩と南野美波が住む、集合マンションの一室へ…
「イヴちゃんに会いに来ていたんだね」
(とっても、元気そうでした。私のことを聖母と言っていました)
「聖母…私もそう思う!だって、美波ちゃんは、
私の癒しの聖母だから!女神だから!」
(イヴさんもですが、彩さんも褒めすぎて称えすぎです。
そうしても、何も出て来ませんよ?)
「そ、そうだけど…でもっ!美波ちゃんは、私にとって、大切だから…
それに、一緒に暮らす!って言った時、すっごく驚いたよ…」
(私は彩さんの為に、全てを注ぐつもりです)
「美波ちゃんも言いすぎだと思うけどね…」
なお、彩と美波の共同生活は、美波自身が言いだしたことであり、
家事や料理、家の事をするから、彩自身にアイドル活動と女子大生活を、
存分に充実させて欲しいと、美波が彩に無理を言って、お願いしていた。
そして、花咲川女子学園の卒業後、美波と彩は一緒に共同生活を送る事になった。