Q.それはなんだ? A.○○です。   作:ものため

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A.トロッコ問題くんが強いの作ってと言ってきた結果です。

『故郷焼き尽くされたいか、砂にされたいか、交渉の席について話し合いするか決めていいよ』

 

 ハイレイン達は地球に来て早々に追い詰められていた。

 

 何が起きたのかを簡潔に話そう。……着いた瞬間に遠征艇とトリオン兵の制御を持っていかれ、目の前でEWゼロ、DX、GXビットの照射ビームのデモンストレーション。挙げ句の果てに目の前にいるヤバそうな白い髭と、ヤバそうな左右非対称で手足が分裂してるヤツ……。その他諸々勢揃いである。

 

『一応言っとくけど、目の前の髭と左右非対称はトリオンで作った物を問答無用で砂に返す武装あるからね。黒トリガーだろうと関係ないから……。一時期量産して近界に向けて飛ばそうとしてたなぁ』

 

 アフトクラトルの面々の前で制御の奪われたトリオン兵が塵になって消えた。なお、リミッターがあるため人体には影響が無い。……本当に影響無いのだろうか。

 

 これ詰みじゃなかろうか。ハイレインはそう思った。何か恐ろしい事も言っているし。だが、自分はベルティストン家の当主、そう簡単に……なんて思った時、目の前に木馬の様な巨大な白い戦艦が現れる。

 

『で、どうする?』

 

 ハイレインは一旦深呼吸をすると。

 

「交渉しよう」

 

 諦めて交渉することにした。

 

~~~

 

『で、マザートリガーが寿命だからトリオン能力の高いヤツが欲しいと』

 

「……そうだ」

 

 マザートリガーの死は星の死であるため、割りと切実な状況である。

 

『一応、そっちの人口以上の人が余裕で住めるコロニーってのがあるけど、そっちに移住する気はある?電気とトリオンのハイブリッドではあるけど、マザートリガー無くても電気だけでも快適に住めるし、適当なヤツを贄にしてマザートリガー設置すればもっと快適にくらせるよ』

 

 こっそりと拠点用にコロニー作ってる朝日である。ちなみに今回は多少はデザイン変えている。

 

「これ大人しく言うこと聞いた方がよくねぇか……」

 

 とんでもない状況に逆に冷静になっているエネドラ、正直ハイレインもそう思っている。

 

『こっちとしても、アフトクラトルが弱体化して近界荒れても面倒だから、とっとと移住してくれると助かる』

 

 早よ決断しろと朝日が迫る。……だんだん可哀想になってきた。

 

「一旦持ち帰って検討したい」

 

 ビジネスマンの様な事を言い出すハイレインであった。領主4人で国を回しているため、独断で決められないのだ。

 

『いいよ。でも喧嘩売ってきたら……故郷が全部焼けるか、砂になるから。あ、船の制御返したし、兵器の映像データとコロニーの概要とかの情報はそっちに送ったから帰っていいよ。いい返事待ってる』

 

「了解した……」

 

 そう言い残すと、アフトクラトルの面々は帰っていった。

 

~~~

 

 ボーダー本部

 

「ふいー、トロッコ問題くんこんな感じでよかった?」

 

「うん、バッチリバッチリ。コロニー移住してくれると完璧だし、移住しなくてもこっちに手は出さないからほぼ最善、あ、追い討ちかけれる?」

 

「余裕でやれるよ」

 

「よし未来確定した。俺たちの完全勝利だ」

 

「やったー。高級な肉を上層部に奢らせようぜー」

 

 後ろで見ていた上層部の面々は思った、このバカに喧嘩売るのだけは止めようと。……正解である。

 

 同じく後ろで見ていた三輪は思った、流石は朝日さんだ!と。あの脅迫見てて何で憧れられるの?米屋うわぁって顔してるぞ。

 

 そして、同じく後ろで見ていた三雲は思った、……あの脅迫何かに使えないか?と、だからお前はクソゲーメガネなんだぞ。

 

~~~

 

 アフトクラトル遠征艇内

 

「……玄界の進歩も目覚ましいということですかな」

 

「そんなレベルじゃねーだろ!?猿だの何だの思ってたヤツ達が蓋開けたら巨人や竜の類いだったぞ!?なんならこっちが虫けらだわ!?」

 

 日本とかアメリカが文明レベルの低い異世界にトリップした時の異世界側みたいになっているアフトクラトルの面々である。

 

「戦ってすらないぞ当主」

 

「戦った所で戦いになるとも思わんからいい。……ここからが真の戦いだ」

 

 この後、アフトクラトルに帰還したハイレインは全力で他の領主を集め、手にしたデータを元に玄界の危険度とコロニー移住に関する会議を行った。

 

 結果、…マザートリガーの寿命もあり余り時間が無いアフトクラトルが出した決断はコロニーへの移住であった。わざわざ滅ぼさず移住を勧められた事が理由の一つ……後は

 

『ピポポポポポポポピポポポポポポポ』

 

 空に浮かぶピポポポポという音声がする巨大な兵器が明らかに玄界の物であったためだ。……えぐすぎる追い討ちである。

 

~~~

 

 数週間後、

 

「当面の間、こちらで世話になる事になったヒュースだ」

 

「ほっほっほ、ヴィザと申します。短い余生をこちらで過ごす事になるかもしれませんな」

 

 ……なんかオマケにとんでもないジジイがボーダー来た。あ、星の杖持って来てるってよ。あと、エネドラ来たけど秒で医務室行きになったってさ。そして、まだまだ続きます。




仮面ライダー1号的なのが孤独に戦う話とか、ウルトラマンとボーダーが協力して戦う話とか、近界に飛んでったターンAを回収しに行く話とか考えたのに、何故か出来たのがこれです。
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