ドルフロ世界日本と日本がつながったら   作:Japan Defense Force

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繋がる装置

西暦2068年5月26日

 

日本防衛軍陸上自衛隊北部方面隊東千歳駐屯地

基地司令発

 

日本国防衛省統合幕僚監部陸上幕僚長宛

 

第〇〇除染計画部品事故報告書

 

東千歳駐屯地の装備開発試験場にて

現在、開発中であるコーラップス除染用フィルターの大型実験で、

分離装置の暴走により視覚的に安全とは言い難い状況が続いている。

原因については、現在究明中であるが、

実験室での試験で問題がなかったため。

少数のコーラップス除染は問題なかったが、

大量のコーラップスの除染試験で、事故が起きたことから。

未だに、未解明な部分の多いコーラップスが原因であると思われる。

その為、実験していたもう一つの除染方法では、

事故が起こらなかったことから、効率が少々落ちるが

もう一方の装置を採用するべきと具申する。

事故を起こした装置は、電源を切っているが、動作していることから

コーラップスが無くならない限り永遠に稼働するものと思われる。

また、精密検査をしたところ装置を中心に重力値に

何らかの影響が出ていることが検値されたが一定の値で安定している為、

機器を置き観測を続けている。

警備には、装置がコーラップスに関連していることから最悪の事態を想定して、

一部の機械人形と基地警備隊を百メートル付近に配置、

一キロ地点に第七師団第十一普通科連隊と第七十一戦車連隊を配置

北千歳駐屯地に第七特科連隊を戦闘配備中である。

その他の隊員については、非常呼集をかけて待機中。

そのほか、旭川駐屯地の第二特殊武器防護隊の移動を許可されたし

 

現場報告以上

 

 

 

一方、日本では、

 

日本国陸上自衛隊北部方面隊東駐屯地

西暦2025年5月26日

 

ここでは、創隊70周年を記念して数々のイベントが行われていた。

一般人やテレビ局の撮影がされている。

自衛隊車両行進の中で

 

 

 ドンッ!

 

 

大きな衝突音が、車両演習場付近に響いた。

 

要人も集まっていた中で起き、即座にSPが反応して退避させられた。

一般人も同様に避難が開始され、一時騒然となり、イベントは中止となった。

 

 

このことは、即座にネットやテレビで報道された。

動画投稿サービスでも自衛隊が配信をしていたため大きな出来事ととなった

 

自衛隊が、現場を見に行くと

 

何らかの円形の装置に緑色の丸いゲートが開いていた。

 

 

 

 

 

 

三日後、

 

あの装置が出現した周りには高いコンクリート製の壁とバリケード・隔壁が建設され封鎖。

それに伴い、周辺にある新千歳空港が封鎖され自衛隊関係の輸送機が

即応機動連隊と第一特殊武器防護隊の一部が移送され。

北海道の第二特殊武器防護隊と合流した。

 

上空では、テレビ局のヘリコプターが旋回し、テレビやネットにLIVE映像を届ける為に

封鎖されている装置とその周辺を常に映し続けている。

 

ニュースのテロップは

『自衛隊駐屯地に正体不明の物体が出現!!政府・自衛隊による封鎖により詳しい情報は不明』

 

日本国民の多くが、この異常現象に不安と興味を募らせた。

この情報は海外にも伝わり、既に海外メディアが報道の為に駐屯地を目指している。

それは現場を封鎖している自衛官も同じだった。

 

「隊長…あの訳のわかんない装置って、何なんですかね?」

 

「俺にもさっぱりだ。だが、ここを封鎖し警備しろと命令されている以上、

 命令に従う以外にすべき事はない」

 

不安の感情を顔に浮かばせた若い自衛官に、隊長と呼ばれた人物はそう答えた。

 

彼らは陸上自衛隊第一及び第二特殊武器防護隊。

陸上自衛隊の第一師団と第二師団のNBC装備を運用する部隊であり、

特に第一師団所属は、地下鉄サリン事件などに派遣履歴がある本格的な対特殊武器専門部隊だ。

編制は防護隊本部の下に『偵察小隊』『除染小隊』『監視班』があり、

化学防護車やNBC偵察車、粉末散布車が含まれる。

 

出現した正体不明の装置や付随するとされるゲートは科学的な安全性が証明されておらず、

この第一及び第二特殊武器防護隊が混成で派遣されることとなった。

 

 

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