原作の外側の話を書くつもりでいたのですが、原作の流れに矢田君を巻き込もうとすると色々悩ましくて……。
「本当にいいの?」
「そうっすよ、本当にいいんすか」
「うん、今日で最後。後は大会が終わるまで来ないようにする」
八月も下旬に入って、終わりつつある夏休みを名残惜しく感じる頃。出来る限り時間を捻出しては傘木先輩と作戦を練る為に学校へと赴き続けた。
傘木先輩の復部への熱意は本物で、毎日俺よりも先に北宇治で待っていたり、吹部の部員と鉢合わせそうになった日は近くのファミレスへの道案内を買って出る程だった。人生で初めてファミレスに訪れて心を躍らせたものの、会話の内容が内容なだけにメニューを吟味する気分にはなれなかった。
ドリンクバーで混ぜてみたいとか、黒江と来てみたいとか、硝子細工よりも扱いに繊細さを要求されそうな先輩を前にすると想像する暇なんてある筈もなく。ジュースを飲み干したコップの中にあった氷がカラン、と音を立て溶けていった。
「そっか」
「俺は傘木先輩の決断を尊重します。正直その、名案とか出せなくて申し訳ないっす」
「いいのいいの、あの日から毎日作戦会議を開いて出した結論だし!私なんかの為にありがとね、二人とも」
「矢田ならもしかしてって思ったんだけどなー、しょうがないか」
「自分で言うのもあれですけど、そんなに万能じゃないっすよ……中川先輩」
それはさておき、傘木先輩に俺の事を紹介したのが吹部の誰なのか。特に気に留めてなかった正体が今日になって判明した。
田中先輩の後輩で、低音パートでユーフォニアムを吹いていて、傘木先輩と同い年。そんな同級生に蜘蛛の糸を垂らしていたのは、脱力している風に見えてそうでもなさそうな印象の中川先輩。今日傘木先輩と落ち合う場所で会話を交えていた二人の距離感は、確かに友達のそれだった。直属の後輩とはいえ、一度しか喋ってない人にも俺の行動パターンは把握されているらしい。
そんなポニテの先輩との出会い頭に、お互いの関係や俺の存在を教えた理由を訊いた。
傘木先輩とは同じ南中出身ではあるものの、中川先輩は当時は帰宅部だったらしい。去年入部した経緯はぼかしてきたけど、中学時代のコンクールで活躍してそれを目の当たりにでもしたんだろうか。知らぬ間に協力しているのにも理由がありそうだ。
一方、俺に関してはというと。
『パートの都合もあって部内で動くには私一人じゃ限界があったし。あすか先輩が下手な部員よりお気に入り扱いしてる矢田なら、希美の力になってくれるかもっていう一途の希望だよ』
こう言われたけど、中川先輩は俺を買い被りすぎだ。割と自由に振る舞ってるけど田中先輩に対してのジョーカーじゃない。部員より外で潜行しやすいといえどこっちにも限度がある。力になろうとしているだけで、現実は傘木先輩の断念という決断に至ってしまった。
「アンタ、普通じゃない自覚ある?オーディションの時の喧嘩にさ、割って入れた男子ってだけで相当度胸あるんですけど。そもそもあすか先輩に気に入られた時点で随分あれだよ?あすか先輩のお墨付きだからね」
「夏紀から聞いたよ〜?衆人監視の場所に飄々と割って入って来たって!肝が座ってるね!」
「あの時は別に……度胸とかそんなんじゃ」
そう、俺自身はあれを度胸から来る物だと思ってない。ただ部活に、ひいては北宇治を居場所として根差した人達に、鬱屈とした想いでいて欲しくないというお節介だ。
施設の子供達より一緒に過ごす期間は短いけど、同じ釜の飯を食う様に、同じ曲を奏でるのなら波長はピッタリ重なって欲しいという俺のエゴだ。パーカッションで海兵隊を弾いたのだって、言うなればその余計なお節介が動機なんだ。
「矢田自身がそう思ってないならそれでいいけど。思ってる以上にウチら吹部に影響を与えてる自覚、持ってたって損じゃないよ」
「まあ、片隅には置いときます」
「……話逸れちゃったね。とにかく希美が大会が終わるまで来ないって決めたなら、私も接触は控えるよ。それじゃ、教室で個人練してくるから」
「色々ありがとね、夏紀」
「練習、頑張ってください」
「矢田ー、そういうとこだよ」
軽口を俺に向けて飛ばしながら、背中を向けて手を振り階段を上って行く中川先輩。フルートの奏者一人の決意すら変えられなかったのに、自分の振る舞いを指摘されるとは思ってもみなかった。踊り場から揺れるポニテを見送っても尚、豆鉄砲を喰らったまま手を振り返した。
「んで、これからどうします?最後って決めたならやる事無さそうっすけど」
「全体練習が始まる前にあすか先輩にと思ってたけど、夏紀が教室で個人練って言ってたしなー……散歩ついでにこの音、聴きに行かない?」
中川先輩が立ち去った方向とは真逆の方向を指差して、傘木先輩は校内の散策を提案してきた。その指先は校舎の構造から考えるとゴミ捨て場の西側、誰かが努力を隠して練習に励んでいた日陰や駐輪場。そんな階下から、血気迫る様な金管楽器特有の声が挙がっていた。
「上手いよね、あのユーフォの子。黄前久美子ちゃんって言うらしいよ」
「そうっすね。知り合いなんすか?」
「ちょっとかな、矢田こそ知り合いなの?」
「まあ、何度か喋った程度っすけど」
校舎の角から丁度日陰になっていた音の発生源を覗くと、先日鎧塚先輩を介抱した際に手伝ってくれた黄前さんがユーフォを吹いていた。
正直、気が気ではなかった。俺の中でゴミ捨て場の向こうと言えば田中先輩が個人練で使う場所、そんな印象があった。ただでさえ嘆願を断られ続けてる傘木先輩が、ストイックに練習しているであろう田中先輩の邪魔をしたとあれば……あまり想像したくない。俺ですら、相手をしてる暇なんてないと一蹴されかけたし。
「夏紀がコンクールに落ちたのは知ってたけど、これなら夏紀じゃ敵わないな〜」
「ってことは、あそこにいる黄前さんと田中先輩がA編成に」
「そうだけど、聞いてないの?」
「パーカスのA編成は知ってますけど、流石に何度か喋っただけなんで……」
黄前さんがどんな人物なのかまではオーディション前にも一度、後にも一度喋ったから知っている。ただ、低音のオーディション結果までは聞いていない。井上さんにも堺さんにも、釜屋さんにだって他のパートはどうだったか、尋ねる義務がなかった。副部長の腕前なら落とされる訳がないという、人柄から来る信頼感なら持っていたけど。
「よし、今のはいいっしょ」
「──だそうですけど、どうします?特に目的もなくやって来ましたけど」
「少しだけ時間くれない?黄前ちゃんにお礼が言いたくて」
「……よく分かんないっすけどいいですよ、まだ朝ですし」
「ありがとう」
傘木先輩は傘木先輩で、お礼をしたくなる程度には黄前さんと関わっているらしい。突然拍手したかと思ったら、躊躇いなく黄前さんの方へと向かっていった。それに釣られて俺も姿を見せる。
「わっ!」
「やるねえ〜」
「希美先輩?矢田君まで?」
「アハハ……おはよー」
「お、おはようございます。早いですね」
前触れもない突然の訪問に驚いた黄前さんが、かいた汗を拭う事を忘れてこちらの様子を窺っている。まるで、抜き打ちでやる小テストが配られた教室みたいな雰囲気が黄前さんにはあった。
「おはよう黄前さん、上手いんだな」
「ありがとう……どうして二人が一緒に?」
「夏紀と話してたらさ、復帰の力になってくれるかもって……あすか先輩が気に入ってるっていう、矢田の事を教えてくれたんだ。それでダメ元で探したら会えちゃって」
「色々事情を聞いて手伝おうとはなったんだけど、どう頭を捻っても田中先輩を説得出来る光景が想像つかなくてな」
それはもう水に浸した雑巾よりも絞った。水滴が枯れるまで絞った結論は諦めというか、降参というか。
「もう関西大会だし、本番前に来ると邪魔かなって夏紀や矢田とも話してて」
「そうですか……」
「あっ、気にしないでね!それで復帰諦めた訳じゃないし!最後にあすか先輩の手伝いがしたかったから、ちょっと残念だけど……ありがとね、それだけ言いたかったんだ」
「いっ、いえ気にしないでください!──矢田君、どこまで知ってるの?」
「どこまでって言われても……去年ゴタついて大勢退部事件があったとか、この先輩が南中出身って所とか」
「け、結構知ってるんだ……」
「あれだけ巻き込まれてりゃあな」
目的が無かったのは俺だけで、先輩にはちゃんとあったらしい。何に対してのありがとねなのか、黄前さんは何時から傘木先輩関連で動いていたのか、別に詮索しなくてもそれに値する何かを黄前さんがしていた事だけは伝わった。
「あっ、そういえばみぞれ!」
「えっ」
「は?」
黄前さんがなんて返そうか迷ったその瞬間、突拍子もなく先輩が天候の一つを口にした。季節上あまりにも縁の無い気象現象すぎて、かき氷に蜜をかけた方か?とまで余計な思考を巡らせた。
「音楽室に一人だよね?」
「よ……よ……鎧塚先輩ですか?」
「よろいづか……」
「え?うん、オーボエの音しか聴こえなかったし」
音楽室、鎧塚先輩、オーボエ。二人から出て来た少ない情報をこれでもかと組み合わせてみた。鎧塚先輩といえば、この前保健室まで運んで介抱したロングヘアーの先輩。そして黄前さん曰く北宇治で唯一のオーボエ奏者。つまり傘木先輩の突然の気候発言の正体は。
「みぞれって、もしかして鎧塚先輩の名前っすか?」
「そうだけど……逆に何だと思ったの?」
「──いえ、友達なんすか?」
「うん。南中からずっと」
何言ってるの、みたいな顔でこっちを見ないで下さい傘木先輩。名前だなんて分かる訳ないじゃないっすか。黄前さんも黄前さんでその引き攣った顔を止めてくれ、知る機会が無かったんだって運んだ人の名前なんて。
そんな引き攣った表情のまま、黄前さんが質問をする。
「あ、な、何かあったんですか?」
「なんか感情込めて吹くように言われたって。それでソロ悩んでるって聞いたから」
それはそれとして、とっつきにくい先輩だとか、素っ気ない先輩だという話は黄前さんと交わした覚えがある。吐き気を抑えるのに精一杯な鎧塚先輩しか知らない俺にとっても、感情を抑えがちな人という印象は色濃く残っていた。
「ああ……」
「変だな〜って」
「えっ?」
「あの子、性格は淡々としてるけど演奏は凄い情熱的で。楽しそうな音出して感情爆発!って感じだったのに」
「それって南中時代はー、とかそういう事っすか?」
「そうそう!コンクールでも練習でも凄かったんだよ、みぞれのオーボエ!」
俺は、南中は勿論北宇治の吹部のオーボエを知らない。『海兵隊』の中に混ざるオーボエなら耳が拾ってるといえど、それだけで一人しかいない楽器の機微を分かる様な超人じゃない。
「そうなんですか」
「うん、だから気になっちゃって。ちょっと様子見てこよっかな〜行こう、矢田」
「了解っす、そんじゃあな黄前さん。邪魔したな」
「え?あっちょっ──」
少しだけ、その音色を聴いてみたくなったから誘いに乗った。興味本位ではあるけど、あれだけフルートが上手い人が褒めちぎるオーボエを、一人のピアニストとしてただただ聴いてみたくなった。
音楽室に繋がる北棟の階段を、一段ずつしっかりと上る。無心で階段を上る時間が少し気不味くて、傘木先輩に一つだけ会話を振ってみた。
「鎧塚先輩とは、普段何を話してるんですか?」
「みぞれと?うーん……南中の頃は普通の話をしてたよ。でも退部してからは避けられてて、その頃から全然話してないな〜」
……それって友達認定してもいいやつなのか?
「因みにいつ頃退部したんすか?」
「コンクールメンバーが発表された頃かな、あんまり細かい時期までは覚えてないんだけどね」
「じゃあ一年以上は喋ってないですよそれ、なんか心の準備とかしなくていいんです?」
「やだな〜矢田、友達の様子を見に行くだけだよ?それ位普通だって」
「普通……なんですかねえ」
なんでもないとばかりにあっけらかんと答える傘木先輩。クラスのリーダーっぽい先輩にとって、友達との一年という期間はつい先日とは変わらないんだろうか。
時間が経とうと気軽に会おうと思えるのは、なんだか羨ましい。これ位気軽に考えた方が、俺も旧友や黒江と会いやすくなるだろうか?
「なんか凄いっすね、傘木先輩」
「なんで?」
「俺も会いたい旧友とか居るんですけど、まだ会うには勇気が足りないっていうか」
「そんなの簡単だよ?会いたいって思ったらその時なんだし!」
傘木先輩の理屈なら、何時どんな時でも会いたいと思えばチャンスなんだけど、和歌山も福岡も今の俺には遠すぎる。それに再会に見合う俺になれた気がしない。こんな自分は、果たして普通の人間と呼べるのか。
そんな友達とは何かという会話を重ねる内に、音楽室のある四階まで上って来た。少し遅かったのか既に練習は始まっていて、各教室での個人練はとっくに開始済みだ。
「みぞれ、まだ居るといいな〜」
「聴こえる感じだと、もう移動しててもおかしくないような……」
覗き見た感じ、音楽室でももう練習は始まっている。そう逡巡して音楽室とは逆側に顔を出した所、一人孤独に椅子と譜面台、それからオーボエを携える鎧塚先輩がいた。その横顔はどこまでも落ち着いており、ハンカチで口元を抑える虚弱な先輩の顔色ではなかった。
「……傘木先輩、あの人じゃないっすか?」
「え?あっ本当だ!ちょっと行ってくる!」
心做しか駆け足で、それでいて気付かれない程度の足音で鎧塚先輩に近寄る傘木先輩。
「──なんか久しぶりだね、みぞれ!」
駆け寄った傘木先輩が声を掛け、鎧塚先輩が顔を向ける──呆けたまま声の主を視認したその瞬間、表れた鎧塚先輩の表情に酷く見覚えがあった。
瞳孔は大きく開かれ、身体が恐怖ですくみ、心に鋭い剣で刺された様な痛みで身震いが止まらない。自分の影にすら怯える小型犬の様な、自分自身の何もかもを脅かす、災害と変わらないトラウマがそこにいる時の顔。
施設に様々な事情で預けられた子供を、無理矢理にでも連れ戻しに来た親の声に怯えて背中を丸める妹が、ぎゅうと握り続けていた手の感触は今でも覚えている。今の鎧塚先輩を見て、あまり引き出したくない鈍色の記憶が浮かんでしまった。
脚がこわばった影響で椅子から立ち上がり、倒してしまった譜面台を気にする間もなく。どうにかオーボエだけは椅子の上に置けたものの、傘木先輩から一刻も早く逃げるように鎧塚先輩は走り去ってしまった。
「みぞれ!?」
只事じゃない騒ぎを聞きつけた部員達がこちらを見たり、教室からも飛び出して来る人までいた。一際慌てた様子で教室から出て来たのは、頭上のリボンが目立つ吉川先輩。個人練に来ていたであろう中川先輩もすぐ傍にいる。
「待って、みぞれ!!」
呼び止める声も届かず、校舎の角を曲がっていなくなった鎧塚先輩を追いかけようとして。
「やめて」
眉間に皺を寄せて、鋭い声と共に傘木先輩の左手首を掴んで止めたのが、吉川先輩だった。
「……吉川先輩?」
「どういうつもりよ」
中世古先輩をソリストにして欲しいと願っていた吉川先輩とはまるで別人。ただ愚直に、ただ真っすぐに、その視線を傘木先輩に向けていた。
「優子?」
「ちょっと!希美が何したっていうの!?」
「何もしてない!だから怒ってるの!!」
「はあ?」
「とにかく探さなくちゃ……でも……」
吉川先輩と中川先輩がちょっかいを掛け合う仲なのは知っている。中川先輩が傘木先輩に手を貸す間柄なのも分かってる。じゃあ吉川先輩と傘木先輩は?鎧塚先輩は、どういう立ち位置にいるんだ?人間関係を噛み砕く間に慌ただしくなる、吉川先輩へ掛ける言葉が見当たらない。
ふと、先輩は誰かと視線が合わさった。その先にいたのは流しの辺りから見ていた黄前さんの姿。どこか腹を括った面持ちで、その後輩の下へと歩いていく。
「黄前さん」
「えっ」
「あの子の事情、知ってるよね?みぞれの事捜してくれない?」
あの子の事情、と表現する程の何かがある。そしてそれが今、爆ぜた。俺はその爆ぜた理由を知らないが、部員である黄前さんなら知っている。少なくとも、俺より深く関わっているのは間違いない。
「えっ、あの……」
「あの子、今慣れてない子と会うのヤバいから」
「は、はい……」
「矢田もお願い、手伝って」
てっきり傘木先輩の隣でも認識されてないとばかり思ってたら、周りにも聴こえる声で俺に協力を申し出てきた。慣れてない上にほぼ一方的に喋っただけの後輩へ、頼み込むにしては俺と鎧塚先輩の関係が希薄すぎる。
「捜すのは構わないっすけど、でも慣れてない子はヤバいって……」
「──これ、書いたのあんたよね」
吉川先輩がスカートのポケットから勢いよく取り出したのは、何時ぞやのノートの切れ端。保健室で眠る鎧塚先輩へ宛てた、とても簡単な走り書き。その走り書き通り、あの日の保健室には溶けきった氷を入れた袋が置かれていた。
「……はい、俺っす」
「みぞれから聞いた。倒れそうになった時、誰かが保健室までおぶってくれたって。起きたらドアにこれが挟まってたって。でもどうすればいいか分からないって、他人に関心のない、あの子らしくない悩みを打ち明けてくれたわ」
ノートの切れ端を持つ先輩の手に力が入る。折り目がひとつ、ふたつと増えていく。
「みぞれが倒れそうだったなんて私は知らなかったけど、今はいいの。とにかくお願い、矢田も捜して!後でお礼させなくちゃ駄目だから、色々終わったらお礼させてあげるから……っ」
「んな時はごちゃごちゃ言わずに手伝ってでいいんすよ!黄前さん行くぞ、俺は南棟そっちは北棟!二階で一旦合流するぞ!」
「っ、うん!」
一刻も早く、それでいて逃げてしまった鎧塚先輩を刺激せず。ただただ校舎の何処かに居て欲しい、そう願いながら渡り廊下の引き戸を開けた。
微妙な面で、矢田君の存在が各々に多少影響してます。本当に多少です。
後編のプロットはあるのですが、原作とアニメより少し長めに展開すると思います。