地獄ペルソナ~地獄でバトルロイヤルする8人のペルソナ使いたち~ 作:XX(旧山川海のすけ)
「あなた、起きて下さい」
そして俺は、奥さんに起こしてもらった。
奥さんは、ミルファはセーラー服姿で
前の日寝るときは別の服だったから、俺より先に起きて、着替えて朝ご飯を作ってくれたのか。
宣言通り、俺の奥さんとして振舞ってくれる彼女。
嬉しい。
彼女はロイヤルスイートのキングサイズベッドの上に上がって、ニッコリ微笑み
「朝ご飯ができましたよ。いよいよ今日が約束の日ですから、しっかり食べて、頑張りましょう」
そう、言ってくれた。
俺は頷く。
「……ああ。ありがとう」
……彼女に奥さんになってもらって2日目。
本当に夢のような時間だった。
もう、これだけで俺はもうどうなっても良いって思えた。
だから……絶対に勝たないといけないし。
彼女の想いにも応える……。
一緒に食事をし。
3日目……
チェックアウトの時間が来た。
「よう……大人の顔になったな」
ロビーで嶽下が待っていた。
特に3日前の姿と変わらない様子で。
「お陰様で。大人の男の世界を少しだけ理解できた気がします」
「……ハハッ。オモロ。……他人の成長を見るのは嫌いじゃねぇぜ」
軽口を言いつつ俺たちは、同じローテーブルを囲んでソファーに座った。
「3日前聞いたが……」
まず嶽下は
「お前ら、もうすでに
ソファーに座ったまま、身を乗り出して訊いてくる。
そう……
嶽下の案は
……これだったんだけど
俺は3日間で
「……多分、あなたのアイディアは難しいと思います」
そういう結論に達した。
嶽下は特に怒らずに
「……そりゃまた何でだ?」
興味深そうに聞き返して来る。
俺は
「アイツね……松山は」
最初の戦闘に入ったときの経験を話す。
「多分お告げ……未来予知をする能力を持ってます」
そう。
確かに言った。
あのとき、アイツは
……おや、お告げ通りでしたね。
こんなことを確かに言った。
だから……
「
そうなれば、
でも、逃げられる……
そのエンドレスゲームだよ……
やってみないと分からないって言われるかもしれないが、その通りにするのは不都合が大きすぎる。
それに逃亡されるだけならまだマシで。
またトラップを掛けられてしまうかもしれないし。
危なすぎるだろ……
その辺も話す。
「じゃあ、どうするんだよ」
嶽下は苦い顔で腕を組む。
……そう言われても。
そこを今日、考えようと思っていたんだけど
「……あの。あなた、ちょっといいですか?」
俺の隣に座っていた奥さんが手を上げたんだ。
俺は
「ミルファ、何か良いアイディアあるの?」
彼女に視線を向けてそう訊ねると
彼女は頷き
「……こっちから襲撃を掛けることに拘るのが良くないんじゃないかなと思います」
そう言って、話してくれた。
……正直。
その発想は無かった。
ヒロインのアイディアとは?
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