迷子の歌姫は精神障がい者と惹かれあう   作:アッシュクフォルダー

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第八話 燈は私の天使

有希が幼女や年下の女の子が好きになった訳。

 

それは、上の妹の真希が、たまたま読んでいた、

少女漫画や、女の子の活躍する漫画を読んだからだ。

 

その後、有希は、

幼女や年下の女の子や小さな女の子や、

可愛い女の子を愛するようになったのだ。

 

一言で言えば、女の人なのに、(幼女好き)に、

なってしまうのだった。

 

他の妹である、華菜や流歌から、(キモイ)と言われているが、

隠す気は無く、むしろ、有希にとっては、気に入った女の子を守るのが、

生きがいである。唯一無二の。

 

今日は羽丘女子学園の正門に来ていた。

お目当ての、高松燈を探しに、羽丘女子学園周辺をウロウロしていた。

 

不審者扱いされて、他の人たちが、ざわざわしていたが…

 

「燈ちゃん!」

 

「有希さん…来ちゃったんだ…」

 

「だって、燈ちゃんが好きですから!」

 

「えっと…ライブ、来てくれますか?」

 

「ライブ、バンドをしているのですか?」

 

「う、うん!」

 

「じゃあ、観に来てもいい?」

 

「う、うん!」

 

「燈ちゃんは、パートは何?楽器の担当です!」

 

「わ、私はボーカル…」

 

「燈ちゃんの歌声ですか、天使!」

 

「天使…?」

 

「はい!燈ちゃんは、私のマイエンジェルです!」

 

燈は首を傾げた。

 

「燈ちゃんの歌声!私!聴きたいです!

アカペラとか出来ます?」

 

「ちょ、ちょっとだけなら…」

 

「聴かせてください!」

 

すると、椎名立希がやって来て。

 

「燈に迷惑かけないの!」

 

「私!歌いたい!今から!」

 

「じゃあ、私も聴きたい」

 

燈は立希と有希の前で、アカペラで歌うのだった。

 

「ど、どうかな?」

 

「燈は天使だよ!この世を平和へと導かす天使だよ!」

 

「女神様!きっと、燈は天使に創造された存在だよ!

女神様だよ!」

 

「燈ちゃんの教えや考えが世界中で広まって、

それに染まったら、きっと世界中、隅から隅まで平和になる!」

 

「うん。燈は私が守る!」

 

「は?燈を守るのは、私だけで十分ですけど?」

 

「立希ちゃんだけじゃ、守れません!

だから、私がいます!」

 

「二人共!ケンカしたら…メッ!だよ!」

 

と、燈が泣きながら、立希と有希を叱った。

 

「燈。もっと叱って」

 

「私たちの心を入れ替えるつもりで!」

 

「えっ、ええええっ!?」

 

「燈に叱られるなら、好きなだけ叱っていいからね?」

 

「私も!燈ちゃんの教えや説教は、1日中、聞いても構わないし!

学校の授業より、よっぽど、タメになるから!」

 

「燈の道徳観は、最高過ぎる…」

 

「どこの教えよりも、高松燈の教えや道徳観は、

世界を平和に変える!」

 

と、立希と有希は、その後、さらに燈にメッ!って、された模様。

 

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