ボーダー上層部が集まる会議室……そこに、とある男が召集されていた。
「朝日隊員……」
「はい」
呼び出された者の名は朝日 昇。ボーダー所属のエンジニアだ。ちなみに今回は三雲と雨取妹はいない。理由?香取に訓練室で絡まれているからだ。雨取妹のメテオラで香取は消しとばされて負けてるよ。
「君がガンダム00を見返していたという報告が来ている。何か作ったのならここで報告しなさい」
「とうとうアニメ見てるだけで報告されるんすね」
「日頃の行いだ」
かわいそう……なんて事はない、散々やってるのだからしょうがないだろう。
「まぁ、実験も終わってるしいいんですけど」
「実験終わってるじゃないか!?」
根付はまだ実験が終わってないかと思っていた様だが、実験は既に終了していた。別役が関わらないと問題は起きないのだ。
「別役が出禁になりましたからね。他のヤツが話題にする頃には基本的に実験は終わっているのです。あ、念のため重要な物がある所はアイツは出禁にした方がいいですよ」
「既に出禁にしとるわい」
「だから別役隊員を何だと思っているんだ……」
「「厄災の権化」」
酷い言われようだが、行いが行いのため仕方ない。
「という訳でリボーンズガンダムです」
『僕は救世主なんだよ(微妙に似ている声まね)』
何がというわけなのか謎であるが、リボーンズガンダムである。
「喋ったな……微妙な声まねで……てかアルケーは「林藤支部長は黙っていろ」」
いつもの奴である。
「今回は勝手に喋るおもちゃ的な要素もあります。ちなみに俺がまねしました」
『愚かな連中を誰かが諭してやる必要があると思わないかい?』
「どうでもいいわい!?そしてうるさいぞ!?」
なんか絶妙にうるさいリボーンズガンダムである。
「で、今回作った理由は……この一人V作戦が本当に強いか確かめてやろうと思いまして」
「ただの知的好奇心じゃないか!?」
『そういう物言いだから、器量が小さいのさ』
「この場から消えろ!?」
リボーンズガンダムにキレる根付である。
「特に喋る事もないので、端的に言いますとマジで強いです。いや、そもそも弱い点が無いんですよこいつ……使いこなせれば」
『そうとも、この機体こそ、人類を導くガンダムだ!』
「そろそろ黙らせろ!?なんで今回に限ってそんな音声入れたんだ!?」
上層部もこの喧しいのに切れかけている。
「出水が実験に付き合ってくれたんですけど……結果として喧しさに出水がキレました」
「だろうな!!」
最終的に、微妙に似てないモノマネ音声は削除が決まったのであった。だってうるさいから。
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「ココア買ったし訓練室の様子見に行こ」
会議後、朝日はココアを買い訓練室に向かっていると、
「もぎゃああああああああああ!?」
「凄い何が起こっているかが予想出来る」
朝日が凄い声のした方に向かうと、
「もぎゃあああああああああああああああ!?」
「落ち着け!?せめて人の言葉で喋ってくれ!?」
「な、何かすいません」
「ご、ごめんなさい」
香取を落ち着かせようしている香取隊のガンナー若村麓郎と何か申し訳なさそうな三雲と雨取妹がいた。
「こりゃひでぇ、今回はどんなクソゲーされたんだい?」
「もう、クソゲーであるのは前提なんですね……」
「だって三雲だし」
朝日が話を聞くと……どうやら三雲&雨取妹VS香取&若村で勝負をしていたらしいのだが、三雲のスパイダークソゲーに加えて、トリオン38から放たれるメテオラがスパイダーの陣地外を襲うクソゲーが始まっていた。奇跡的にメテオラの嵐を抜けても、今度は置き玉で仕留められたという。
「ペチペチドローン入れたんだ」
「トリオン増えたんで……。これあるとスパイダーの外に出なくてもいいんですよ。今回は千佳が居るので使いませんでしたが」
「朝日さん、どうしてクソゲー強化パッチ作ったんですか……?」
朝日作成ペチペチドローンことアステロイドドローン……アステロイドを搭載した遠隔操作で動くドローンである。なお、ドローン自体は低耐久、アステロイドは低火力という嫌がらせ特化である。使えるならリアルタイムバイパー使った方が強いぞ。つまり基本は入れるヤツはいないのだ。
「雨取、一応確認するけど、相手を攻撃しても大丈夫だった?たまに攻撃するのに拒否反応が出る子もいるんだけど」
鳩原の件もあり、朝日は気の弱そうな子には、このように色々と気にかけている。……上層部には、その優しさは適用されないのだろうか。
「その……隊長のペットの熱帯魚を茹でかけたのに、普通にそのまま隊に残ってる人も居るらしいので……何しても大丈夫かなって」
「まさかの別役の厄災が役に立つなんて……ッ?」
過去のやらかし度合いが酷すぎる別役という厄災が普通に所属してるので自分が何しても問題なしと判断した雨取妹であった。