迷子の歌姫は精神障がい者と惹かれあう   作:アッシュクフォルダー

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第十九話 新田有希はボディーガードになる

学習塾にて。

21歳である、新田有希にとって初恋の相手。

三井愛美ちゃんという、

羽丘女子学園中等部の三年生の子に恋をしていた。

 

21歳の女性の初恋の相手が、15歳の女子中学生だという、

普通からして、例がない恋愛である。

 

有希と愛美ちゃんは、同じ学習塾に通っており、

ツーツーマンの時に、同じ先生であることが多く、

自然と有希が一目ぼれしていた。

 

そんな、三井愛美ちゃんは、学習塾でもアイドルのような存在。

有希は愛美ちゃんのファンでもあった。

 

そして、有希は一切隠そうとせず、学習塾の講師や先生からも、

(愛美ちゃんが好きな女の人)という、認識である。

 

愛美ちゃんは、今、ストーカー被害やつきまといに悩まされていた。

それを断片的に聞いた、有希は愛美ちゃんに、

そのことを解決したいなあまり、話しかけるのだった。

 

(実は愛美ちゃんと会話をするのは、これが初)

 

「愛美ちゃん。聞きました。

ストーカー被害やつきまいといの被害に遭っていると」

 

「えっ?」

 

「私は愛美ちゃんを助けたいです!

だって、愛実ちゃんのことが好きですから!

それに、大切で大好きな女の子を黙って見過ごす程の、

私ではありません」

 

「はっ、はぁ…」

 

「その人の特徴は?」

 

「わ、私の小学生時代の同級生の男の子です…」

 

「どこの中学の子?」

 

「えっと…四中の子です…」

 

「四中は私の母校です」

 

「そうなのですね。

第四中学の子で、私の事が好きみたいで、

ずっと、つきまといとストーカーに遭っていて…」

 

「私の大好きな、愛美ちゃんがこんな目に遭っている!

許しません!その人の顔は?」

 

「一人じゃないんです…もう一人いて、

一人は細身でメガネをかけていて、

もう一人はふくよかでニキビの人です、

あっ、この人たちです」

 

と、愛美は写真を有希に見させる。

 

「わかりました。この人たちを、私が懲らしめます!」

 

「えっ?」

 

「彼らに、もう愛美ちゃんに近づかないように、

私がガツンと言ってやります!」

 

「あ、ありがとうございます…」

 

果たして、有希の大好きな女の子である、

愛美ちゃんのストーカーの被害と、つきまといを解決できるだろうか?

 

 

三井愛美ちゃんが、ストーカーと付きまといの被害に遭っている為、

その加害者がいる場所へ…

 

「この人たちが…」

 

「はい」

 

「あなたがストーカーをしているバカですか?」

 

と、有希が怒りに燃えている!

ぶん殴ろうとしている勢いで!

 

「私の大好きな愛美ちゃんが、

ストーカーと付きまといの目に遭っている。

これ以上、大好きな愛美ちゃんに、

ちょっかい出すなら、私があなたを倒す!」

 

と、そのストーカーの男を相手に、ボコボコにするのだった!

 

「えっと…そこまでしなくても…」

 

「いえ、ストーカーや付きまといには、

これくらいは、やっておかないと、反省しないので」

 

と、ボコボコにするのだった。

 

加害者をビンタしたり、殴ったり、

叩いたり、髪を引っ張りと、有希は怒り任せに暴力を振うのだった。

 

ストーカーを倒した後…

 

「愛美ちゃん。これでストーカーは成敗出来ました」

 

「えっ…はい…」

 

「家まで送りますね」

 

「はい…」

 

「愛美ちゃんは、笑った方が可愛くて素敵で可憐です。

塾のアイドルである、愛美ちゃんは、私が全身全霊で守らないと!」

 

「そこまでしなくても…」

 

「やっぱり、ほっておけないんです!

だって、私、三井愛美ちゃんのことが、大好きですから!」

 

「あ、ありがとうございます…嬉しいですけど…」

 

有希のストレートな愛情表現は、

女子中学生の愛美ちゃんを、困らせていた。

 

「愛美ちゃんを危険な目に遭わそうとするなら、

被害を与えるなら、私の手で倒す!」

 

「う、うぅ…」

 

「カワイイ女の子を守る!それが、私の生きる道ですから…」

 

「はぁ…」

 

「家まで送ります」

 

こうして、家まで送った。

 

「大丈夫ですか?親は家にいますよね?」

 

「い、家にいますから…」

 

「愛美!」

 

「お母さん!」

 

有希と愛美は、ストーカーのことを話した。

 

「あなたがストーカーを…?」

 

「はい。きっちりと成敗しました」

 

「あ、ありがとうございます…」

 

「それでは」

 

こうして、有希は塾にいる、愛美ちゃんを振り向かすためにも、

今より、頑張ろうと思うのだった!

 

 

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