ドルフロ世界日本と日本がつながったら   作:Japan Defense Force

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衝撃

 

2068年6月1日

 

ドルフロ側

 

今日は、大量の機器や車両が運び込まれてきた。

全て、政府が決定したワームホールへの突入部隊であった。

 

●参加部隊

探査部隊

・第二特殊武器防護隊

・第一無人機小隊

警護部隊

・第七師団第十一普通科連隊第一普通科中隊

・同部隊の偵察及び通信小隊

 

以上が今回の参加部隊である。

 

 

探査には小型無人偵察車(パックボット)を使う第一無人機器小隊と、

安全確認後に突入する予定の第二特殊武器防護隊が投入される。

最初に無人車を投入して安全を確認したら、探査要員を突入させるという算段だ。

万が一、偵察車との通信が途切れたり、

突入した段階で戦闘などの異変があった場合は直ぐに警護部隊を突入させ退避手順を行い、

作戦を中止するなどの、想定がされている。

 

「今回の探査……成功しますかね」

 

「さぁな。俺には分からん。とにかく、相手が昔の映画に出てくるような

エイリアンじゃなきゃ良いんだけどな」

 

そう不安を溢す運転手に、助手席の車長が冗談混じりに答えた。

 

彼らが今乗っているのは偵察小隊の35式NBC偵察車である。

 

NBC兵器による広域にわたる汚染地域などの状況を検知・識別機材などにより偵察を行い、

必要な情報を収集する事で早期に状況を解明し、

適切な対応を取る事で影響・被害を抑える事を目的に開発された車両で、

本計画では"向こう側"での未知の病原菌や物質から隊員を防護する為に投入されることとなった。

 

「取り敢えずは、遠隔操作式の機銃も異常は,——あ、無人機が突入します」

 

NBC装備を身に付けた隊員の操作で、1輌の小型無人偵察車がワームホールへと入っていった。

 

数分後

 

「よし、脅威となりそうなものは、確認出来ず!これより突入する!

 総員、向こう側に文明が確認された、接触には特段の注意を払うよう留意せよ。」

 

 

日本側

 

 

「どうだ?」

 

「いいや、さっぱりだ。全く何なんだこれは?」

 

「だよなぁ・・・」

 

日本側では、研究員が出現した機械への調査を続行していた。

少し離れた移動式研究室で装置をモニターしている。

まあ、見ての通りそこまで進んでいない。

その時、磁気・重力モニターを見ていた研究員が

 

「!、お、おい、モニターの数値が動いてるぞ!」

 

「何だと!おい、見せろ!」

 

「は、はい!これです!」

 

「・・・な!。隔壁内部の陸自に緊急連絡!それとこのデータを上に挙げろ!」

 

「はい!」

 

「数値が異常なほど動いて居ます!」

 

 

装置隔壁内部監視室

 

ピリリリリリリリリッ! ガチャ!

 

陸自幹部「こちら監視室!・・ああ分かってる!」

 

パリッ!・・ビー!ビー!ビー!

 

彼は、技術屋の連絡から即座に警報ボタンをガラスごと叩き割り、マイクに手をとった。

 

「総員退避ィ!隔壁及びドアを非常ロックする!繰り返す!総員退避!」

 

隔壁内部では、赤色灯が回っており非常事態であることが分かる。

 

「隔壁内部の監視は、外部班及び研究班の場所で行う!以上!」

 

そして約20秒後には現場指揮官を最後に全員がワームホール装置のある隔壁内部から退避した。

 

一分後・・・

 

「どうだ?」

 

「数値は動いてますが未だ変化ありません。」

 

「そうか、わか『隔壁内部のセンサーに反応あり!』どこだ!」

 

「装置の前です!ホールの中から出てきました!」

 

「な!・・・・・こちらで・・・対処・・する・ぞ・・」

 

「は、はぃ〜え?」

 

部下の返事がおかしいことを問い詰めようとしたかったが指揮官は、対処の考えに没頭していた。

それも部下の報告で中断されることになるが。

 

「・・・そ、装甲車です!装甲車が出てきました!」

 

「はあ?!」

 

「ま、間違いありません。現在、車両後方から迷彩柄の防護服で身を包んだ者たちが出て、

 じゅ、銃を持って警戒をしています。」

 

「・・・・・・分かった。こちらから声をかけてみよう。」

 

「しかし、」

 

「彼らも、我々が放置した装置を探っている。あれを持って行かれるのも不味いんだ。

 報告書に自衛隊法第95条と書けばいい。・・・スピーカもってこい。」

 

「は、はい!」

 

 

ドルフロ側

 

「総員降車!周辺警戒を厳となせ!」

 

ダンッ!、ドスッドスッドスッ・タッタッカチャ

 

「周辺どうか!『異常なし!』了!」

 

「警戒しつつ、探索開始!」

 

 

隔壁内部捜索中・・・

 

「なぁ、これパソコンだよな、それも結構昔の」

 

「だな、NECの奴じゃねえか?昔の大先輩がたが使っていた。」

 

「ああ、隊時代に出たはずのもの・・・10年代じゃねえか?」

 

「あの事件前か・・・というかなぜこれがあるんだ?俺たちがタイムスリップしたと?」

 

「・・そう、なのかもしれんが・・・いや、情報が断片的すぎる。

 そう判断する必要はないだ『ガガッ』っ!総員警戒!」

 

『あー、聞こえていたら手を上げるなどの動作をしてほしい。』

 

小隊長と各分隊長が片手を上げる。

 

『言葉もわかるのか・・・』

 

どちらも言葉が繋がるのに驚愕している。

 

『えー、では、警戒を解いてもらいたいのだが・・・姿を見せないと解けそうに無いかな。

 まあ、同じ人間だから身構えないでくれ。左のドアから私が入る、少し待っていてくれ。』

 

そう言ってマイクが切られた。

 

「どうします?」

 

「まっ、待っていようや。」

 

そう言って小隊長は警戒を怠らずに待った。

 

・・・2分後・・・

 

 

ドンッ!ドンッ!ドンッ!

 

扉が叩かれ、殆どがそこに意識を向けた。

銃は、向けていないが、いつでも構えられる様にしている。

 

「どうぞ〜!」

 

大きい声で小隊長が言った。

 

キィ

 

扉が開く。

そして指揮官の様な人間が現れ、こう言った。

 

「初めまして、別世界の方々」

 

 

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