Q.それはなんだ? A.○○です。   作:ものため

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A.約束された勝利の剣です。

 ボーダー上層部が集まる会議室……そこに、とある男が召集されていた。

 

「朝日隊員……」 

 

「はい」

 

 呼び出された者の名は朝日 昇。ボーダー所属のエンジニアだ。助手達もいる。

 

「訓練室に約束された勝利の剣が突き刺さっていると連絡が来た。……一応言っておくがエクスカリバーは突き刺さってる方じゃないぞ」

 

「知ってますけど、聖剣って抜きたくならないですか?」

 

「ならんわ!?」

 

 何をわけのわからない事をと鬼怒田が怒るが

 

「鬼怒田さん子供の頃に傘とか落ちてた木の枝を最強の剣みたいな事いって拾って遊んだことないの!?」

 

「それとこれとは話が違うだろ!?」

 

 朝日によくわからない反論をされた鬼怒田である。

 

「あの頃の思い出に突き動かされただけなのにッ!」

 

「この、何となく言いたい事がわかる現象って何なんだろうな?」

 

「一度は通る道だからじゃないか?」

 

 その道を確実に通っていそうな林藤と忍田である。

 

「太刀川なんて、エクスカリバーでアバンストラッシュして遊んでるというに……子供心を何処に置いて来たんですか」

 

「慶はなにやって…………。ッ!?あいつレポートの課題サボってるな!?」

 

 時間的に終わっていないと判断した忍田がキレる。勉学に関する信用度が底辺の太刀川である。

 

「というわけで日本語で書くと約束された勝利の剣です。これ初見でエクスカリバーって読むの無理ですよね」

 

「あの作品だいたいそうだろ」

 

 偽・螺旋剣でカラドボルグ ツーと読んだりする作品です。どう考えても読めんて。

 

「で、なんすけど、雨取に持たせたら凄かったけど、剣術習って無いんで微妙でした」

 

「ご、ごめんなさい」

 

 雨取妹が申し訳なさそうな顔をしている。

 

「大丈夫だよ千佳ちゃん。使った事の無いものを使わせようとしたバカと……。そもそもバカを止めれないクソゲーメガネが悪いのだから。空閑もどうにか止めんか」

 

「ぼく絶対悪くないですよね!?」

 

「朝日さんを止めれるわけないじゃん」

 

「まぁ、雨取に剣持たせてもってのは確かに」

 

 鬼怒田の発言に反論する助手たちと、それはそうと納得する朝日。

 

「先にプリズマ⭐アマトリかリリカルあまとりをするべきだったか」

 

「……そういや魔法少女トリガーあるし、スターライトブレイカーも出来るんだったな」

 

「仮面ライダーと元気玉のシステムの応用でどうこうって言ってたな……」

 

「ボーダーがコスプレ組織みたいになっていく……」

 

 割りとコスプレ組織というのは元からでは?と朝日は思ったが口には出さなかった。

 

~~~

【ハイレインの日常】

 

 朝日の作ったコロニーへの移住が完了したアフトクラトルは

 

「……コーヒーが美味い」

 

 思ったより豊かな暮らしをしていた。コロニー内の住宅街は朝日が住みやすさ第一に作っていたため、かなり快適なのである。オマケにマザートリガーと朝日の作ったシステムによりトリオンにかなりの余裕がある。

 

「…………」

 

 ボロ負けしたのに、こんな暮らしをしていいのだろうか?とハイレインは思う。

 

「玄界側からの要求は剣術の師範が出来る人材とトリガーホーン持ちの人材だった……」

 

 それ以外の要求が無いのが逆に不気味であった。……そいつら民間組織だから、一応は国のアフトクラトルにあまり口出ししたく無いだけなんすよ。

 

「ふむ……コーヒーが美味い」

 

 いったん落ち着くためにコーヒーを飲む。ハイレインはコーヒーを気に入っていた。分類的に嗜好品のため栽培の優先度が低い事を残念がる程である。

 

「…………」

 

 ハイレインはヴィザ翁を師範として、ヒュースとエネドラはトリガーホーンの研究のために出向させた。なお、エネドラのトリガーホーンは朝日により速攻で除去され、トリガーホーンからエネドラッドが作成されている事をハイレインはまだ知らないのであった。

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