今年から、新企画を開始します。
それに関しては、活動報告にて、行っています。
気になる人は、ぜひ!
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=321407&uid=45956
謎の女の声に導かれるように、出てきた場所。
そこは、どこかの地下室だろう。
そんな地下室にいながら、俺はフルフルと震えていた。
「おい、お前、お前!」
先程の出来事があまりにもショックであった為に、目の前にいる奴の声など無視。
「メタリカ様、どうやら百騎兵様は、何やら不調な様子ですが」
「知るか!おい、わざわざ呼び出して、なんだ、その態度は!」
「五月蠅ぇぇ!お前のせいでこっちは力の大半が無くなったばっかりなんだよぉ!!」
メタリカと名乗る奴に対して、俺は叫びながら、反論する。
見れば、そこにいたのは魔女の帽子に痴女のような格好をしている奴がいた。
「あぁ、なんだぁ、ご主人様に対して、なんだその態度は」
「知るか!第一、俺には、そんなアブノーマルな趣味はないんだよぉ!」
「アブノーマル?どういう意味か分からんが、私の格好に対して文句を言うんだったら、お前も言えるのか」
「・・・何を言って」
その言葉の意味が何なのか。
確かめるように俺は自分の格好を見る。
見ると、身体に刻み込まれたのは、何かの紋章があった。
そして、目の前にいる痴女のようにズボンだけが。
「なっなんじゃこりゃぁぁぁぁ!!なんで、俺が目の前にいる痴女と似たような格好に!」
「貴様、本当に失礼な奴だなぁ!」
そうしながら、痴女は俺の方に蹴った。
「痛ぇ!?何すんだ!」
「お前が私に対する侮辱を止めろと言ってるんだ」
そう言いながらも、痴女の蹴りは俺の身体に当たる。
「それにしても」
「あぁ」
俺の顔を見たメタリカは、何やら考えている様子を見せる。
その様子を見て、俺は警戒をするのだが、奴は特に何かをしてくる様子はない。
だが、それでも油断する事無く、様子を伺っていると、ふと、何かに気が付いたかのように顔を上げる。
「そうだ、良い事を思いついたぞ」
そう言いながらも、笑みを浮かべるその姿は不気味としか言いようがない。
だが、奴はそんな事などお構いなしといった様子で、俺に言う。
「おい、さっさとこれをつけろ」
「はぁ、何をって?!」
それと共に、メタリカの奴が俺に被せてきた。
疑問に思うと共に、俺の顔に被されたのは、何かの覆面。
近くには鏡があり、見ると、そこには半裸に鳥の覆面を被った謎の男だった。
「・・・」「あははははぁ、腹がよじれるぅ!!」
泣かす。
それは、メタリカに対して、俺が誓った事だった。
だが、それと同時にメタリカはその笑いを止める事なく、腹を抱えて笑っている。
それを見つつも、何とかして反撃しようと考えていた時だった。
「はぁ、笑った笑った、と言う事で百騎兵。お前、これからその覆面を脱ぐなよ」
「何を言っているんだ、そんな事、するつもりなんて」
そう、俺がすぐに外そうとした。
けれど、メタリカの命令を遂行するように俺の手が止まる。
いや違う。手だけではない。身体が動かないのだ。
まるで石になったかのように。
それを見たメタリカは再び笑う。
「無駄だ、お前は私と契約している。契約している以上、私に逆らう事は出来ない。もしも、契約に逆らえば、お前は死よりも恐ろしい末路が待っているぞ」
「ぐっ」
それは、俺がこのメタリカに逆らう事が出来ない事だと理解した。
「ちくしょぉ、こっちはジュウガの力を取り戻さないといけねぇのに」
「さっきから気になっていたが、ジュウガの力って、なんだ?」
そう、メタリカがこちらに問いかける。
「俺の力だよ!お前がこっちに連れてきた際に無理矢理連れてきたから、力の多くが無くなったんだよ!」
「あぁ、なんだと、そんな訳あるか!」
その言葉を聞いた瞬間、怒り狂ったように叫ぶメタリカであったが、やがて落ち着きを取り戻すと、こう言ってきた。
「まぁいい、お前の事情は分かったが、どちらにしても」
そう、メタリカは、俺の方に目を向ける。
「お前には私の役に立って貰うぞ。何よりも」
それと共にメタリカは。
「お前は私の使い魔だからな、キヒヒヒッ」