迷子の歌姫は精神障がい者と惹かれあう   作:アッシュクフォルダー

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第十六話 有希の幼女愛

雨の日 公園の休憩所にて…

有希ともう一人の女の子のお話。

 

「この子、寝ながら、顔を拭いている…!」

 

と、ネコのような仕草をしている、制服を着た女の子一緒に居た。

 

(にゃーん…)

 

と、その女の子が倒れる勢いで、有希の膝を枕代わりにして寝ていた。

 

「この子…花咲川女子学園の中等部の子かな…?

華菜と流歌の後輩かな…?

行き場がないのかな…よし、私が面倒を見ないと!」

 

と、思った有希は、その子の身体を持って、新田家へ…

 

「この子の面倒を見るわ」

 

「はぁ~?迷惑って言葉、知らないの?姉貴は!」

 

と、華菜が怒る。

 

「だって、可愛いから、好みだし」

 

「あのね…いきなり、見知らぬ女の子と共同生活なんて、

華菜、嫌なんですけど~?」

 

「中等部の子だな」

 

と、流歌が反応する。

 

「今は雨が降っているし、この子を野放しにする訳にもいかなくて…」

 

「有希姉は、女の人なのに、女たらしだな…」

 

「そーそー姉貴は、可愛い女の子大好きのヘンタイのロリコンだからね~?」

 

すると、中等部の女の子が目を覚めた。

 

(にゃーん…にゃーお…らーな…)

 

と、眠たそうに、顔をクシクシしていた。

すると、起き上がり…

 

(おもしれー女達だなー)

 

と、言いだす。

 

「姉貴、この子。家まで送り届けなさい!」

 

「わかりました」

 

中等部の子を家まで送り届けた。

後で判明したが、この子は要楽奈と言うらしい。

 

「おねーちゃん、キモかった!」

 

「だってー楽奈ちゃんが可愛いですし!

可哀想だったから!襲われたら、私の名誉にかかります!」

 

「おねーちゃんは、キモいので、名誉もありませーん!」

 

「…!」

 

花咲川女子学園 正門前

 

有希は、楽奈に会おうとしたら…!

 

「なかなか会えない!」

 

「あっ、有希さん?」

 

「立希ちゃん!楽奈ちゃんを探していて…」

 

「へぇ~じゃあ、一緒に探します?

コイツに用があるので」

 

「わかった!」

 

しかし、要楽奈ちゃんは、これっぽっちも見かけず…!

 

「野良猫はどこへ行った!」

 

「愛しの楽奈ちゃんが襲われないか心配!」

 

「そっちかよ…」

 

と、立希に突っ込まれる。

 

「あっ!いる!」

 

「ホントだ!野良猫野郎!燈とイチャイチャしやがって!

それに…睦までいる…!」

 

「睦ちゃん?」

 

「野良猫と燈の友達」

 

「そうだったんだ…」

 

と、捕まえるのも、面倒になったのか、結局、立希と有希は、

一緒に帰るのだった。

 

「何だったんだ?」

 

「さぁ…?」

 

新田有希。21歳の夜間定時制の高校三年生。

彼女の使命は、小さな女の子や可愛い幼女を、

悪い何かから、守っていく事である!

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