Q.それはなんだ? A.○○です。   作:ものため

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A.忍術(NARUTO)です。

 ボーダー上層部が集まる会議室……そこに、とある男が召集されていた。

 

「朝日隊員……」  

 

「はい」

 

 呼び出された者の名は朝日 昇。ボーダー所属のエンジニアだ。三雲、雨取妹、空閑の3人もいる。

 

「NARUTOの額当てを着けている隊員が螺旋丸をしていたという報告が来ている。……今回は何をした」

 

「NARUTOの忍術トリガーです。まだまだ使える忍術が少ないのでアップデート予定です」

 

「せんでいいわ!?」

 

 ボーダーはどこに向かっているのだろうか?

 

「まだ螺旋丸と千鳥と影分身と変化の術と変わり身の術しか使えないのに!?」

 

「それ割りとあるだろう!?……いや変わり身の術強くないか!?」

 

 要するに攻撃を一回無効にし、状況次第で不意打ちも出来るので結構強いのである。

 

「クソゲーメガネと空閑はそのバカを絶対に止めろ!?何かの間違いで柱間トリガーとか作りかねんぞ!?」

 

「無理です!?そもそも、学校終わってから朝日さんの研究室に行った時には出来てるんです!?」

 

「いや、写輪眼トリガーあるんで先にマダラトリガー作りますよ」

 

「作るな!?世界滅ぼす気か!?」

 

「そもそも止める基準が分かんないです」

 

 キレる鬼怒田だが、学校行ってる間なので止める事が出来ない三雲に、知識もないので止める理由も分からない空閑としてはどうしようもない。そこでさらに規格外なもの作ろうとする朝日により混沌としてくる会議室。

 

「わ、私もがんばります」

 

「千佳ちゃんありがとうね。この優しさをクソゲーメガネと空閑も見習わんか」

 

「どう見習えと!?」

 

「鬼怒田さん疲れてるなら休めば?」

 

 疲れでおかしくなっている鬼怒田である。いっそ常識を捨てて朝日と共にバカやってた方が幸せなんじゃなかろうか?

 

「まぁ、作った経緯なんですけど……亀仙流とゴムゴムはあるのにNARUTO作らないのもなーって」

 

「理由は特にないやつパターンじゃないか!?」

 

 根付がツッコムが、いつも適当にそれっぽい理由を後からつけてるだけのため、気にするだけ無駄である。

 

「やっぱ影分身が鬼門……かと思ったんですけどGXビットの時にフラッシュシステムとかスタンドの再現をしてたんでどうにか」

 

 要GXビット再現の時に一応作っていた精神波で機体を操作するシステムである。

 

「前に脳が関わるのはどうこうと言ってなかったか?」

 

 忍田が朝日に疑問をぶつける。

 

「技術として、ある程度問題がなく、ある程度安全に使えるならばいいんすよ。実験に子供使ったり、直接記憶弄るのはどうなのかってだけなので」

 

 いくら問題なくても子供の記憶いじるのは倫理的に問題あるだろうというのが朝日の見解である。こいつの倫理観が最近分からなくなってきた。

 

「とりあえず、影分身は有用と判断し、通常トリガーでも使用可能にしました。今のところアタッカーとの相性が良さげです」

 

「変わり身の術も評判が良かったので通常トリガーでも使える様に調整中です」

 

「使ってみたけど、両方便利でしたな」

 

 朝日と助手たちが報告する。

 

「ボーダーが遊びで強化されていく……」

 

 この後、ナルトコスプレトリガーも有ることを上層部は知るのであったとさ。

 

~~~

 

「ココアタイムでごぜーます。三雲は空閑にプルタブの開け方を教えてやって」

 

「はい。空閑、ここをこうやるんだ」

 

「ほう」

 

 朝日達は、いつもの自販機の前でココアを買っていた。

 

「ふむ……甘いですな」

 

「ココアはそういうもんよ」

 

 近界の生活しか経験のない空閑にとって、地球の物は何もかもが新鮮であった。

 

「あ、朝日さん達じゃん」

 

「お疲れ様です」

 

「お、米屋と三輪か」

 

 ぽけーっとココアを飲んでいると米屋と三輪が歩いてくる。

 

「……米屋はともかく、三輪とは全員初めましてか?」

 

「いえ、三雲と雨取とは何度か個人戦で対戦してます」

 

「ひ、久しぶりに名前で呼ばれた」

 

「完全にクソゲーメガネで浸透してるからなぁ」

 

 久しぶりに名前で呼ばれた三雲は三輪に対する好感度が上がった。実際の所、当人があだ名とかで人を呼ぶタイプでは無いだけなのだが。

 

「それで、そっちの白いのが例のヤツですか」

 

「そう……いろいろとふわふわしてるヤツだ。親が日本人なのは確定してるんだけどね。それ以外が本当にふわふわしてるの」

 

「どうもふわふわしてるヤツです」

 

 設定がふわふわしてるヤツこと空閑遊真である。

 

「まぁ、空閑の生活とか常識の勉強とかは玉狛に丸投げしてるから大丈夫でしょ。てか、玉狛なんてふわふわしてるヤツ丸投げする派閥だし」

 

「そうなんすか!?」

 

 驚く米屋に朝日はうんと言いながら、おかわりのココアを買う

 

「いやさ、俺が大暴れしてた期間ならともかく、それ以前は拐われてるのは結構居そうじゃん?親が日本人ってヤツは居る可能性あるし、そういうのが此方に来たら対応を出来るグループも居ないと困るじゃん?」

 

「もしかして玉狛って面倒事処理班……」

 

「実際、話し合えるなら話し合おうって派閥ではあるけど、割りとそういう面はあると思うよ」

 

 そういうと朝日はココアを口に含む。

 

「ま、三輪とかには悪いけど空閑みたいなふわふわしたヤツが所属しても文句言わずに我慢してくれると助かる。流石に純粋な近界民ならともかく、ふわふわしてるヤツに危害与えたのバレるとヤバいから」

 

「……姉が助けられているので、文句言う筋合いがそもそもありませんが了解しました」

 

 朝日が大暴れした結果、怪我こそしたものの姉が救われた三輪からすれば、朝日に文句言うヤツが悪なのである。加えると、空閑に関してはふわふわしてるので、対応に困っただけである。

 

「てか腹減ったな。……肉の気分だから食べ放題の焼肉か何かに行かね。奢るぞ学生共」

 

「マジで!?ゴチになります!!」

 

 この後、めちゃくちゃ肉を食べた。なお、雨取妹は白飯をたくさん食べて三輪を驚かせていた。

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